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【東京の銭湯】をちょうど"44ヶ所"巡ったので淡々と紹介します。

こんにちは。

タイトルの通り、東京都にある銭湯をちょうど44ヶ所巡りました。
「ちょうど」とは?どういうことかと言うと、東京都浴場組合が配信している「東京の銭湯(iOS / Android)」というアプリがあり、その中にスタンプラリーがあります。

このスタンプラリーは都内で東京都浴場組合に加入している銭湯にいくとスタンプがもらえます。

また、いくつかゴールが設けられており、達成すると認定書がもらえます。

最初が26ヶ所目、26で(風呂)ですね。

北陸の聖地「スパ・アルプス」をコピーしたカービィは、良質な水を提供してくれます。

その次が88ヶ所目、お遍路と同じですね。
で、その半分ということでちょうど44ヶ所って訳ですね。

銭湯巡りは銭湯の違いを楽しむのはもちろん、まず訪れることはないだろうというその土地を巡る楽しさもあり、そこにスタンプラリーという目標も相まって楽しさ無限大です。

では早速、自分が訪れた順に銭湯を紹介します。
(銭湯名の横にある数字は東京都浴場組合が振り分けている番号です。参考になるか分かりませんが付けてます。)
男なので男湯目線です。サウナが好きなのでサウナ成分多めです。

1.吉の湯(杉並32)

僕がよく通う銭湯の一つです。スタンプラリーを始めたきっかけがここ。

ここに始めて来た時の冬の日の夕方。

正面が一面ガラス張りでそこに強烈な日差しが入り込み、それに反射して揺らめくお湯が綺麗で見惚れてしまった。

とても広い露天スペースがあり、銭湯ビギナーのため、これが銭湯なのか?という衝撃を受ける。

その露天スペースにはサウナ、水風呂はもちろん、人の体温より少し高めの温度の炭酸風呂、そして一人で入れる熱めのお風呂つぼ湯が
つぼ湯は毎週土曜だけ黒湯に、それ以外はヒノキの匂いが香るお風呂でとてもいい匂い。

サウナからの水風呂もいいですが、このつぼ湯から水風呂、もしくは炭酸風呂からの水風呂も刺激的で気持ちよくておすすめです。ピリピリします。


2.湯どんぶり 栄湯(台東32)

ここも露天スペースとサウナが魅力的な銭湯。
サウナは15分に一度ロウリュウがあって、更に送風のおまけ付き。
露天スペースに水風呂があり、マイクロレベルの泡のおかげで水温以上に冷たい。

露天風呂も広く、更にその風呂の奥に釜風呂が。そこにたどり着くまでに足腰が鍛えられそう。

個人的に気に入ってるのは、浴場とサウナ・露天スペースを仕切る小さな空間。

よく読めない漢字は薬湯の「薬」です。

ここのお陰で寒い日でもサウナ室が冷めにくくなってる、ような気がする。
またそこには小さな薬湯があり、スーパー銭湯でしか味わえなそうなありがたい成分が満載です。


3.湯の楽 代田橋(杉並38)

こんじまりとしたちょい渋銭湯。
本当にこじんまりとしていて、ちょっと広めのお風呂(あとちょっと深い)にこじんまりとしたサウナ、こじんまりとした水風呂、そしてこれまたこじんまりとした露天スペース。

サウナ、ストーブが「メキメキ」と一生懸命動いてる音がして、ちょっとオイリーな匂いもして、でもカラッとしてて気持ちがいい。

露天風呂だって畳半畳ぐらいしか無いけど見上げれば空が。
なんとかその隙間に休憩用の椅子も置いてくれている。

こういう行き届いてる銭湯、愛おしいですね。フラっとまた立ち寄りたい。
男湯と女湯が日替わりです。


4.松本湯(中野19)

なんだかんだ一番通ってるのがここ。

いつも人気で、サウナ利用だと2,30分待つことも。

20分に一度のオートロウリュウがあるサウナと立ったまま入れる深い水風呂は散々語られてると思うので、それ以外の魅力も伝えられればと。

その1<水風呂からの泡風呂>
これ、よくやってる人見かけますが、初めてこれを味わった時ニヤニヤが止まんなかったですね。
冷たい水風呂から28度ぐらいの泡風呂に入るだけなのになんであんな気持ちがいいのか。
この気持ちよさを広める宣教師になりたいですね。

その2<寝湯
よくある、銀色のパイプに頭乗せて寝ながら湯に浸かるやつですね。
ここのパイプがとにかくキンキンに冷えてやがる状態で最高です。

その3<電気風呂
電気風呂、苦手なんですよね。基本避けてますが、松本湯をしゃぶり尽くそうと思い入ってみました。
面白いのは、電気がリズミカルに刺激してくるんですよね。
ずっと連続で「ジーー」っと来るときもあれば「ジッ・ジッ・ジッ」と小刻みに。パターンも豊富です。

