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【東京の銭湯】45.松の湯(新宿5)圧倒的湯量!

今回紹介するのは新宿の落合駅から徒歩1分の銭湯「松の湯

前回の記事の44ヶ所目に紹介した「三の輪湯」から歩いて5分ほどの場所にあるこちらの銭湯。

(前回の記事はこちら。44ヶ所を淡々と紹介してます。)

マンションの2階にある「三の輪湯」
一見普通だけど、浴室に入った瞬間一目惚れしてしまうほどの魅力がギチギチに詰まった銭湯です。

雑な図

まず目に飛び込んでくるのは圧倒的な湯量!
上下二段になっている浴槽があり、勢いよく上から下へとひっきりなしにお湯が流れ落ちてくる。
こういう自分の家では絶対にありえない光景を何気ない銭湯で見ると条件反射的にテンションが上がってしまう。

上段があつめの湯で、下段がぬるめのお湯

下段側にはジェットバスがあり、パイプの枕もキンキンに冷えてて気持ちいい。
上から落ちてくる水の音も心地よい。

その隣には薬湯があり、日替わりでお湯が変わる。日によっては漢方の湯もあるらしい。
この日はシークワーサー湯。

上段側に行くと、その奥にカーテンで仕切られた謎の空間がある。
そのカーテンをめくると「唄背湯」と名付けられた、豪快な「打たせ湯」がある。
叩きつけるように出るお湯の”バリバリバリバリ”と豪快な音から「骨を砕いてやるぞ!」という気合で溢れていて、肩こりに効きそうな信頼感がある。
実際に、かなり強烈な水圧が肩にかかる。

男湯側にはサウナの残骸がある。現在は稼働していない。
サウナがあったということは、当然水風呂もある訳で、そちらは現在も水を張っている。

水風呂は壁で仕切られていて、穴が開いている。その穴をくぐるようにして入る形になる。
壁には貝殻を貼り付けられていて、なんとなく海を潜るような、不思議な雰囲気が味わえる。
水はまろやかで、熱湯との相性もばっちり。
雰囲気と相まってしばらくこの水風呂を楽しみたいという気持ちにさせてくれる。

施設自体広いわけでもないのに、これだけ他の銭湯では見ないような工夫があると自然と好きになってしまう。

こんな自分の予想を超えて、虜にさせてくれる銭湯に出会いたくて都内をぐるぐると巡っています。

隣接するコインランドリーの看板。手書き、かわいい。

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