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銅板レリーフ・リベンジャーズ②

前回👇の続きです。

結構時間かかったので、
今回は燻し工程前までをレポートします。

⑥押し出し(続き)

前回めんどくさかった押し出し工程を楽にできないか、使えそうな道具を見繕って色々試してみました。

結果…ボールペンと箸(木製)が一番使いやすい!

スプーンやバターナイフは力入れやすいけど、滑りが良くなく、滑らかな曲線が押し出しにくい。

プラスチックのヘラは途中から使わなくなった。

ちなみに木箸を使うなら硬いやつがいいです。
息子が幼い頃に使ってた箸は、材質が柔らかい木だったので、使っていく内に先端が潰れてしまった。

裏からボールペンで軽く押し出すと、次に箸で強く押し出す際のガイドにもなるので、失敗が減らせます。

ひたすら頑張って押し出した直後

ちなみに一箇所、やり過ぎて穴空いてます。
どこか分かるかな?
(正解は完成編で)

⑦整形

押し出しただけだと、銅板が全体的に沿ってます。

中央が膨らんでるのが分かりますかね?

このままだとメリハリがなくてカッコ悪い。
そこで、平坦な板に表が上になるよう銅板を起き。
平らにしたい部分を押し出したラインの外側に沿って、平らなヘラで押しつけて整形します。

ここで注意点。
反りを直すと、押し出した部分が👇みたいに
変形します。

ジャックの肩が凹むように変形してしまった

押し出し過ぎると、こういう風に変形しやすくなるので、立体感出したくてもほどほどに。

変形したら再び裏返して、変形部分だけを少し強めに押し出してクセをつけます。
整形とクセ付けを繰り返すとバランスが取れますが、どうしようも無い場合は無理に全部真っ平らにするのは諦めましょう。

⑧背景作り

最初は燻す時に微妙に模様がつけばいいやとおもってたんですが…
なんか寂しい。
ジャックのイメージに合うよう、急遽イバラを書き足しました。

整形した後、マジックで適当に背景追加。

表から線に沿って跡を付ける。
これはボールペンよりバターナイフの方がやりやすい。

本当はトゲも細かくつけようと思ったんですが…
めんどくさかった なんかカッコ悪かったんで、
適当に点押しして完了。

マジックはアルコールで拭けば簡単に消せます。

⑨土台貼り付け

燻しと貼り付け、どっちを先にするか迷ったんですが…

燻しを先にすると、貼り付けの際に擦るので、燻しが削られるのが怖い。

貼り付けを先にすると、後で洗浄の際に土台との隙間に水が入る心配もあるんですが…
まあこれは洗浄を気をつけりゃいいやと。

土台には買っておいた額に付属のアクリル板を使いました。
まず両面テープを土台板に隙間なく貼ります。

☝️は安くて良かったんですが、もっと強力な方がいいかも。
多少は反りを整形してるとは言え、銅板が反りを維持しようとするので、粘着力が弱いと綺麗に平らに張りつきません。

ここも⑦と同じで、ヘラで丁寧に平らな部分を押し付けていきます。

だいぶそれっぽくなってきた!

ただここで失敗もしました。
ジャックの肩が片方凹んでしまった!😭
こうならないように⑦で何回も試してクセつけてたんですけどねえ。

土台に貼り付けてしまうと裏から押し出してやり直しが出来ないので、⑦は大事です。

粘着テープか吸盤で凹みを引き出したいけど…
やってみたところ、無理だったので諦める。

試しに額に入れてみます。

燻す前だけど既にカッコいい!

今回はここまで!
次回こそ完成編です。


ちなみに余った銅板ですが、
息子が見事に兜にしてくれました😆

息子の試作品。実際にはあと二つある。


私は一個だけアドバイスしただけで、
後は関与せず。
全部自分で考えてやってこの出来なのですごいすごい!

息子の発想と成長が嬉しくてなりません♪(親バカ✌️)

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