その4<水の柔らかさを味わう
松本湯のお湯って本当に柔らかいんですよね。柔らかいお湯って肌に触れた瞬間なんだか嬉しくなりますよね?僕は嬉しいです。
当然洗い場のお湯も柔らかい訳で、カランに貯めたお湯を思いっきり頭からかぶる。これを入った時と出る時に必ず儀式として行います。

その5<かめきちを愛でる
水槽にいるでっかいスッポンモドキという亀ですね。可愛い顔してるんですけど、カメラを向けるとすぐそっぽを向くんで猫みたいだなといつも思ってます。

モアイ


5.さかえ湯(渋谷13)

並木橋の脇にひっそりとある銭湯。
あまりにもひっそりとしてるので、最初は入るのにも勇気が要る。
何か試されてるような、そんな気配を感じる。

中はザ・シンプル。洗い場と風呂
壁に富士山の絵とかもない。
ただこの風呂が豪快。何が豪快かというとお湯の勢い
四国の鳴門海峡の渦みたいにお湯が暴れてる。

でもしっかり体が温まって気持ちがいい。
入るときの緊張感も一瞬でほぐれて幸せ。


6.黄金湯(墨田36)

外観だけでなんかテンション上がる。
古いとか新しいとか関係なく、その建物の作りを目で楽しめるのも銭湯の魅力だと思うんだけど、ここはそれが極まってる。

白く明るい浴室。それとは対象的に、サウナ利用者だけが入れる露天スペースは打ちっぱなしコンクリートで少し無機質。
移動しただけですでに交互浴をした気分を味わえる

黄金湯といえばサウナ、オートロウリュウの上からじっくり熱が降ってくる感覚は格別。冷たくて深い水風呂。外気浴も出来て本当に最高です。

サウナ予約できるみたいなんで、やっとくのがおすすめです。


7.押上温泉 大黒湯(墨田31)

黄金湯の姉妹店。夜中もやってる銭湯。
黄金湯を出てすぐ、せっかく来たんだしと思い大黒湯へ。
男女入れ替えを日替わりでやっていてこの日の男湯は大露天風呂の日。

「大」と付けるだけあって露天風呂がでかい。

室内のお風呂も種類が豊富で中には歩行風呂という水中トレーニングができる個性的なお風呂もあります。

サウナは2種類。これがどちらも愛おしい存在。
一つは遠赤外線サウナ。天井に遠赤外線のヒーターがそのまま付けられてるような感じで、ジリジリと熱くなる。初めて見るタイプだったのでこんなのもあるのかーと関心。でもしっかりと汗は出て気持ちいい。

もう一つはスチーム塩サウナ。
体に塩を塗りたくるって汗かいてお肌ツルツルを目指すタイプのサウナ。暗いうえに水蒸気の量がすごくて何も見えない。そして気づくとお肌ツルツルに。

休憩スペースとしてウッドデッキがあり、ここのハンモックで寝るとスカイツリーが見える。思わぬ副産物と言った感じでテンションが上がりますね。


8.小杉湯(杉並22)

古き良き新しい銭湯。
始めて来たのは元旦の朝。初詣感覚で小杉湯へ。

木造造りの外観からくるこれぞ銭湯といった風格。
浴室は改装済みで、綺麗なんだけど、でもタイル貼りでちゃんと昔ながらの銭湯の雰囲気も残ってる。

お風呂は熱湯、ジェット湯、ミルク風呂の3つあり、どれも違ったお湯が楽しめる
この日は熱湯が「日本酒」、ジェット湯が「酒粕」で非常におめでたい気分。匂いだけで心が躍る。ミルク風呂は肌がしっとりとする。そして匂いに心が安らぐ。

そしてここの水風呂がとにかくまろやかで気持ちがいい。
サウナはないけど、それでもぜひお風呂と水風呂の交互浴を試して欲しい。
初めての温冷交互浴にもうってつけの場所だと思う。


9.文化浴泉(目黒1)

ちょっとした隠れ家的な銭湯。
遠くから煙突は見えるけど、なかなか見つからない程に隠れてる。
それか俺が方向音痴なだけか。

中は脱衣所の時点でモダン。
当然浴室もモダン。サウナに入ればJAZZ。
それでいて水風呂はキンキンに冷えててROCK。

それ以外にもnano湯というマイクロ泡で白く濁っているようにみえるお風呂でお肌がスベスベに。

ここもお風呂やサウナ以外に、視覚でも安らぎと興奮を味わえて、大人が嗜む銭湯と言った感じ。


10.ひだまりの泉 萩の湯(台東5)

(写真を撮り忘れる…)

