見たかったDVD


DVD


ブックオフに今週行った時に映画「トラ・トラ・トラ」のDVDがあったので、買いました。

「トラ・トラ・トラ」は1941年12月8日の日本軍による真珠湾攻撃と攻撃前の日米首脳と高官による交渉が行き詰まって、攻撃に至る経緯を描いた作品です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9!

最初に「トラ・トラ・トラ」を見たのはテレビ放送で、その時は真珠湾攻撃が実行された時の日米の政府と軍の首脳や高官についてよく知らなかったので、映画に出てくる人物の悩みや迷いがよくわからず、ラスト近くの戦闘シーンが迫力があって見応えがあると思っただけでした。

2回めに見たのはDVDが普及する前のVHSテープの時代で、レンタルショップのコーナーに「トラ・トラ・トラ」があったので、借りて見ました。

VHSテープを借りる前に、テレビで真珠湾攻撃で始まる太平洋戦争のドキュメンタリーを見たり、太平洋戦争についての雑誌の特集を読んだりしていたので、日本側の政府と軍の人間関係も多少わかるようになっていて、「トラ・トラ・トラ」は1941年のころの空気を伝えてくれる良い作品だと思うようになりました。

借りたVHSテープは2回ほど見てショップに返しましたが、その後も太平洋戦争についてのドキュメンタリー、映画、本、雑誌とかを見たり読んだりしているうちに、また「トラ・トラ・トラ」を見たくなってきました。

ブックオフに行ったのは本を売るためで、自分の欲しいモノがあるとはあまり期待していなかったので、「トラ・トラ・トラ」の中古DVDがあったのはよかったです。

今回DVDを見て「トラ・トラ・トラ」は戦闘シーンだけでなく登場人物の人間関係でも見応えのある作品だと思いました。

俳優が演じる歴史上の人物は、私が過去の映像や本で見てイメージした人物像にぴったりはまっているか、私のイメージには合わなくても大きく外れることはありません。

山本五十六、淵田美津雄、源田實、南雲忠一、東條英樹、近衛文麿、その他の日本の政府と軍の関係者、
ハズバンド・キンメル、ウイリアム・ハルゼー、コーデル・ハル、ジョージ・マーシャル、ヘンリー・スチムソン、その他のアメリカの政府と軍の関係者、
みんな1941年頃に生きた人物を再現したように、俳優が演じています。

「トラ・トラ・トラ」の撮影が始まったのは1968年末となっていて、真珠湾攻撃から27年経っていますが、1941年頃の生活様式や雰囲気もよく再現されているように見えます。

「トラ・トラ・トラ」は1941年の真珠湾攻撃について、当時の日米の政府や軍の関係者は何を考え、どう行動したか知りたいとなればぴったりの作品だと思います。


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