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残り香

もう、1週間が過ぎようとしている。

名古屋公演が終わって少し経って、鮮明だったはずの記憶は朧げになっていく。嫌だ嫌だと足掻いても時間は待ってくれない。次の約束だってないのにどうやって生きていけばいいんだろうと、忙しない日々でふと考える。

それならば、と誰かが言った。
それならば、絶対に忘れないように書き残しておけばいいじゃない、と。3週間前の記憶は残ってないかもしれないけれど、ふわっとなら、書き残せるんじゃない、と。

だから「残り香」にした。
去った人が残した香りをどうにかして記憶しようと必死になる誰かのように、わたしは言葉で残そう。いまこの気持ちを、忘れないように。いつか振り返ったときに、ああそうだったと笑えるように。永遠なんてないのだから、せめて永遠を願ういまをここに残しておきたい。そうして書き始める。高尚なものは何ひとつ残せないけれど、どんな文章だってわたしの気持ちだから。

…あのすいませんがこの文章12000字を超える超大作になってしまったので駄文をダラダラと読める気概と時間のある人のみ読み進めてください。面白くないし感動もしないし奪われた時間に対する責任は取りません。


11/19


はじめてseventeenさんに会えた日。
はじめてみる13人はとても輝いていて、ドームの始まりにとても胸を高鳴らせているようだった。ひとりで参戦することがとても不安だったけど、前にいらっしゃったウォヌペンの方も1人で参戦していらして、しかもノリノリでそこにすごく助けられた。
ジャンプをしちゃダメの流れでスングァンさんが「ちょ〜〜っとでも床から足が離れちゃダメですからね!?警備の方がみんな見てらっしゃいますからね?!」って言った時の通訳さんとの息の合い方が尋常じゃなくて、あ〜この人が例の!通訳さんか!になった。
ずっと双眼鏡で推しをロックオンするつもりで行ったけど思っていたよりも揺れがひどくて早々に諦めた。ドギョムさんだと思って双眼鏡で追っていたらウォヌさんだったことが何回かあった。ウォヌソクめ。
それまでヒポチの曲はトラウマが一番好きで元々あんまりラップも聴かないし楽しめるのかな…と一番不安に思っていた部分だったんだけど杞憂だった。ガチ楽しい。あんなに楽しいと思わなかった。最後にスンチョルさんが「めっちゃいいな〜」て煽ってくれたのでまたもう一段ボルテージが上がった感じだった。
マンセ-レフライ-アジュナの流れでカラット棒をブンブン振る楽しさを知ってしまった日。あの3曲でしか得られない栄養って絶対あると思った。これ以降ノリたい欲に耐えられなくてキメキメのドギョムさんをロックオンしたいと思いながらカラット棒を振り続けた。結果ロックオンできたのオーラスだけ。クソウケる。
セトリが大幅に変わることは予想していたけど、まさかcheersが入ってくるとは思わなくて前奏の『ダン!!』ていう一音が聞こえた瞬間の盛り上がりが凄かった。悲鳴と歓声が入り混じったような、でも我慢しなきゃと感じるような。その音が聞こえた瞬間から鳥肌がすごくて、リダズのパフォを見て余計に鳥肌が立った。特にサビ前音が一瞬止まる瞬間にリダズのオーラみたいなものをブワーと感じてまた
そんなにたくさんのアーティストのLIVEに行ったことがあるわけではないけれど、ジャニーズからオタク人生をスタートさせて、アリーナもドームももう少し小さな箱も経験はしていたけれどここまで大きなステージでこんなに楽しかったと感じたのは初めてだった。それと同時に疲労感というか満足感というかも半端じゃなくて、いつもアイドルの言う「オフラインだと皆さんから受けるエネルギーの量がすごい」という言葉に納得がいった日だった。SEVENTEENさんからもらうエネルギーの量がすごい。だから公演中に疲れを感じることはなかったし、ずっと楽しかった。自分の体感的にアイドル側からエネルギーをもらったと感じるのは初めてのことで、その驚きもすごかった。こちらがエネルギーをもらえるほどエネルギーに満ち溢れているグループなんだと。