とにかくでっけえ銭湯。
ここに来ると銭湯という概念が壊れる。
マンションの1階から4階を銭湯として経営していて、男湯と女湯が別フロア。
つまりその階が丸々風呂。

浴室に入るとどんだけあるんだ洗い場、と突っ込みたくなる。
とにかくでっかい風呂でっかい炭酸泉でっかい露天風呂でっかいサウナのBIG4。
でっかい上に良質。全て気持ちいい。
そして日替わりの熱々薬湯。当然気持ちいい。

これだけ施設が充実していてでっけえと「銭湯?」と考えてしまう。そして料金は入浴代のみ。つまり500円ぽっきり。色々と勝手に心配になる。

2階には食堂もある。メニューも豊富で「銭湯?」となる。
これだけ充実していると、つい感謝の気持ちでお金を落としたくなる。


11.妙法湯(豊島12)

池袋駅から歩いて15分程。

中は真新しく、白を基調としていて綺麗。
開店直後ぐらいに行ったけど割と家族連れも多く、地元から愛されてる感。

軟水を使用していて、シャワー浴びるだけで幸福度が上がる。
マイクロバブルを使用したお風呂も気持ちいい。

なによりもサウナ。ミントのスーッとした香りが漂っていて心が落ち着く。
幸福度が上がる。


12.清春湯(中野29)

表の木の看板、イカす…

成人式の日に訪問。中には振り袖を着た女性がいてその姿を番頭さんに見せていた。
どういう関係かは分からないけど、この銭湯が地域に根づいているんだなと何となく感じる。

浴室に行けばおじいちゃんの背中を洗ってあげているおじさんもいて、コミュニティが形成されているだなとすぐわかった。

そんな愛され銭湯、ジェットバス電気風呂などおなじみのお風呂がある中、水風呂が12度とかなり冷たい。最初はどうしてもためらってしまう。
でもなれるとクセになる…

サウナはボナサウナという座面にストーブが格納されているタイプで、これが下半身冷え性の人間にはありがたい。
数分もすれば全身がかなり熱くなってる。

小さな露天スペースがあり、そこでぼんやりと休憩できる。


13.広尾湯(渋谷15)

(撮り忘れ…)

商店街にある、不思議と馴染んでる昔ながらの銭湯。

バイブラのお風呂とジェット風呂があるぐらいで、至って普通だけど壁には富士山ではなく、タイルで描かれたお城
湖に浮かぶ、どこかで見たことあるような無いような城。

大黒湯のようにその土地と一体になっている銭湯もあれば、広尾湯みたいに自分がどこにいるのか忘れてしまうような銭湯も良い。
それでいてそんな銭湯がその土地になじんでいるのも面白い。

14.南青山 清水湯(港1)

(また…)

表に行けば人でごった返している場所だということをすっかり忘れてしまう。
一面くもりガラスの空間があり、そこにある炭酸泉ミルク風呂に浸かりながらふわっとした陽の光を浴びていると、時間の経過を忘れてします。

サウナはコンフォートサウナという快適さを目指した空間になっていて、熱すぎず、適度な湿度で息苦しさも感じない。
と言った内容の看板が浴室内にあって、それを読んでいるとまた時間の経過を忘れてしまう。

つい長居したくなる、そんな銭湯。

15.鳩の湯(国立2)

ロゴがかわいい。

2020年にリニューアルの銭湯。リニューアルしたてということもあり、とにかく中が綺麗で現代的。
それとは対象的に、外気浴スペースが有ってそこは日本庭園風。

ここも清水湯と同じコンフォートサウナ。なんなら清水湯で見たものと同じ説明が書かれた看板がある。同じ業者?
また、どこかで嗅いだようなスーッとするミントの香りがする。
良い銭湯の良いとこ取り。

炭酸泉がなかなか刺激強め。この炭酸泉と水風呂の交互浴は更に刺激的でやみつきです。


16.月見湯温泉(世田谷31)

浴室はかなり広めで天井も高い。
マイルドな温度の天然温泉とそれとは別に42度の熱湯(多分もっと熱い…)もある。

ライオンの口から水出ている水風呂がある。
そして、何故かタイルが異様に変色している。
不思議に思いながらも入ると、鉄の匂いがし、この水風呂も温泉が使われているのかとタイルの色にも納得する。

この水風呂に入ったときの水に包まれる感覚は絶対にここでしか味わえないはず。

昭和感全開のサウナもあり、このサウナか、めちゃくちゃ熱い熱湯からの天然温泉水風呂との交互浴も最高です。


17.渋谷笹塚温泉 栄湯(渋谷7)

手軽に温泉が楽しめる銭湯。
少し暗めで落ち着いた浴室はスパ銭っぽさもある。
「メタケイ酸」の温泉に入りながら、ジェットバスも受けれて、薬湯の露天風呂もある。

この日はサウナ利用者が多く規制がかかっていて諦めたが、ドアが開くたびに例のミントの香りが…

手軽に、でもしっかりお風呂に入りたい。そんな時はここ。そう思わせてくれる良い銭湯。


18.健康浴泉(中野18)

