どうもです。

ポケモンカードにはまず最初に「どのたねポケモンでスタートするか」という運要素があります。
自分はこの要素を排除できるデッキがめちゃくちゃ好きなんですよね。この要素を限りなく排除する方法として、入れ替えカードをたくさん採用したり、単体性能が高いたねポケモンを多く採用したりなどの方法がありますが、1番簡単なのはたねポケモンの種類を1種類にすることです。

自身で考えたデッキだとこの様なデッキタイプ。過去の最強デッキの名前を借りるならばニンフィア単やハッサム単などもそうです。

また、このいわゆる「単構築」は採用ポケモンの少なさからできることが限られていますが、逆に言うとそのポケモンの強みを存分に発揮できる構築になります。そして、ポケモンの枚数を採用しない分デッキ構築の多くの枠をトレーナーズに使うこともできるため、さらにそのポケモンの強みを十分に生かすことができるのです。

と、いうわけで今回のメインポケモンはこちら。

テツノイバラexですね。
特性イニシャライズによりれんごくしはい、アッセンブルスター、そくせきじゅうでん、かくしふだ、その他諸々を止めることができます。そして、たねポケモンを１種類に限定している関係で基本的にそれらの特性はゲーム中常に使えません。ルギアと対面すると９割近く勝てて、リザードンexのメインエンジンであるれんごくしはいとそくせきじゅうでんを止めることで有利に立ち回れるだけでこのデッキは強い。
また、頂きへの雪道がなくなったことでしばらく特性が使い放題でしたが、不意に特性ロックをされると人のプレイングは歪みます。ゆえに、相手のミスから勝ちを拾うことをより積極的に狙うことができます。
あと、こういうシンプル構築ってカビゴンLOみたいなコントロールデッキに対して楽できるのいいですよね。対策いれてないと100%負けますけど、対策いれてるのでかなりの有利が取れます。

一応、ここに記した思考を2人に共有してたんですけど、シティリーグで2人合わせて９戦で３戦未来テツノカイナと当たりルギアとは１戦も当たりませんでした。何で？

ちなみに、このデッキはイバラ単ではなく正確にはイバラタンと名乗っています。単ではないので。

では、本題に入っていきましょう。

1.デッキコンセプト

・イニシャライズによる特性妨害
・クラッシュハンマーによるエネルギー妨害
・サポートによる手札妨害
この3種類の理不尽妨害を押し付け、このうち２つの妨害が有効であれば有利が取れるだろうという認識。
こちらは初ターンのペパーで盤面がほぼ完成するので妨害に徹せられる。

１つ確認したいが、このデッキは耐久デッキではない。いや、耐久デッキ（HPをあげるポケモンの道具やボタンを複数枚採用する組み方）も可能であると認識しているがそういう方向性では組んでない。
このデッキは「相手の動きが鈍い間に、より盤面を崩壊させサイド6-0での勝利を目指すこと」が基本コンセプトである。
ここの差を認識するためにエーススペック枠を確認すると良い。プライムキャッチャー>アンフェアスタンプ>ヒーローマントの順でより前のめりに構築がされているだろう。

2.デッキレシピと採用理由