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11人いる!をJO1が実写化したら


お昼休みにスマホを開いたら推し達が宇宙飛行士になっていた。

記念品や研究対象品などを国際宇宙ステーションに打ち上げ、宇宙空間に約6ヶ月触れさせたあとに地球に帰還させる「スペースデリバリープロジェクト-RETURN to EARTH-」第二弾の公式アンバサダーに就任(オリコン記事引用)。

ということで6/22にこのプロジェクトのセレモニーで宇宙飛行士のユニフォームを着用していたわけだが、全員かっこよすぎて見惚れてお昼に買ったコーヒーをうっかりこぼしそうになった。
このまま宇宙飛行士のドラマや映画撮って欲しいくらい……宇宙……チーム……11人……
私の脳裏にあの名作SF漫画が浮かんできた。
そう、萩尾望都様の『11人いる!』である。

母親に薦められた小学生の時から大好きなSF漫画。かなり前の作品ではあるが、ストーリー展開もキャラクター設定も世界観も素晴らしくて大人になってからも何回も読み返してきた。JO1がPROTOSTARでデビューした時、人数も星コンセプトも『11人いる!』とリンクするなぁ、、って思ったこともあったけれど、今回彼らが実際に宇宙飛行士のユニフォームを着ているのをみたことで、より先の思考(妄想)へ進んでしまった。

「もしこの作品をJO1が実写化するなら誰がどの役になるだろう?」

いやー考えてる間、本当に楽しかった笑笑
完全なる自己満妄想であるが、私なりにせっかく決めたキャスティングなので()、ノートに残しておく。

『11人いる!』概要・あらすじ

概要

『11人いる!』(じゅういちにんいる!)は、萩尾望都による日本の中篇SF漫画。
宇宙大学の入学試験で宇宙船に閉じ込められた受験生たちを描いた密室劇で、SF作品であると同時に、ミステリー、友情、恋愛などの要素も盛り込んだ作者の代表作である。

あらすじ

宇宙大学の受験生である主人公タダトス・レーン(通称タダ)は、最終テストである実技試験(協調性のテスト)として、筆記試験の成績に基づいて組まれた10人チームのメンバーとなり、漂泊中と仮定して外部との連絡を断たれ、惑星「黒」の衛星になって公転周期53日で回り続ける廃棄済みの宇宙船・白(はく)号の乗員として53日間船内にとどまるよう言い渡される。
だが白号に乗り込んでみると、そこにいたのはなぜか1人多い11人。大学側に事態を知らせようにも連絡手段は司令室に設置された非常用赤ボタンのみであり、押せばチーム全員が不合格になってしまう。試験合格のため、11人は互いに疑念を抱きながらも規定の53日間を過ごすことに決める。


『11人いる!』キャスティング

※キャラクター紹介はWikipedia参照

タダトス・レーン→豆原一成

主人公の少年。愛称はタダ。真面目だが少々押しに弱い。優れた直感力(テレパシーに似た超能力の一種)があるが、白号に来てから11人目が誰か分からなかったり、フロルを女性だと思ったりするなど調子が狂い始める。
5歳の頃、白号に乗船していた際にデル赤斑病の発生に遭遇、自身はワクチン接種を受けて助かったが、両親を含む乗員の大半が死亡するという惨事を経験している。そのときの記憶は当時の白号の船長であった長老により封印されていたが、電導ヅタについて調べている際に記憶を取り戻した。

あらかじめ言っておくが推しだから主役というわけではない。(漫画を読んだことのある方はわかっていただけるのではないかと…)
黒髪、黒目がちの大きい目。登場人物の中では青年よりも少年寄りのビジュアル。落ち着いていてそれでいて行動力がある主人公像は豆ちゃんに演じて欲しい。


フロルベリチェリ・フロル→川西拓実

愛称はフロル。星系未所属の辺境惑星ヴェネ出身。
金髪巻き毛、小柄な美少女的容姿で、当初グループはマン(男性)チームだと思っていた皆を驚かせる。きっぷのよい性格で細かいことに拘らず、また脅しに屈しないなど誇り高い一面もあるが、ちょっとしたことで悲鳴を上げる怖がりな面も併せ持つ。辺境星出身できちんとした星間用語を習わなかったのか、話す言葉は江戸弁風(他のメンバーからは「酷い俗語だ、外見の割にあんまりだ」と落胆されている)。自身が女性視されることを特に嫌悪している。