11/26


東京ドーム公演初日。
メンバーのご家族が多く来てらっしゃったようで、東京ドームという1番大きな舞台でより気合いの入った13人を見ることが出来た。
大阪2日目に歌ってくれたドギョムさんとウジさんの「115万キロのフィルム」を自分の耳で聴くことができて本当に嬉しかった日。この後ドギョムさんは名古屋でも歌ってくれて、反応が良かったのが嬉しかったのかわからないけど何度も聞くことが出来るとは思っても見なかったからとても嬉しかった。「115万キロのフィルム」は昔の推しを大好きだった気持ちを思い出す大切な曲だったけど、今は思い出すたびにたくさんのカラット棒を前にキラキラした目で綺麗な歌声を披露してくれたドギョムさんが浮かぶ。またこの曲が、大切になった。
95ズそれぞれの「にじゅきゅ!」を見られただけでもとても嬉しいことだったのに、ウォヌさんの「ひみちーじゅばーがー!」のおかわりが見られると思わなくってめちゃめちゃ興奮してしまった。
最後のメントでバーノンさんがスタッフさんのお話をされていたのが印象的だった。普段は冷静なスタッフさんたちも今日だけは浮き足立っていたって。それだけ「東京ドーム」という場所がSEVENTEENの皆さんにとっても、スタッフの皆さんにとっても特別な場所だという事実が日本人であるわたしには純粋に嬉しかった。
この日のミンギュ、ガチ美人やなと思った記憶があるんだけどなんでなのか全然わからないまま公演が終わった。終わった後Twitter見てたらカラコンつけてたらしくてだからだったのか…?になった。
あとこれは本当にビビり倒してTwitterでいの一番にツイートした気がするんだけど最後のメント中終始スングァンさんの方を向いて喋りかける、体が90°横を向いて完璧にスングァンさんの方を向いているバーノンさんを双眼鏡でのぞいている時に発見してしまって、ドギョムさんが見たいのに完全無防備な状態の時にソラブーをばちばちに浴びたもんだからそっからソラブーを双眼鏡でロックオンする妖怪になるしかなくなった。よすぎた、突然のソラブー。
ドギョムさんはメントでご両親とお散歩した時のエピソードを聞かせてくれた。お散歩していたらカラットたちが気づいてくれて、それでお父さんが自分の息子はこんなに有名になったのか!と肩が勇ましく上がったって。お母さんも喜んでくれたって。自分がそんなふうに両親の誇りになることができたのはカラットのおかげですと。そのエピソードを嬉しそうに話してくれるドギョムさんは本当に輝いていて、ここまで輝かせてきたのは自分ではないしきっとわたしからみて輝かせてきた側の方達もドギョムさん自身の努力だと言うんだろうけれど、折に触れてこの景色をドギョムさんが思い出すことがあった時に、輝いているカラット棒を振っていられたこと、そのタイミングで出会えたことは本当に幸せだなあと感じた瞬間だった。

11/27


東京ドーム公演2日目。
オンライン配信もあって、メンバーの遠くまで、画面の向こうまでと気遣うこころがあったかかった日。
天井だった分全体を俯瞰して見ることができて、Shadow-Crushの間に腕の影響で度々1人でダンスするメンバーたちから抜けるジョンハンさんがメンステのムービングステージに1人立っている姿に気づけた。斜めになっているそのてっぺんに立つ姿は圧巻で、その堂々たる姿が本当に王様みたいで鳥肌がたった。
あと舞花。当てることのできた席は注釈席も多かったから天井から綺麗な形を見られるのはこの日だけで、その分きちんと見なければ、記憶しなければと気合を入れてみた回でもあった。まず最初の陣形になって花開く瞬間が本当に綺麗で。「この曲は2020年のドムツのために準備された曲だ」というのを何度も聴いていたから上から見る舞花はどんなに綺麗か…と思っていたし期待していたのに見せてもらったのは想像以上のものだった。人から、こんなに綺麗な花が咲くなんて。特に好きだったのはラスサビに入る瞬間のジュンくんのパート。1人芽を咲かせるジュンくんに対し、12人が送り出す花になって腕を花びらにして揺れる瞬間が全体を見ていて本当に美しかった。群舞とは、こういうものなのかと肌で感じて鳥肌が止まらなかった。13人が13人であることの意味がすごく込められたステージを見させてもらったと感じた。
ウォヌさんの「あいのちから」での台詞がこの日だけは「今日は、夢の東京ドームを叶えた僕たちの記念日だ」に変わっていた。この後名古屋で台詞が変わることはなく、6公演あった中でこの日だけのセリフだった。どなたかが公演後、「今日は配信もあったから配信を見ているCARATとも共有できるように、あえて2日目の今日を選んだんじゃないか」と呟いていて、なんて素敵なひとだ、グループだと思った。もちろんこの公演に入ったCARATたちみんな特別だったなあと感じられるし、今日入ることはできなかったけど夢を共有してきたCARATにも叶った喜びを分かち合うことが出来る。SEVENTEENさんはファンと同じ夢を共有してくれるんだなと思ったけれど、その夢が叶った瞬間をも共有してくれているだなんて。ここまで大きなステージを披露してくれるグループなのに、親近感を覚えて応援しようと考えられる理由のひとつなのかもしれない。

