子会社になっても

シンガポールは「世界で最も生活費が高いランキング」でスイスのチューリッヒと共に1位になったと11月30日のロイターが伝えていました。

シンガポールの生活費が高いのは都市の経済力が発展して強くなった結果であり、シンガポールには周辺の東南アジア諸国の発展と共に事業を創業して成功させた大富豪がいます。

その大富豪の中で最近になって名前を知ったのがゴー・チェンリャン氏です。

ゴー・チェンリャン氏の名前を知ったきっかけは、日本最大の塗料メーカーである日本ペイントの業績拡大と買収の記事を見ていくとゴー氏の名前が出てきたからです。

ChatGPTに聞いたゴー・チェンリャン氏についての答えです。

ゴー チェン リャン (1928 ~ 2019 年) は、シンガポールの著名な実業家であり慈善家であり、塗料およびコーティング業界に多大な貢献をしました。彼は、国内有数の塗料メーカーである日本ペイント・シンガポールの創設者でした。

ゴー・チェン・リャンは1928年にマレーシアのマラッカで生まれました。1950 年代に、彼は小さな塗装工場で働き、塗装業界でのキャリアをスタートしました。業界の可能性を認識した彼は、1962 年に日本ペイント シンガポールを設立しました。彼のリーダーシップの下、同社は急速に成長し、シンガポールだけでなくアジア太平洋地域の塗料およびコーティング市場の主要企業になりました。

日本ペイントはグローバルに事業を拡大し、さまざまな国で強い存在感を確立しました。同社は、塗料技術の革新と環境に優しい製品の生産への取り組みで知られるようになりました。

ゴー・チェンリャンは、事業活動とは別に、慈善活動でも知られていました。彼は教育や医療などさまざまな目的に多額の寄付をしました。彼の貢献は社会に永続的な影響を残しました。

ゴー・チェンリャンは、2019 年 2 月 1 日に 91 歳で亡くなりました。彼の遺産は、日本ペイントの成功と彼の慈善活動のプラスの影響によって受け継がれています。






ChatGPT

ゴー・チェンリャン氏は日本ペイント シンガポール以外にも事業を手掛けてウットラムという大資本グループに発展させます。

ゴー氏は小さな塗装会社で働き始めた後に会社を創業し、日本最大の塗料メーカーを子会社化するまでに会社を発展させたのですから、かなりエネルギッシュな人物だったのかと思います。

そのウットラムグループが約1兆3千億円の新株を引き受けて、日本ペイントを子会社にしました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62890820R20C20A8TJC000/

記事の日付は2020年8月21日になっていますが、当時は記事を読んでないか関心が無かったか、ウットラムグループによる日本ペイント子会社化に気付いたのは昨日でした。

日本ペイントのホームの株式状況を見るとウットラムグループ傘下のNipsea International Limitedが日本ペイント株式の55%の株を持ち、日本ペイントがウットラムグループの子会社になってるのがわかります。

経済記事を見てると日本ペイントがウットラムグループの子会社になったのは、ウットラムグループとの合弁会社を日本ペイントが子会社化し、増資で得た資金で更なる事業拡大を目指すためとあり、いろんな記事を見てるとそれが事実だと思います。

日本ペイントはウットラムグループの子会社になる前にドイツ、米国、トルコの会社を買収していましたが、ウットラムグループとの合弁会社を子会社化した後もフランス、スロベニアの会社を買収し、今年11月13日にはカザフスタンのアリーナグループの株式の75%取得を発表し拡大意欲は旺盛です。

買収を重ねたためか日本ペイントの最近の決算短信では、バランスシートにおいて資産合計2兆7408億円のうち「のれん」が9170億円になってますが、日本ペイントが世界の子会社を適切にコントロールして成長できるといいですね。

日本ペイントの親会社になったウットラムグループですが、創業者のゴー・チェンリャン氏が亡くなられて、その後はどうなるのか検索しても詳しい情報は出てきません。

ウットラムグループの事業について何か記事が出てきたら、また読んでみたいです。

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