中野は個性的な銭湯が多いみたいで、ここもそんな個性的な銭湯の一つ。

いくつかお風呂があり、そのどれもがライトアップされていて、その光るお湯に吸い込まれていく。

サウナ、水風呂のあとの休憩スペースがあり、脱衣所にある階段を登ると、実家の和室みたいな空間にまさかの畳のベッドが用意されている。

この畳のベッドで仰向けになっていると危うく意識が落ちかかる。

待合スペースには漫画もあり、本当にここは実家なんじゃないかと錯覚してしまう。


19.改良湯(渋谷14)

2018年にリニューアルし大人気となった銭湯が2022年の2月に更にリニューアル。
そんな改良された改良湯のオープン初日に訪問。

薄暗い空間は落ちついて、それでいておしゃれで心躍る。
ぬるめの炭酸泉に浸かったあとに、今回のリニューアルポイントのサウナへ。

室内の中央にはストーンが積まれたサウナストーブ。温度は優しめで、じんわりと気持ちよくなる。
20分に一度、そのサウナストーブが突如ライトアップしオートロウリュが始まる。
一気に室温が上昇することで、さっきとは別物のサウナ室に。

サウナで、店員さんがゲリラで巨大なうちわで扇いでくれるアウフグースもあり、スーパー銭湯でしか味わえないような体験を銭湯で味わえる。

10人ほど入れる外気浴スペースもあり、他の銭湯サウナでありがちな満足に休憩ができないという心配もここでは起こりにくそう。

とにかく人気店で人が多いにも関わらず、なぜか心がやすらぎ、満足する。そんな銭湯。


20.万年湯(新宿17)

新大久保にある万年湯。コリアンタウンの派手目な建物が並ぶ街に現れる万年油のシンボルである「鳥居」はここにとっては異色な存在。

2018年にリニューアル。浴室には障子風の窓ガラスなどかあり、和をテーマにした作りになっている。

細かい気泡で白く濁っているようにみえるシルク湯はかなり熱め。
サウナは無いが水風呂もあり、みんなこのシルク湯と水風呂を行ったり来たりしている。

清水湯もそうだけど、ここも酔いそうなほど人で溢れている新大久保にあるということを忘れさせてくれる、まさに都会のオアシス。


21.麻布黒美水温泉 竹の湯(港3)

ここはすべてのお風呂が黒湯の温泉という変わった銭湯。
更に水風呂まで黒い。入るともれなくお肌がつるっつるになるおまけ付き。

こんな良質な温泉を銭湯の料金で楽しんじゃっていいのか?と心配になるほど贅沢な気分を味わえる。

また、ここは最初に紹介した吉の湯の姉妹店で、2つの銭湯を夫婦で経営。
こちらは旦那さんの方。
土曜のつぼ湯の黒湯は竹の湯から直送してるそう。

ここの店主さんは、とても気さくで楽しい方です。よく吉の湯に行くというと、奥さんによろしく伝えといてと言われましたが、すみません、未だに話せてないです。


22.アクアガーデン 三越湯(港6)

白金にある三越湯。中は白金クオリティー満載で充実している。

サウナは5分に一度のオートロウリュ深めの水風呂露天スペースあり、そして超高圧ジェット風呂

特に一番のお気に入りは足湯。ただの足湯ではなく、背もたれからお湯が垂れてくる。これが体を優しく包み込むような温かさで、とろけるような気持ちよさ。

肌寒い季節にここでずっと座っていたい。


23.アクア東中野(中野20)

東中野から徒歩1分。
中野は変わった銭湯が多いとさっき言いましたが、ここの名物は屋外プール。銭湯なのにプール。

サウナは8月にリニューアルしオートロウリュ5分近い送風付き。以前から十分に熱かったが更に凶暴に。
このサウナから水風呂、そして名物のプールに入るのがとても気持ちいい。
松本湯の水風呂→泡風呂と匹敵する気持ちよさ。

なによりも全裸でプール。この行為そのものが気持ちいい。
人がいなければ全裸クロールもできる。

風呂上がりには「バスチャライズコーヒー」というコーヒー牛乳がおすすめ。
甘すぎず、ごくごく飲めます。

いつだって童心に帰れる、最高の銭湯です。


24.堀田湯(足立52)

黒い木材と蛍光のオレンジってこんなに相性いいのかーと感心するほどに妙に惹かれる外観。

今年リニューアルしたばかり。各洗面に近所のお店の広告があったりと昔ながらの銭湯の良さも残っている。

露天スペースはおそらく今まで訪れた銭湯の中では一番広い。
真ん中に岩風呂。そして奥にはサウナ。

サウナはガラス張りで、外の光が差し込んでくる。サウナストーンが積まれたストーブがありその上に透明なお茶っ葉が入ったやかんが吊るされている。これが30分に一度、ぶくぶくと大量に溢れ出しほうじ茶の香りがサウナ室に充満する。