12/03


ナゴヤドーム公演初日。
ひつまぶしを食べに行ったら多くの人に会えなくて残念だったけど、前日にひつまぶしを食べて元気いっぱいなドギョムさんとお揃いで嬉しかった日。初めて公演中に生放送の中継を経験して、不思議な興奮で冷めやまなかった日。
どのファンも初めてだったのかな?なぜか珍しく公演が巻き巻き(それでもしっかり3時間はやった)で一旦休憩に入った時はみんなこの後どう進んでいくんだろう?という雰囲気でざわざわしていて、浮き足立っている様子だった。その中で義堂さんが登場した時の盛り上がりといったらもう。直前まで推しを見ていたとは思えないまた別の興奮でみんな「きゃ〜!」「うわぁ〜〜!」となっていた。「櫻井さんも中継で登場しますからね〜」と義堂さんがおっしゃった時のざわめきもすごかった。さすがオタク。
公演の最中の中継というのはもしかしたらメンバーも初めての体験だったのかもしれない。ホシくんが突然登場して、当然お手洗いに席を立っていた方も多かったから全てが異様な雰囲気だった。会場は公演中の雰囲気を持ったまま休憩に入っているし、その中でお手洗いに行かれている方も当然いるし、なぜかホシくんはインスタ用の写真を撮ったりステージに座り込んでファンとコミュニケーションを取ったりしているし。「退屈だから出てきちゃいました」と語ったホシくんは至って自然体で、きっとそんなことを体験したことなんてほとんどないわたしたちはオロオロするしかなくて。色々な「特別」を残してくれることが本当にありがたかった。
その後、クプスさんが登場して「スタッフさんに回収してこいと言われた」とホシくんを回収していく様子は本当に子供を迎えにきたお父さんみたいで、大人しく手を繋がれて回収されるホシくんは小さな子供みたいだった。ひとつしか違わないのに、どうしてこんなに…と思っていたらニコニコノリノリのミンハオさんにやられましたけど。絶対ホシくんが羨ましくて出てきたでしょ。一度はクプスさんの手を振り払ってまで愛嬌をする様子はこれまた駄々をこねる小さな男の子で、最終的にフードを掴まれ回収されていく最後までカメラに向かって愛嬌をしていて本当に愛らしかった。
それまでどの公演に入っても自分が泣くべきではないと感じるためなのかわからないけど泣くことを我慢できていたのにこの日の「あいのちから」がどうにも刺さってしょうがなくて、ポロポロ涙をこぼしてしまった。ずっと思っていたことだけど、出だしの「これは、白い雪が降っていた日の 僕たちの物語だ」を笑顔で言ってくれるウォヌさんは少し、きっとほんの少しなんだろうけど一歩前に進み出しているんだろうなと感じさせるし、寒い冬を春に進めようと、自分自身を強くしようとしているんだろうなと感じさせる。「凍えながら 咲く心の温もりで 僕らは強くなる」という歌詞も凄く好きで、寒さに凍えながらも強くなろうともがくことは間違いではないんだ、きっとそのうち春が訪れてわたしも強くなれるんだ、そう考えて涙が溢れた。特記するほどの辛いことがあったわけではないけれど、少しずつ、色々なものが積み重なっていたのだと思う。ウォヌさんは「とても遅い歩み」だとウィバースで語っていたけれど、すっきりとした顔で笑うウォヌさんは確実に一歩、進んでいると感じさせた。
ドギョムさんの「踏み出すのが怖い世界だけど 大丈夫だから 今 手と手を繋ごう」という歌詞が本当に好きで、このパートをドギョムさんに歌ってもらえるからきっと大丈夫と思える。一歩踏み出してみようと思える。そんな力をこの歌詞は、歌うドギョムさんは、持っている。

