【アーマードコア6】カスタムマッチの法則

このノートはカスタムマッチ(シングルのみ)の仕様を書きとめるためのモノである。いわゆる“対戦部屋のしくみ”と言うやつに明確なエビデンスを与えるのはむずかしいが、これでも約半年もフロム・ソフトウェアの脆弱なサーバーとつきあってきたのだ。経験則が多少は役に立つこともあると思われる


・READYの優先権は最後に入室したプレイヤーが最後尾になる


戦いたいのに対戦の出番が回ってこず、ヤキモキしたことがないだろうか? それは上記のような法則が働いているからである。

ルールが“固定”の場合はマシとしても“勝者交代”や“敗者交代”の場合、人数が多いとその待機時間は退屈の一言である。
なのでわたしがホストのときは直近の入室者にREADYを譲っている。先に入室しているプレイヤーはすでに対戦をかさねていることが多いからである。入室したばかりのプレイヤーこそ、誰よりも遊びたいものだろう。

ホストが入室者をALPHAやBETAに設定すること、あるいはほかの入室者がREADYを譲ることでこの問題は解決することが可能である。


・人数が偶数の場合に於いて、READYをズラさなければ、対戦相手がカブりやすくなる


これもREADYの優先権の話である。

入室したばかりのプレイヤーを除いて、基本的にREADYは対戦の循環の中で最も遊んでいないプレイヤーが優先され、対戦を終えることで順番は最後尾に回される。そのあと対戦するのは次に最も戦っていないふたりのプレイヤーになるわけだ。この循環が繰りかえされると永久に対戦相手が変わらなくなってしまうのである。

シングルはワン・オン・ワンなので、奇数の場合はこれが起きない。どこかで最後尾が“あぶれる”からである。
いろんなプレイヤーと遊ぶために誰でもよいので、意図的にREADYをズラすのが望ましいと思われる。


・プレイヤーが何度も入室に失敗していると、永久に対戦が開始されないことがある


理屈は分からない。しかし身内で確認するかぎり、この仕様はたしかに存在しているようだ。

どうやら対戦が開始されさえすれば、部屋が(比較的)安定するようなので、入室のタイミングをチャットなどで連携することで調整できるだろう。

それにしても……どうして我々がそんな面倒なことをしなければならないのだろう……令和のサーバーの姿か? これが……おいたわしや……


・人数が七人を超えると、部屋が爆散しやすくなるなど、様々な問題が発生する


部屋の強度はホストの回線への依存度が高く、特に無線のホストの部屋で起こりやすい。ほかにも対戦の中断、入室が安定しないなど、症状は様々のようである。ホストが有線のときでも爆散するときは爆散するようだ。
もはや多人数のときは祈るしかない。
身内で対戦するときは有線のプレイヤーにホストを任せるのが適当だろう。

今どきこの程度の人数くらい、快適に遊ばせてほしいものである。


・部屋に入室するときは合言葉が合致していても、サーバーを合わせなければならない。


世界サーバーの部屋は世界サーバー。日本サーバーの部屋は日本サーバーでなければいつまでも発見することができない。
ホームボタンを押してフレンドを経由するときはそのかぎりではない。


・プレイヤーが入室しているように見えても、それが幻影の場合がある。


こちらからはプレイヤーが入室しているように見えても、向こうは入室に失敗しているときがあり、これを暫定的に“幻影”と読んでいる。

ホストはホームボタンで実際に入室できているかを確認しよう。



・ステージの“ランダム”は信用するべきではない


言葉のとおりである。やたらとステージが偏ったりする。特にグリッドなどが偏るときは最悪である。
グリッドがいやすぎるための集団幻覚なのか、それとも本当に偏っているのか、実際は定かではない。
ホストがステージを分散することで対処できる。


・困ったときは再起動


入室できないときにやるべきことである。
不思議と素直にはいれるようになったりする。はいれないときもある。
大切なのは祈祷力である。



・無線のプレイヤーは挙動があやしくなりやすい


どんなゲームでもそうだが無線のプレイヤーは瞬間移動などの不審な挙動を起こしやすい。
射撃武器の判定なども不条理で、特にバズーカやレーザーキャノンなどは犯罪的である。

あまりに挙動を指摘されるときは回線を改善するか、さもなくば典礼街オルディナの刺客に就職するべきである。おそらく即座に入社することができるだろう。


以上がわたしの知っていることである。
対戦中毒者には周知の事実も多いだろうが、情報をまとめておくに越したことはないだろう。

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