中秋の名月


昨夜はすごく月が綺麗に見えた。

そこから浅めの睡眠を経て、朝値上がりしたタバコを一服しながら、後輩の店で買ったコーヒーを淹れながら思い返して少し衝動のままに一筆。PCに向かう。


昨夜の帰り道、ちょっとイライラしてた。
ほんの些細な事だったかもしれないけど、多分自分の中で勝手にプレッシャーに感じていてしまったのもあって
人間関係って何だろう。みたいなことから、なんかイライラしてた。

理論めいて考えてしまうのは自分の好きな面でもあって、また厄介だなと思う面でもある。
整合性を見つけるのが得意で、癖。ある種言い訳が上手いとも取れる。

そんなことを考えながら歩いて20分の自宅へ到着。
モヤモヤして帰りつき、サッっとシャワー浴びて、軽くご飯食べるか否かとか考えてる時に、
タバコでも吸うかと一本火をつける直前に、ハッ…

「そうか、中秋の名月か」

と人格に立ち帰れた。

外に出て家の前で、ほぼ真丸な、いつもよりさらに綺麗に照らされる月を見て
感情に揺さぶられ、思考が縛られ、人格まで奪われた自身を取り戻すことができた。

MONGOL800の「星の数 月の数」を聴きながらの一服は最高に格別で、秋の風が体の熱も、心の内の波もをすっかり慣らしてくれた。

いやー最高だった。


ただ、月はいつもそこにあって、それを見上げて綺麗と思えるのかはその人の心うちにある。

深呼吸。マインドフルネス。瞑想。感謝の正拳突き壱万回。

大切なのは自身にいつでも立ち返れる事。と、僕は思います。


昨夜はそれが出来た。だから嬉しい。それだけ書きたかった文章でした。

お前の生きる道は これまでも これから先も 天によって完ぺきに決まっていて それが故に 完全に自由だ。(沢庵宗彭:バガボンド)

御拝読ありがとうございました。

Doo wop 神田悠

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