借入

会社の経営の安全性を調べるとしたら、有利子負債構成比率と借入金月商比率を見れば参考になると、今週の東洋経済に載ってます。

記事によると、【借入金や社債などの有利子負債÷総資本】が有利子負債構成比率で、【有利子負債÷<年間売上高÷12>】が借入金月商比率となります。

有利子負債構成比率ですが、総資本の中で有利子負債の占める割合を示す用語を検索すると、借入金依存度という言葉が出てきました。

借入金依存度という言葉の方が、一般によく用いられるわけでしょうか。

会社経営のための借入金の話で、よくニュースや経済誌に登場するのは樂天グループで、そのニュースや記事を見たり読んだりした人は多いでしょう。

私も何度もニュースや記事を見ました。

そこで樂天の借入金月商比率と借入金依存度は、どんなものかと樂天の決算短信を見ましたが、よくわかりませんでした。

樂天グループについては、グループ会社に銀行や証券事業会社があり、金融事業とその他の事業をまとめた決算表を作るので、わかりずらいという意見がネットや動画にあり、私もそうでした。

樂天グループの総資産は2023年3月末日で約20兆35百億円ですが、ここから借入金月商比率や借入金依存度を見ようと思えば、銀行や証券の金融事業の資産か負債を引くべきか、引くとしたらどの項目か、有利子負債にしても社債および借入金が約1兆82百億円とあり、これは該当するでしょうが、他にもいろんな項目の負債があり、金融事業の負債は除くことになると思いますが、その他の金融負債が約1兆485十億円とあり、これはどうしたらいいだろうかわからず、自分には計算できませんでした。

しかし、ヤフーニュースの東洋経済の記事で、今後3年間で9000億円の社債償還が控えてるとか、増資で最大3300億円を調達するとか読むと、経営が大変だと感じます。

樂天の社債償還に関しては、他にも記事や動画があり、悲観的な意見も見られますが、樂天はこの状況をどう乗り切っていくのか、注目していきたいです。

そして、樂天の借入金月商比率と借入金依存度について言及した記事や動画は、検索しても見つからなかったので、うまく計算した記事や動画があれば、見てみたい気がします。

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