ほうじ茶の匂いってなんでこんなにも落ち着くんだ…と余韻に浸っているのもつかの間、強烈な熱が上から降り注いでくる。特に上段は不安になるほど熱いので、苦手な人は下段のストーブから離れている位置だとちょうど良さそう。
熱狂いの方たちはストーブの前にいても動じない。どうなってんだ。

水風呂も都内一の深さらしく、最も深いところで140cm。
そのまま露天スペースで椅子に座って休憩もできる。

都内屈指のハイクオリティなサウナを銭湯で体験できる。


25.湯~ゆランド あずま(豊島16)

入るとすぐ目に飛び込む、ナイアガラの滝のような巨大なタイル絵。

バイブラの寝湯、ジェットバス、電気風呂、薬湯とお湯の種類が豊富。特に岩盤泉というお風呂は特殊な性質の岩を利用してるみたいで遠赤外線効果で体を温めホルモンバランスも整えてくれるそうです。そう書いてあったので本当です。

サウナは広めで、ここも例のミントの香りがします。

いろんなお湯に入れるってだけでなんでこんなに楽しくなれるんだろう?
そんな不思議な魅力が詰まった銭湯。


26.金春湯(品川12)

記念すべき26(風呂)番目の銭湯。
(なのに建物の写真を撮り忘れる)

中は縦長に広く、お湯も2種類とシンプル

サウナは冷え性の大好物、ボナサウナ
ただ、マットなど無いため、油断すると尻が燃える。

水風呂も16度あたりとマイルドで入りやすく気持ちいい。

シンプルが故に心を空っぽにできる。そんな銭湯。
クラフトコーラが置いてあるので、風呂上がりにおすすめです。


27.やすらぎの湯 ニュー椿(豊島32)

ここも萩の湯のようにビルの2階と3階で男湯と女湯が分かれており、日替わりで入れ替えてる。

フロアまるごと浴室とあってやはり広い。

ジェットバスやジャクジー、露天風呂は当然のようにある。

サウナは専用ゾーンになっている。扉の先にはロッキーサウナ(たくさんの石が山のように積まれている)とスチームサウナ、そして水風呂。

ロッキーサウナはまたもや当然のようにオートロウリュ付きで、これがかなり頻繁にある。入ってる間に1回は必ずある。

スチームサウナにはが用意されていて、全身に刷り込んで汗をかけばツルツルお肌に大変身。

4階にはラウンジもあり、全体的にどことなく田舎の健康センターのような趣のある銭湯。


28.宇田川湯(世田谷4)

昔ながらの王道銭湯。
入れば大きめなお風呂が中央にどーんとある。

その壁には富士山の絵。

ちょうどこの富士山の絵が塗り替えたばかりで、燃え盛るような赤富士だった。お湯に浸かりながら富士の絵を眺める。失われつつある銭湯の醍醐味を堪能できる貴重な銭湯。


29.世田谷温泉 四季の湯(世田谷33)

日毎に男女入れ替えをしているらしく、この日の男湯は露天風呂。女湯は薬湯

明るく清潔感のある浴槽、ジェットバス・バイブラのあるお風呂は井戸水を使っているらしく、なんとなく肌に優しいような気がする。

サウナはしっとりとした湿度、85度ぐらいと優しめ。時々ストーブが一生懸命音を立てるのと同時に熱くなる。

水風呂、お風呂と同じく井戸水でそれがかなり冷やされていてとにかく冷たい。すぐに息がスーッと冷たくなるような感覚でやみつきになる。

充実した施設の中に優しさと刺激が詰まっていて、人それぞれの楽しみ方が用意されている銭湯でした。


30.藤の湯(世田谷37)

瓦屋根、番台も木で覆われていて、レトロ感で溢れている。

浴室も男女湯の仕切り、壁など至るところに木が使われている。

特に目を引くのは浴室内に4本の柱と屋根(東屋って言うんですね…)に覆われた檜風呂。檜の香りに癒やされる。

浴室内外、至るところに木を使っていて、お湯に使っていなくても、ただ底にいるだけで心が和む銭湯。

31.駒の湯(世田谷19)

三軒茶屋の路地裏に現るレンガの建物と赤い「サウナ」の看板。

浴室の奥にはボコボコと泡立つバイブラ風呂とジェットバス、電気風呂と一つにまとまっている。

サウナはボナサウナ。とにかくケツが焼けるご褒美付き。
みんな何故か本を読んでいる。なにかの専門誌を読んでいる人もいればコンビニで買ったような分厚い任侠漫画を読んでいる人もいる。
シナシナになるぞと思いつつ、どうやらそういう文化がこの近辺で根づいてる様子。