12/04


日本ドームツアーオーラス。
ここまで一緒に駆け抜けられたことが本当に嬉しくて、同時に来るなくるなと思っていた日。この日が始まったら次の約束はもうないし、どうやって生きていけばいいんだろうと思って入った日。
次の約束をくれるのかなと思ったけれどそんなに現実は甘くなかった。
でもなんか、何人かのメンバーはもう「次」の方向に向いていて、ああこの人たちを信じてついていけば大丈夫だと感じた公演でもあった。特にクプスさんのメントとミンギュの明るさが印象的でこのグループはこうやって前に一歩ずつ進んできたのかもしれないとも思った。
スタジアムについても言及しなくちゃいけませんねって。それが私たちに与えられるのはもう少しになりそうな雰囲気だったけど、クプスさんの口調が実際にお話が来ているんだなという感じだった。そうふんわり確信を持たせてくれるのがとても優しいなと思った。どれだけこちらが「次の約束」が欲しいかきっと知っているから。
ガラガラになった声でドギョムさんは一生懸命メントをしてくれた。最後に「カラットが一番です!一番綺麗です!一番可愛いです!」と照れの入った表情で伝えてくれるドギョムさんが本当に大好きで、これ以上好きになってどうするんだと毎回思っているのにまた、好きが深くなってしまった。通訳してくださる方(新人さんでしょうか)が言葉が飛んでしまって余白ができてしまった時に驚いた表情で「おわりですか?」ときき、「まってください〜」に「はい〜〜」と返したのにすぐに続きのメントを話し始めてしまったドギョムさん、最終的にずっといらっしゃる通訳さんが最初から全部訳し直してくださった時にあまりの長さに途中で気がついてオロオロし出して「すいませぇ〜〜〜ん!!!」と謝っていたけれどコントかと思いました。ドギョムさんは自分のメントが長かったときっと反省してしまっただろうしこういったことがないといいとおっしゃっていた方も多かったしわたしもそう思ったけれど、あまりに愛おしかったです。面白さも優しさも深い配慮もそして大きな大きなファンに対する愛情も、わたしが大好きなあなたが全部詰まっていました。ありがとう。

スンチョルさん


思っていたよりずっと儚くて脆そうなその中に強さを持った人なんだと思った。実際に拝見するまで「統括リーダー」の言葉がより強くフィルターとしてかかっていて、みんなを支える印象がとても強くあった。実際に拝見するともちろん強さも見て取れるしみんなを支えている印象に変わりはなかったんだけどメントの言葉ひとつ、ゆっくり時間をかけてふさわしい言葉を探している姿がとても印象的だった。そこにとても不安げというか、ファンの反応を気にしているような表情があった気がして。

ジョンハンさん


東京あたりから最後のメントで「これから、僕がもっともっと頑張るので」と言っていたのが印象的だった。この人はきっと、そうしてこの自分へ向けられる大きな好意と真剣に向き合ってきたんだろうなと感じた。元々、日本語担当のメンバーではなかったのに自分の日本人気を自覚して日本語の勉強を始めたと聞いたことがあった。発音も上手いし、メンバーにも頼りにされているし、カンペだってほとんど見ない。これだけに至るまでにどれだけの努力をしたことだろう。1人で頑張りすぎないでと思う反面、日本人がいないグループでもあるから、頑張ってくれて、頑張ると宣言をしてくれて、本当にありがたいなと思った。
意外とMC中におしゃべりに参加せずに見守っている印象だったのも驚いたことの一つ。セブチさんがすぐにギャグというかコントをし出すからかもしれないけど。

