アセンブル研究所

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最近の記事

轢過。野良猫。春の朝。

犬が死ぬその三日前に 「これは数日のうちに死ぬな」 と思った。理由は分からない。 犬が老衰のために微動だにもせず、ついに水も飲めなくなったからだろうか。あるいは子供のころからのつきあいがあるから、状態を機敏に察知することができたのだろうか。 動物の死を予見するのがわたしの無駄な才能なのかもしれない。あるいは動物を飼っていると誰でもそうなるのだろうか。 このまえ猫が死んだときもこの予見がわたしの頭に閃いて、それは見事に的中することになった。 積極的に猫をかわいがっていたのは

    • 【アーマードコア6】カスタムマッチの法則

      このノートはカスタムマッチ(シングルのみ)の仕様を書きとめるためのモノである。いわゆる“対戦部屋のしくみ”と言うやつに明確なエビデンスを与えるのはむずかしいが、これでも約半年もフロム・ソフトウェアの脆弱なサーバーとつきあってきたのだ。経験則が多少は役に立つこともあると思われる ・READYの優先権は最後に入室したプレイヤーが最後尾になる 戦いたいのに対戦の出番が回ってこず、ヤキモキしたことがないだろうか? それは上記のような法則が働いているからである。 ルールが“固定”

      • 【アーマードコア6】太陽守&ヨーヨーとアルコール&フィルメーザ

        コーラルミサイルの駆動音、諸行無常の響きあり。LRBの光の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れるジマーマンも久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。趣味機体もついには滅びる、ひとえにタンクの前の塵に同じ。 今期も無事にSへ昇格したので振りかえりをしようと思う。前回のように簡単に昇格できたわけではないが、それでもそれなりの対戦をできたのではないだろうか。 ランクマッチが更新されてから、いきおい対戦の海に飛びこんだわけではなかった。狂ったようにすぐに対戦をかさねるのはわたしの好きなや

        • 【アーマードコア6】Sへの過程

          このまえ無事にSランクを取得した。 使用機体は汎用型の中量二脚である。 このたび筆を執ったのはランクマッチの反省が目的であり、機体構築論と言うよりはこれまでを振りかえるための記事である。 来期も近づいてきているし、戦いを言語化することが、次の戦いへの備えになるだろう。 C帯までを振りかえる ある程度の腕があれば、どんな機体でも良いようなランクではあるが、一応の反省をしておきたい。以下がC帯までの使用機となる。 タキガワハーモニクスのシールドを採用しているのが分かるだろ

        轢過。野良猫。春の朝。