水風呂はかなり冷たい。16度と温度計は指しているが、俺の知ってる16度ではない。一瞬で全身が冷やされて、上がった後もメンソールを塗ったかのような清涼感。

老若男女問わず、とにかく幅広い層に愛されてる銭湯。


32.富士見湯(世田谷13)

ここも三軒茶屋にある銭湯。
少し裕福なおじいちゃんの家みたいな昭和レトロ漂う内装。

浴室は壁に白樺の樹林が描かれていて、さっきの内装とも相まってどことなく別荘地にいる気分に。

バイブラとジェットバス、その横には日替わりの薬湯が。
そして、お風呂以上にスペースのある立ちシャワーゾーン
ランニングした後にここに寄る人も多そう。

こじんまりとしたサウナ室に、なんとか二人は入れそうな水風呂。水風呂はさっきの駒の湯と違いまろやかな温度でじっくりと入っていられる。

不思議と安心感のある銭湯で、ついのんびりとしたくなる。


33.そしがや温泉21(世田谷35)

「21」という響きに新しさを感じていた時代もあったんだよな。と思わせてくれる名前。
でも、その名に恥じない、今でも真新しさを感じさせてくれる銭湯。

まず入ってすぐ目に飛び込む黒湯。
ミネラル成分がたっぷりらしく、そのおかげなのかお肌はツルツルのスベスベに。

サウナは2種類。ドライサウナはストーブの横にいると肌がひりつくほどストロング。スチームサウナは息苦しさは全然なく、ずっと入っていたくなるような心地よさ。

水風呂は軟水に加えトルマリンの成分も含まれているらしく、水温も20度以上で全身を包み込む優しさと気持ちよさ。

スチームサウナの横には冷凍サウナというなんだか怪しげなものが。
自称-10℃の冷え切ったサウナは水風呂のあとに入るとなかなか刺激的。

サウナ料金を払っていればサウナに加え、プールに入ることもできる。アクア東中野と同じくもちろん全裸プール。
時期のよっては中の水風呂より冷たそう。

また、プール以外にジャグジーがあり、吹き飛ばされそうなほどジェットの勢いがすごい。

ちょっとしたレジャー施設のような楽しさと誰でも気軽に立ち寄れそうな雰囲気で何度も来たくなるような銭湯でした。


34.寺島浴場(墨田7)

セルフロウリュウ出来るという、都内でもかなり珍しい体験ができる銭湯。

という噂を聞いてウキウキ開店直後に行くと、サウナ室の室温が115℃。
室内は狭めで、4人入れるかどうかの広さ。
前に座っている人が「ロウリュいいですか?」と確認。柄杓を触った瞬間、かなり熱されていたのか「熱っ!」と飛び跳ねる。
それに驚き自分もアッツアツの壁に触れてしまい「熱っ!」と飛び跳ねる。

室内から真正面にある水風呂が見えて「早く水風呂入りてー!」と一瞬で恋しくなる。
一番上にいると6分で限界。

そんな水風呂は15℃とかなりキンキン。
ただサウナのおかげで、心地よい温度に感じる。

脱衣所にはリクライニングチェアが用意されており、一気に体が開放された気分になる。

森林浴スペースがあり、入るとあま~い香りが漂っている。お風呂とベンチがあり、そのあま~い香りを嗅ぎ続けていると段々と心もほぐれてくる。

立って入るほど深めの熱風呂もあり、水風呂との相性も良い。

あま~いアメと強烈なムチを受け続けていくうちにで気づくとふわふわとした気持ちよさに包まれる。そのレンジにおいてはもしかすると都内最強の銭湯かもしれない。


35.十条湯(北15)

北区の十条駅から徒歩10分ほど。

浴室に入る巨大な鶴のモザイクタイルが目に飛び込む。かなり迫力がある。
かなり広く、全体的に青を意識している
お風呂は座って入れるジェットバスと熱湯とシンプル。

サウナはこれまたシンプルでカラッとしていてる。
室内でくるりEVISBEATSが流れていて、こんなに親和性が良かったのかという新発見。自然と体が揺れる。

実は十条湯、銭湯と併設して喫茶店がある。

メニューの写真に惹かれて頼んだ深海ゼリー深海クリームソーダ
多分一生分の青い食べ物を食べた気がする。

なんだかここに来ると時間が止まったような感覚になる。また一人で時間を忘れたくなったら行ってみたい銭湯。


36.光明泉(目黒2)