成長してから性別が分かれる(まだ性別が決まっていない)という種族であり、一応ヒロインポジションで中性的な容姿であるフロルのキャスティングが1番悩ましかった。私は基本的に腐ってはいない(萩尾望都作品くらいなら2次元だし芸術として大丈夫な範囲)ので、それもあるかも…
※キャラクターの同化ではなくもし演技するならどの役がいいかという観点で書いてます

タダ役が豆ちゃんであれば、2人のシーンが多いので並んだ時のバランスを考えるとJO1内でキャスティングするならやっぱり拓実かなと思う。そして金髪巻き毛が似合うのは必須項目。
キャラクターの性格を踏まえると、鶴房・木全の方があまり役作りせずに演じられそうではあるが、拓実の周りにいる時のメンバーの様子とフロルきっかけで受験生たちが打ち解けていくシーンが重なるのでうまく役にはまるのではないか。
あと、日プ(オーディション)中の女装がかわいすぎるので…

かわいすぎる


マヤ王バセスカ→白岩瑠姫

サバ系アリトスカ・レ出身。愛称は「王さま」。試験執行の半月前にコモフ領の王位を継承したマヤ王。受験は腕試しとしてのものであり、合格しても大学には通わず統治のために国に帰らなくてはならない。高いカリスマ性とリーダーシップを併せ持つ一方で直情的な面もある。

王族らしい凛とした佇まいが出来るメンバーを考えた時に瑠姫くんが浮かんだ。
実際の瑠姫くんの性格とは違うのでは?とも思うのだが、ショートプログラムの時に難しい役も経験しているので喜怒哀楽の激しい王さま役もきっと出来るはず。何よりこの人が「王さま」って言われた時のビジュアルの説得力がある。
あと個人的に瑠姫くんの長髪を見たい←


ソルダム四世ドリカス→大平祥生

サバ系アリトスカ・ラ出身。バセスカ(王さま)の出身星アリトスカ・レは隣接星。そのため、バセスカと真っ先に打ち解ける。理知的で穏やかな性格。愛称は四世(フォース)。

マヤ王バセスカ(王さま)の隣の星出身で、貴族のフォース。宇宙船白号での試験中は王さま、つまり瑠姫くんと一緒に行動することが多い。るきしょせなら王さまと貴族が並んだ時のロイヤル感も出せるはず。
美形で愛されキャラのフォースはしょせが演じたら素敵だろうなぁと思う。
(続編の悲しい結末は今はいったん置いとく)

アマゾン・カーナイス→河野純喜

テラ系シュシュ出身。気さくな性格だが少々せっかち。シュシュは狩猟が盛んなため全身縫合痕だらけだが、本人が言うには少ない方である。大きなボタンの衣装を着用している。

登場人物の中では元気で勢いの良いキャラクター。ザ☆いいやつ。個人的に本編よりも番外編の「突然道端で桃太郎で出てくるレベルの大きさの桃と出会ったらどうするか?」のアマゾン君の対処法が好きすぎるので、そこも演じて欲しい。
ただ、狩猟民族設定なので少し筋肉をモリモリさせてから撮影に入って欲しい。


チャコ・カカ→鶴房汐恩

テラ系クエス出身。色黒の肌に天然パーマ。関西弁なまりの星間用語を話す。

「わてもテラや。チャコ・カカいうねん」って自己紹介のセリフ絶対似合う。カカは標準語よりの関西弁だけど、もし実写化するならバリバリ早口関西弁で演ってほしい。そしてエプロン姿がみたい。


ドルフ・タスタ→金城碧海

テラ系ペロマ出身。愛称は「赤鼻」。体は大きいが気は弱い。

赤鼻くんは物語の途中で主人公のタダを銃で撃ってしまうんだけど(空砲で気絶しただけだったんだけど笑)、当たってしまった時の狼狽えるシーンを本来は狼狽えなさそうな碧海の演技で見たい。


