光

逆説的

昔馴染みの友人と仕事の打ち合わせをし、その中でこれは本当に仕事の話と称していいのかと思いながら自分の興味のあるテーマを話した。

「日常・暮らし」「個性」「怪奇なもの」

今現在、興味のあるテーマとしてはこの3つが浮かぶ。
バラバラで全く関係のないものに見えるが、よくよく考えてみると自分の中では統一されたテーマなのだなと気付く。


誰にでも「日常・暮らし」はあるし、「個性」もある。
「個性」については「ふつうって何?」という疑問の方が近いかもしれない。
「怪奇なもの」は、日常の中で感じる解決しようのない小さな「何アレ?」を、例えば妖怪であったり説明のつかないもののせいにして納得してしまおう、という思いつきからきたものだ。

つまり、(だいたい)みんな持っているもの。それが自分の中でのテーマなのだと思う。


中でも「日常・暮らし」を書き留めることに最も興味がある。

家事や仕事に追われる日常も、優雅にコーヒーを飲む日常も、病院の白い天井を見つめ続ける日常も。どこにでもありそうで、そこにしかないもの。
毎日毎日大量にすれ違う風景でしかない人間の一人ひとりに別の日常があるのだと思うと、なんだか底知れぬわくわくを感じる。

それをできるだけ丁寧に、たくさん、書き留めてみたい。


わたしはいろんな人の日常に触れて、「ふつう」を知りたいんだろうな。
自ら「ふつう」を名乗ることのない、ふつうの人に憧れているのだと思う。

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