中目黒にある光明泉。
中は街の雰囲気に合っててオシャレ。オシャレって表現するのももどかしいほどオシャレ。

浴室は明るく、温めの炭酸泉は無限に入っていたい気持ちよさ。お湯自体もかなり柔らかくてとろける。

サウナは広さはないが、ボナサウナでかなり熱い。当然ケツが焼けるご褒美付き。

浴室の一番奥に外へ出る階段があり、その上には露天風呂がある。全面がきで囲まれていて、オシャレって表現するのももどかしいほどオシャレ。
この日は大雨で、雨に打たれながら湯に浸かっていると中目黒のど真ん中で何故か野生に目覚めそうになる。

そのせいか、帰りに高い金払って修理したばかりのヘッドホンを忘れる。

都会の真ん中で殻か何かをぶち破りたくなったときにおすすめのオシャレ銭湯。


37.新寿湯(世田谷6)

こここそシンプルの極みのような銭湯。
レンガタイルで描かれた富士の前に大きめの浴室がどーんとひとつ

こういうのでいいんだよ。と心のゴローちゃんが言っている。
その通りですねと俺も相槌を打つ。

お客さんも少なく、ほぼ独り占め状態。
気分は優雅だけど、こういう銭湯こそずっと残ってて欲しいし、だからもっとお客さんで賑わってほしい。

家で軽くシャワーで済まそうって日は、むしろ銭湯に行って、さーっと体を洗って、用意してくれたでっかい風呂にどっぷり浸かって帰る。
それだけでちょっとした非日常を味わえます。


38.久松湯(練馬14)

いわゆるデザイナーズ銭湯
住宅街の中に明らかに浮いてる建築物が突然現れる。
それが久松湯。

中は広くて、ちょっとしたスーパー銭湯のよう。
浴室も高い天井に白い壁。全体的にモノトーンで、絵に描いたような洗礼された空間。

お風呂は無限炭酸泉、広々としたジェットバスがある。
露天風呂もあり、成分が体に染み渡ってくる程良質な温泉

サウナは縦長に広く、幅が狭いせいなのか壁からの反射熱で前も後ろもすぐに熱くなる。

冷え冷えの水風呂に入った後はみんな露天風呂の前にある岩に腰掛けて休憩している。

近所にあったら間違いなく毎日通うだろうな、と思うほどとにかくゆったりと楽しめる銭湯。


39.辰巳湯(練馬13)

久松湯から15分程歩いた場所にある。
その久松湯と比べてこっちはザ・昭和の銭湯

ここは井戸水を利用しているらしく、その水が驚くほど柔らかい。洗面に貯めた水を頭からかぶるだけでも気持ちいい。

少ないスペースに座るタイプのジェットバス、立って入るマッサージ風呂、細かい気泡で出来たの絹の湯、そして薬湯と種類豊富。
更に露天風呂付き。

サウナはカラッカラの熱々で、昭和と平成初期のヒット曲が交互に流れている。割と低温も聞いてる。

水風呂はここも当然井戸水を使用しているが、全身で浸かるとその柔らかさが更に際立つ。優しい水に入っているだけでなんでこんなに幸せになれるんだろうとニヤニヤしていると、突然おじさんに声をかけられた。

そのおじさんが、ここの水が井戸水を利用していることを教えてくれた。
かなりの常連さんっぽい。

その常連おじさんが更に水風呂の後に水のシャワーを浴びると気持ちがいいという情報を教えてくれた。

水風呂に浸かるおじさんの前で素直に実践すると、本当に、かおがにやけるぐらい、きもちがいい

おじさん、最高です。ありがとう。

こういう突然の出会い、これも銭湯の醍醐味。こっちとしてはお邪魔してる立場にも関わらず、ここの良さを純粋に伝えたいんだという気持ちが伝わってきて、こっちも純粋に嬉しくなる。

ここも近所にあったら間違いなく通うだろうな。


40.えごた湯(中野10)

住宅街に見える白い煙突。

そして、やっぱり中野の銭湯は個性的。

浴室は薄暗く、お湯に当てらてた光が反射していて、その光がゆらゆらと揺らめいている。まるで洞窟の中にいるようで、ちょっとワクワクするのと同時に脳がリラックスしているのが分かる。

お湯は軟水で柔らかい。そして無限炭酸泉。奥にはジェットバスもある。

サウナは遠赤外線タイプでジリジリとした熱さ。そしてスーッとするいい匂いがする。
みんな下を向いてて、それぞれ辛い何かを抱えてここにやってきてんだろうなと思っていたが、しばらくして真っ正面にあるストーブの熱に顔が耐えきれなくなっただけだと理解して自分も下を向く。

水風呂は青く光っていて、より深く洞窟に潜るような気分。かなり冷たい。

無意識のうちに心が空っぽになれる、不思議な魅力の銭湯だった。


41.大黒湯(渋谷9)