ジョシュアさん


この人、生でみるとこんな面白いのな❓愛嬌だって進んでやるし、ワールドの大喜利にだって参加するし、他のメンバーがウケるといいな…羨ましい…するし。色々なことに貪欲な姿勢が本当に素敵。あと19日のメント中、中止になって本当に残念だったけど、3年ぶりにドームツアーをできるようになって嬉しいですと語ったその目が潤んでいたのがとても印象的だった。セブチさんみんなそうだけど、日本人ではない彼らがこれだけ日本でやる「ドーム公演」というものに感慨を覚えているということが本当に嬉しくて、わたしまで泣きそうになってしまった。
個人的にはドギョムさんと沢山絡んでくれるのが本当に好きで、
あと自分のルーツが新潟にもあるので、大阪初日の自己紹介でおまかせで寿司に合わせて日本酒が出て、その中で「雪男」という日本酒がいたく気に入ったので名乗ってくれたというのがとても嬉しかった。母親にその話をしたら蔵元の子は同級生だったらしい。世界狭すぎ。田舎怖い。アメリカ人のKPOPアイドルのおかげで活性化する日本の田舎。異色のコラボすぎる。おまかせに感謝。

ジュンくん


毎回応援を必要としてくれているのがだんだんとこちらにエネルギーをくれようと「がんばってーー!!」をくれるのがとても楽しみだった。あとやりたい放題にやって散らかりがちな_WORLDの前振りの「ひみちゅ」を最後にいつもジュンくんが綺麗に回収していくのが公演を追うごとに楽しみになって、今回はどんなふうに回収していってくれるのかな〜と期待していた。ジュンくんって意外と何事にも貪欲なイメージがあって、というかそれしかなくて。あの頃は歓声が出せなかった中で、色々な形でこちらにエンターテイメントを提供して楽しませてくれようとしてくれるその心が暖かいなと思った。

ホシくん


ホシくんってこんなに喋るんだ、と思ったのが最初の感想。思った通りに顔は小せえし足は長えしダンスはうめえしなんかもちもちしてそうでしてねえし。大阪でにこにこにこにこしてるホシくんが、東京では気合い入りまくりの虎になって、名古屋では全ての瞬間を焼き付けるかのように口をぽけーとあけてカラット棒によって生まれた幾多の光を見つめていたのが本当に綺麗だった。

ウォヌさん


19日の「ひみちーじゅバーガー❗️」から始まり、「かちゅかちゅみそかちゅ‼️」も見させてもらえて終わりには「月が綺麗ですね」まで。楽しそうに過ごしているのをみるのが、というか笑顔を見るのが好きなメンバーの1人だからいいようにイジられてたはー❗️てやってるの見るの本当に嬉しくて楽しかった。ありがとうございます。
あいのちからで1番初めのセリフに、何度泣かされかけたか。カメラを見ながら笑顔で後ろのステージへと歩くウォヌさんは、もうすでに前を向いて歩き出しているのだと、きっと強さと悲しみを持って、寒い冬の先のしあわせを掴もうとしているのだと、そう思った。

ウジさん


ウジさんがアイドルをしてくれている世界線、ガチで奇跡だなとずっと思ってたんだけどSEVENTEENさんだからその奇跡、実現したんだなと思った。
ウジさんがアイドルという職業を選んだこと、この頃は少し疑問に思うこともありました。「アイドル」としてのウジさんよりも、「プロデューサー」としてのウジさんを感じる機会が多かったからなのかな、BE THE SUN in Japanのあと、ケレン、LOVE、そしてFOLLOWを通して、特にケレンで、アイドルとしてのウジさんと初めて対面できた気がした。KSPO DOMEで母国語で語られる言葉はすごく重くて、でもその分等身大のウジさんだったのかもしれない、と思う。記憶力が鳥なのでどの言葉が、とかは覚えていないのだけれど純粋にSEVENTEENのメンバーのウジさんが、アイドルという職業を選んで12人の仲間と一緒にこれまで走ってきたんだな、と肌で感じるものが多くあったのだと思う。
ホシくんとかをよく、「アイドルになるために生まれてきた人」だという人は多いけれど。わたしから言わせればウジさんもまた、「アイドルになるために生まれてきた人」だと思う。(2023/09/30追記)

