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アウトプットスキルを加速させる越境学習のススメ

【Mentor Ver.】TechTrain Advent Calendar 2019 
8日目の記事として書いております。

自己紹介

はじめまして。小林大介です。googleで検索すると同姓同名がとにかく多い名前なのが特徴です。
経歴としては、新卒で渋谷のITベンチャーに入社し、地方のエンジニア学生に交通費を支給してイケてるベンチャーとマッチングするサービスの立ち上げ、運営をしていました。

現在は株式会社フクスケという、従業員の副業をホワイト副業化する企業向け副業リスク管理クラウドサービスを運営してます。

起業当初若手エンジニアの登竜門ハッカソンHackBowlの運営制作をお手伝いしており、今回はそんな中で感じた越境学習の活用とアウトプット学習に関する気づきをまとめました。

①イケてるエンジニアはアウトプット環境に身を置き続ける

ハッカソン開発当初のメンターへのヒアリングで、メンター達が初学習者とのメンタリングで内で共通する1つの重たい課題がありました。

アウトプットに対する重要性と難易度ギャップ

エンジニアを目指す初学習者の多くがインプットまではスムーズに行くが、アウトプットになると急に悩むケースがあり「その技術を使って何をしたいのか?」に答えられない。

特に将来の不安、就活のため、など外部環境理由からエンジニアになる事を目的の入口にしていると作りたいものが思い浮かばずアウトプット難になりやすいです。

一方TechTrainを手伝うメンターは習慣的にプロアクティブにアウトプットを楽しみ、アウトプット機会をもとめメンターを引き受ける方が多く、TechTrain外でも勉強会登壇、執筆など積極的に自身のスキルアップ向上戦略としてアウトプットする場を利用していました。

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TechTrain最大のウリはイケてる現役メンターに出会える事

上記の背景からHackBowlBootCampではラーニングピラミットをもちいて、メンター、メンティー双方が初学習者がつまずく最初のアウトプットの壁を意識してもらい、既に壁を乗り越えアウトプットを楽しむレベルまで昇華してる先輩エンジニアとはじめての山登り(アウトプット)を体験してもらうコンテンツを作成してもらいました。

結果は下記のように初学習者にとって本質的な自走力を意識できる機会になったようです。

参加者の感想

②3方良しの自立型マネージャー研修だった

上記のブログを読んでTechTrainのエンジニアメンター達は副業ながら、副業以上のとてつもなく価値ある事をしていると私個人は考えています。(参加者もメンターも許可した本業先もリスペクト)

世の中では、初学習者とプロエンジニアが出会う機会はまだまだまだ少なく私が過去開催していた採用目的のマッチングイベントや人事が選考済みのインターンシップでの出会いが主流です。

メンターも社内にいると基本優秀な学生とだけ合う事が多くなってしまいます。
参加したメンターは「選考を通過してインターンに来ている学生が当たり前になっていた」と会社内外とのギャップの気づきを得るメンターもいました。
1部のメンターにとっては新人育成研修を自ら作成して新人に自走してもらうというマネージャー向けの短期マネジメント研修になりました。

③TechTrainのような白副業会社がふえてほしい

TechTrainはU30の若手エンジニアを増やすのをミッションに掲げるエンジニア人材不足という大きな社会課題を解決する三方良しビジネスです。

ここで手伝うメンターたちにとってもメンターの所属企業にとっても良いサイクルが産まれる事業だと考えています。

TechTrainのように人材流動性を利用した白副業(闇副業、伏業の逆)活用で事業が進むビジネスは政府の推奨する副業によるオープンイノベーションの参考事例に近く今後も徐々に増えていきます。

ぜひ社内に優秀なエンジニアを抱える会社はマネージャー育成の一環としても有効な機会なのでメンターをおすすめしてはいかがでしょうか?

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