あなたへの「どうか」を
だいすきだった人の誕生日に、この題で祈りに近い文章を出した。
そのとき、わたしは彼のことが大好きだったけど同時にずっと不安で、表情にあまり感情が出ない彼の、その裏側を想像してしまって、力を抜いて欲しいなとずっと思っていた。
その彼が、先日、コンサートで泣いたという。あの時から考えたらあり得ないことだと思う。そのことを知った時、1番に「よかった 泣けるようになったのか」と思った。彼が泣かないのはきっと、半分は意地だろうと私は思っていたから。
わたしが彼のことを推すと決めたのは