トト・ニ→木全翔也

サバ系ミス出身。耳が大きく気が小さい。
農業と植物の専門家。

宇宙船白号のお料理隊長でかわいいトトはきまちゃんに是非。
チャコ、赤鼻、トトはストーリー上はあまり分量がなかったのだが、仲良く野菜収穫してる姿がとても癒しポイントになっていたので、JO1で実写化するならばもっとキャッキャしてる場面が多いといいなと思う。
そして3人のキャッキャしてるところが見たい(欲)。


ヴィドメニール・ヌーム→佐藤景瑚

星系未所属の辺境星ヴィヌドー出身で、同星からは初めての受験生。愛称は「ヌー」。長身で整った顔立ちだが、全身が青い鱗に覆われている特異な外見を持つ。思慮深い性格。
ヴィヌドー人の中に一定の割合で現れる「ヴィドメニール」と呼ばれる雌雄未分化の完全体で、生殖不可能であるため、星のしきたりに従って僧になった。

ヌーは僧侶で落ち着いた柔らかな物腰で博識なので景瑚にあてるか迷った(ごめん)。ただ、この役はすらっとしたスタイルは必須だし、序盤の何考えてるか分からない雰囲気はショートプログラムの演技をみると出せるのではないかと思った。

景瑚のプライベートメールでたまに来る、胸の内を表現した文章はヌーの話し方とも通ずる部分がある。

けいごさん、漢字読めないし文もすらすら読めないところがウケるかわいいってピックアップされること多いけど、愛読書のHUNTER×HUNTERも難解な言葉とストーリー展開だと思うんだよな。やれば出来る。


ガニガス・ガグトス→與那城奨

サバ系トレドレーガ出身。愛称は「ガンガ」。トレドレーガでは専門教育が徹底しているため、実践的な知識が豊富。
風土病が原因で短命な同胞たちを長生きさせるため開発された、トレドレーガ型青緑色クロレラの栽培方式による、一種のサイボーグ。クロレラ培養なので血液や内分泌器官に至るまで全身緑色。11人目の妨害行為によるタダのミスで負傷するも、ミスの経緯の不自然さからタダの肩を持つ。機転が利く。

サイボーグで頑丈そうな身体で考え方が大人、というところに見た目から説得力を持たせたいので奨くんしかいない。タダが11人目だと疑われてるのを止めるために、「11人目はオレだ」と言うシーンを奨くんの演技で見たい。


グレン・グロフ→川尻蓮

セグル系灰白色星出身。「まるで岩石人間」と評される容姿を持ち、愛称は「石頭」。生真面目な性格。
正体は地球総合政府の大佐かつ宇宙大学教官であり、大学によって仕組まれた真の「11人目」。

簡単に言うと11人目として潜り込んだ首謀者。
悪い奴ということではなく、試験中に予定外の事態(1組10人だと思ってたら11人いた)をわざと生じさせたら受験生はどう動くか?を監視する試験官だったという。
蓮くんならストーリーの中で伏線を張る目線の使い方や動き方など細かい演出もしてくれそう。
実は、王さま役とも迷った。
でも最後ネタバレした際にガヤガヤした10人に「気をつけ!!」「着席!!」って石頭くんが号令をかけて、スッッと黙らせる場面があり、これは蓮くんに是非やって欲しいと思った。

最後に

「スペースデリバリープロジェクト」に参加したことで、私は『11人いる!』に想いを馳せていたが、豆ちゃんは『仮面ライダーフォーゼ』を振り返っていたようだ笑笑
人それぞれの宇宙。素敵だね。


『11人いる!』…読んだことのない方には是非読んで欲しい素晴らしい作品だし、JO1を知らない漫画好きな方がいらしたら是非少しでもパフォーマンスを見ていただけると嬉しい。
ということで最後に、モー様の漫画好き様がこのノートを読む可能性は低いかもしれないけど、好まれそうなJO1の動画も載せておく。



デビュー曲MV
『あぶない丘の家』とテイストが近いかな↓


逆さまの世界観。これもきっと刺さると思う。↓



最近のパフォーマンスここまで成長しております!
セットが美しいのに歌詞は攻めててそのコントラストが素敵な作品。全員ポーに見えるかも↓


ノート書いててほんとーーーに楽しかった!!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました♪

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