ミンハオさん

ハオさんのこと、正直にいうとあんまり記憶にない。(ごめんなさい)ドリドリジェムジェムをやらされてかなりしっかり恥ずかしがっている姿を覚えているし、「ひみちゅ」の時も無茶振りされてかなり困っていたような記憶がある。毎回、中国人であって自身が中国人であることに誇りのあるであろうハオさんが、最後のメントを日本語で読んでくれることに感謝しないとなあ、と思う。もちろん同様のことはジュンくんにもシュアさんにもね、言えるんだけど。母国語が韓国語ではない中で日本でコンサートをして、その中でハングルで書かれた日本語を(そういえばシュアさんのメントはローマ字だったね)読み上げてくれる、そのこと自体がすごくありがたい。いま少し思い出したんだけど、メントでハオさんがずっとこれからも、的な趣旨の言葉を出していたことがすごく印象的だった。わたしのぽわっとしたハオさんのイメージは決して未来を約束はしない、わたしたちを拘束しない、というものだったから。あれこれはケレンでの話だったかなあ。そんなイメージにあったハオさんから未来を語られることがあるとは思ってもみなくて、とても驚いた。未来への確信が彼には今あるんだ、ということが嬉しかった記憶がある。(2023/09/30追記)

ミンギュ


ミンギュだけミンギュでごめんなさい。ミンギュはセブチさんを知る前から唯一知っていた存在で(名前だけ)当時からキムミンギュと呼ばれていたのでわたしの記憶ではあなたは最初から、ミンギュなのです。
本当に賢くて優しくて、強い人なのだなと感じた。一瞬一瞬のフォローであったり、こちらにくれる言葉であったり、すべてに配慮が行き届いている人。端から端まで走り回って手を振って、そして小さな公演場から始まった僕たちの物語がこんな大きなところまでやってきました、とどこからのファンも置いていかない人。ホシくんが「PLEDISのスタッフの皆さん」と言えば、すかさず「そしてHYBEのスタッフの皆さん」と付け加える。大きな愛と、配慮にあふれた人。

スングァンさん


なんっっっっっっってかわいいんだこの人…!が最初の感想。スクリーンに映るたびに、というかパフォ中はどうしても推しロックオンになるからあんまり他のメンバーを見れていないんだけど、口を開こうと映るたびに、周囲から漏れ出る「かわいい…」に全力で頷くしかなかった。何がそんなにあの方を可愛くたらしめているのかわたしには分かりかねるけど、めちゃくちゃ魅力に溢れる人だなと感じる。メンバーがこぞって喋り出す中で次行こう!と言ってくれたり、はたまた自分が喋ってもあまり伝わってなくて今日はあんまりウケなかった…とちょっと凹んでみせたり。一挙一動全てが愛らしくて、そらヒョンもでれでれになる。バーノンさんも全身でスングァンさんを浴びようとするわ。

バーノンさん

なんか思ってたより感情がしっかり見える印象だった。何を考えているかが、とかではなくて、感情が。楽しい時の体力の無限感はミンギュに負けず劣らずな部分があるのでは?と思うし、真面目にステージの端っこから端っこまで歩いて手をふりふりしていてくれた印象。自分のファンを探すのが上手だし、自分のファンを見つけてファンサする時のニカッ!とした笑顔はなかなか少年感を感じさせた。四角いお口で笑うじゃないですか、バーノンさんは、そこがまたギャップなのかもなあ、と思ったりもした。
あと表情が絶妙だなと随所で感じた。どこで感じたかははいスミマセンもう覚えていないんですけど、ご自身のパートの時と、あとそう、トロッコの時。いつも見る表情より少し上がった口角にひどく安心したのを思い出した。(2023/09/30追記)

ディノさん


ディノさんってすごいのね、いや知ってたけど、ダンスめちゃくちゃ上手いのに歌まで上手で出来る限り日本語で話そうとしてくれて。自分の言葉で挨拶をしようと努力してくれて。12人のヒョンからの無茶振りにも難なく応えて笑いをさらっていって。うわあ、黄金マンネとはこのことだ、と思ったのであります。MC中に突然出る日本オリ曲の話でその曲を歌い出してくれるのって大体ディノさん。わたしはドムツで24Hを聴くのを本当に楽しみにしていたんだけど、まさかのセトリ落ち、そして19日のどのオリ曲が好きですか〜のアンケートでは候補にも出ないの。ええ〜⁉️と思ってたら12/4、カラットたちのバウンスを寝転がって感じよう!って流れになった時にちょっとだけ歌ってくれたの、多分ディノさんですよね?その節は大変ありがとうございました。おかげで亡霊にならずにすみました。めちゃくちゃ聴きたかったけどね!!