入り口に並ぶ昭和の大スター達のサイン。昭和の歌謡曲も流れていて、その昭和の匂いにあたまがくらくらする。

浴室はだいぶ年数が経っていそうだけど、清潔感もある。
浴槽が赤くライトアップされていて、熱そうだなと恐る恐る入ると程よいぬるま湯で気持ちいい。

浴室内に謎の仕切りがあり、そこは電気風呂、バイブラ、ミストが一つになった空間だった。

サウナは一度浴室を出たところにあり、その空間に水風呂もある。
広めのサウナ室はかなりの激シブ空間。真ん中にあるストーブには石がたくさん積まれている。何度か改築してそうな見た目で、ほんのり燃料の匂いもする。でもしっかり熱い。ずっと居たいと思えるほど不思議と心地よい。
変に気取っていない感じがこっちも構えずにいられるからかもしれない。

休憩室はおじいちゃんおばあちゃんの家の応接間みたいな空間で、そこに椅子がある。
それに座りながら平日にビューティフルサンデーが聞いていると、ふと大スターたちのサインを思い出し、そうか、ここは昭和の男たちが愛した銭湯なんだ。彼らもこうして気持ちよさそうにしてたんだな。そう思っているうちになんだか歴史に触れてるような気分になる。


42.境南浴場(武蔵野2)

天然地下水北欧サウナなどなど、とても惹かれるワードが満載の看板。ただ、残念ながらサウナは休止中。

なかなか年季の入った浴室。壁には火の鳥のような絵が描かれている。

お風呂は少し熱めのお湯。ジェットバスは足裏もマッサージしてくれる。

薬湯は深めで、怪しくライトアップしている。

水風呂は20℃ぐらいで、看板に書くほど自慢の天然地下水が心地よい。何なら結構クセになる。
お湯との交互浴でも十分スッキリする。

コミュニティセントウと言っているだけあって近所のお年寄りで賑わっている。
気軽さと親しみやすさが程よい、そんな銭湯だった。サウナに入れなかったのもあるしまた来たい。


43.中野寿湯温泉(中野14)

中華料理屋みたいな外観。中に入るとDVDがずらりと並んでてやっぱり中野銭湯は変わってる。

ゼロ・グラビティが2つある

お湯は名前にもある通り温泉で、メタケイ酸という性質。その説明が壁にかかっている。

座湯や寝湯はバイブラで温泉の性質もあってしっかり温まる。水質もまろやかで心地よい。

サウナは狭い中100℃を超えていてかなり熱い。短時間で一気に汗が出る。湿度が程よくあるおかけで、息苦しさがなくこの熱さでも心地よさを感じる。

水風呂は25℃近くで、この水風呂も温泉らしい。この温度だと余計にまろやかに感じて気持ちいい。

奥に立ちシャワーがあり、水の勢いが結構あって水風呂の後に浴びると思わず声が出るほど気持ちがいい。

癖になる気持ちよさが至るところにあって、ついファンになってしまう魅力のある銭湯でした。


44.三の輪湯(新宿4)

入るやいなや番頭のおばちゃんが、先に来てたお客さんに少し怒ってる様子見てしまい少し怖じけついてたけど、スタンプラリーのQRをお願いすると、ついでにここのLINEやってるんだけど登録してくれない?と思ってたよりもフレンドリーな方でした。

男湯の壁には花畑のタイルアートがあり、それを眺めながらマイクロバイブラの湯船に使っているとどこか遠いところに来た気分になる。

他にも座風呂マッサージ風呂があり、どれも花畑に包まれながら楽しめる。

サウナはどこかで嗅いだような甘い森林をイメージした香りがする。ジリジリと熱いドライサウナでそのにおいでボーッとしているうちにたっぷり汗をかいている。
水風呂はマイルドな温度でここも入っているとついぼーっとしてしまう気持ちよさ。

その水風呂の隣に森林浴スペースという囲われた空間がある。入ってみると昭和のヒット曲がずっと流れていて、そして例の甘い香りがする。銭湯ではこの香りを森林の香りとするという決まりでもあるのか?
定期的に匂いのするミストが噴射されて、中の湯船に浸かりながら匂いを嗅いでいると意識が飛びそうになる。

ここ近所に住む人達が多く、長くみんなから愛されているのが伝わるし、好きになってしまうのも納得してしまう銭湯でした。


ということで44箇所を淡々と紹介しました。
本当はもっと細かく伝えたかった…
次からは1箇所ずつ紹介しようと思います。

逆におすすめの銭湯があれば教えてください。
銭湯だけは行動力の化身なのですぐ飛んできます。

銭湯巡り、本当に楽しいです。施設の数だけちゃんと個性があって、どこかと同じような場所だなと感じたことは一度もありません。

あと、銭湯に寄る機会が増えてから不眠症気味だったのがだいぶ改善された気がします。

仕事終わりにサクッと寄ってみたり、休日に誰かを誘ってみたりしてもいいかもしれません。また、お気に入りの場所が出来れば通ってみるのもいいですね。

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