見出し画像

フリゲ2023 投票した作品一覧


ものすごく今更ですが(汗)、
フリゲ2023で投票させていただいた作品をご紹介したいと思います。
公式サイトはこちら↓になります。

フリーゲーム界隈は一昔前(ざっと振り返ってみてもニコニコ動画全盛期ぐらいの頃でしょうか。ゲーム実況が流行りだした頃ですよね)と比べるとどうしてもプレイ人口は減ってしまった感は否めません…が、それでもこうしたイベントを定期的に開催されてるのは嬉しいものですね。

それでは、自分の投票した作品を紹介させていただきたいと思います。

鼓草

以前、ゲーム実況の記事でも紹介させていただきましたね。

こちらの作品は実況が終わった後も、一周目で選ばなかった方の選択肢を選びながら再プレイしております。(選択肢によって微妙にストーリーやキャラの台詞が変わるため)

個人的には、やっぱり終戦間近の展開が一番しんどいですね…。
命は助かったけど、戦争のせいで何もかもなくしてしまった人もたくさんおられたでしょう。
平和ボケの時代を生きている自分にはそういった方たちにかける言葉もありません。
でも、それでも、人生いろんなことがありますが、やっぱり人間生きてこそだと思うんです。
人の命はなくなってしまったら二度と戻ってこないけど、それ以外のことに関してはやり直しのきかないことなんてないのですから。
難しいことを考えなければ、世の中生きてさえいればどうにかなるものだと思います。
失った時間は取り戻せなくても、これからいくらでも自分で選んだ人生を生きていける。
作中のとある人物(名前のないモブ中のモブキャラではありましたが…)とのちょっとしたエピソードで改めて強く思ったものでした。

(ダウンロードは↓こちら。)


フサの大正女中ぐらし

こちらも「鼓草」と同じ制作者様で、実況もさせていただきました。(この頃になると多分少しは喋りも慣れてきた…と思います汗)
時系列的には「フサ〜」の方が「鼓草」よりも前の話ですが、「鼓草」を先にプレイしているとおおっと思われる小ネタが出てくるのでプレイする順番的にはこちらの方を後にした方が良いかなと個人的には思います。

この制作者様のゲームは本当に時代考証がしっかりされていて、毎度エンドロールでの参考文献の量には驚かされますね。そして、登場人物が皆地に足をつけて生きているのが伝わってきます。
また、途中かなり辛い展開になっても後味悪くなくしっかりと救いのある着地点にストーリーが展開されていくので物語作りが非常に優れているなぁと思います。もし今後もまたゲーム制作を続けられるようでしたら、少々気は早いですが次回作が楽しみですね。

(ダウンロードは↓こちら。)


バロックを抱く揺籠

こちらはノベルゲームコレクションからもダウンロード&プレイできます(ちなみにノベコレのゲームはスマホでもプレイできるので、お手軽に何かノベルゲームをプレイしたい、というときにオススメです)

この作品は実在した中世のスペイン王家、ハプスブルク家の没落をモチーフにしたゲームなのですが、ゲームという媒体ではありながらも一人一人の登場人物たちに歴史があり、それぞれの人生があったのだな…という歴史の重みに浸れる作品だと思います。
あいにく世界史には全く詳しくなかったのですが、写真が発明される前で詳しい資料もあまりなかった時代だからこそ感じ取れるものがあるというか、肖像画一つ取っても一枚の絵からその人の人柄や立場などが読み取れるというか、うまく言えませんがそういう「趣の深さ」を感じられるものだな、とこの作品をプレイして思わされましたね。
ハプスブルク家について詳しくない方でも楽しめるとは思うのですが、もし興味のある方はプレイ前にざっと調べてみていただけたらと思います。 

(ダウンロードは↓こちら。)

こちらはハプスブルク家最後の王、カルロス二世について詳しく紹介してくださっている動画です。
非常にわかりやすくまとめられており、また紹介する人物へのリスペクトも感じられる良い動画ですので興味のある方は見ていただければと思います。


奇譚の青にねむる

こちらは童話「青ひげ」をモチーフにしたホラーADVです。
様々な謎解き要素、追いかけっこ要素があり即死トラップも数多く、ぶっちゃけ初見でノーヒントでクリアは非常に困難な作品です。幸いにも作者様がかなり詳しく攻略の手順をサイトに載せてくださっており、こちらからの質問にも丁寧にやり取りしてくださって大変助かりました…。

こちらのゲームの大きな特徴は、ホラーゲームに加えて乙女ゲーム要素もあるという点ですね。
男性キャラ二人のうちどちらかの好感度を上げていくことによって各々のエンディングに到達します。
どちらのキャラもそれぞれ違った魅力のあるキャラでしたね。

この作品は結構詳しいレビューを自分のブログに書かせていただいておりますので(先に述べた鼓草とフサ〜に関しても感想記事を書かせていただきました)、もし宜しければブログの方も覗いていただければ幸いです。
屋敷内の地図をexcelで自作してブログ内に載せておきましたので、攻略のヒントにしていただければと思います。

(ダウンロードは↓こちら。)




以上、4作品に投票させていただきました。
他にももっと沢山のフリゲをプレイされてる方はおられると思いますが(汗)
自分なりに厳選して選ばせていただきました。

こうやってフリゲ界隈が作者様側もプレイヤー側も盛り上がるのは大変良いことですよね。
またこうしたイベントがあれば是非とも参加させていただきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?