ドギョムさん


ドギョムさん、これを書いている今はもう、ドームツアーが終わって4ヶ月が経ちました。今日は、ミンギュのお誕生日です。ドギョムさんのお誕生日も過ぎてしまったし、ケレンもあったし、日本ではこれからペンミがあるし。4ヶ月前に感じた、noteに書き残せるほどの溢れる気持ち、全部はもう、思い出せません。私にも自分の生活があるし、まあまあ、忙しくしてるし。

↑ここまで書いたのに書き上げなかったのはなんでなんだろう。まあいいか。ドギョムさん、ビーサンの思い出はだいぶ薄れてしまって読み返しているとああそうだったそんなこともあったなあ、と思うんだけどね、はじめてあなたに会えた日のことは今でもしっかり思い出せるんです。大好きなあなたに会えて感動したし泣いちゃったしもっと好きになったし、どんどん更新されて困ったものです。もう思い出せることは少ないけれど、ビーサンで好きだったあなたの話をしようかな。

メクヘンのあなたがキラキラした目でステージの端まで行って、無数の光を見上げるその姿が好きでした。自分はこのひとを輝かせている一部分なんだと自覚して涙が出ました。
マンセであなたに落ちたその歌詞をイケイケに歌い上げるその姿が好きでした。「みんないっしょに!」の両手ふりふりタイムの後に、よくできましたと言わんばかりのニヤリ顔をしながら最後の高音パートに入るその姿がかっこよくていつもギュンギュンしてました。
shadowでモニターに映り込んだ瞬間がマジのマジでかっこよくていつも双眼鏡ロックオン→ドギョムさんのパートでモニター見る、をしていたのにshadowだけはサビで大体モニター見てた気がする。確か。(朧げな記憶)

なんか書いてたら永遠に書けそうなので自重しよう。
ドギョムさんに出会えたおかげでたくさん新しい友達も出来て、昔のお友達ともまた繋がることができて、ドギョムさんのおかげで見ることのできた新しい景色っていうものは本当にたくさんあると思うんです。だからいつもあなたに出会えたことそのものに感謝しているし、きっとこれから先何があっても、万が一あなたから離れることになったとしても感謝の念は忘れないと思うし忘れたくないと思ってる。素敵なアイドルで居続けてくれているドギョムさんに初めて会いにいくことができたのがビーサンで本当に良かったな。2022年のドギョムさん、たくさんの思い出をありがとうございました。2023年、残り少しだけどまだまだたくさんの思い出を作ろうね、約束ですよ。いつもありがとうございます、これからもどうぞ、よろしくお願いします。

おわりに

これを書き始めたのは冒頭にある通り、名古屋公演が終わってすぐ、確かAAAが終わった頃だったはず。自分が感じたことを、忘れる前に文字にしなくちゃと思ったんだと思うんだけど、ご覧の通り膨大になってしまった。現時点で11570字、卒論一章分はある。まじか、自分にドン引きである。
書き上げないまま季節が過ぎてもうすでに今年のツアーは幕開け済みである。久しぶりにnoteを開いたらこれが鎮座していて、こんなに情報量のあるもの、なかなか書いた経験がなかったからそのままにしておくのは当時のわたしが少しかわいそうだなと思った。かなりの熱量をもって書いていたんだと思う、その日ごとのレポから気合いを感じるから。
まあそんなこんなで全くもって「残り香」ではなくなってしまったのだけれど、13人をこの公演で初めて拝見して感じたことをひっそりとネットの海に投げておこうと思う。
もしここまで読んでくださった物好きがいたらありがとう、変態だね?っていうと思う。嘘ですすみませんありがとうございます大好きです。

あ〜10月のカムバ楽しみだな〜〜11月からのツアー楽しみだな〜!!

おわり

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