オープニングがないから変な予感がした朝ドラエール。

今朝は朝からしんどかった。
オープニングがないと思ったら。

いつも暢気な朝ドラなのに。
暢気さとの落差で戦争の
悲惨さを伝えようとしたのかも。

戦地での慰問音楽会の前夜、
みんなで語り歌っていたのに。
まさか本番の前に敵の襲撃。

襲撃される前に窪田くんが兵隊さんに
お土産を手渡されるのですが、
「英兵からぶんどってやった缶詰です、
うまいので先生にぜひ食べて欲しい」
というような渡され方をしていて、
その人が直後に撃たれるところから
襲撃がはじまりました。なんて演出。

「ごめんなさい・・・・・・・・・・
ボク・・何も・・知りませんでした」

私たちは、こんなに体験を聞いて
育ってるんだから、悲惨さを多少
知っている。どんなことがあっても、
戦争は絶対してはいけないと、
綺麗ごとと言われようとも、
言っていかないといけないなと
再確認し強く思った科白でした。

今現在、言わなくていい世の中だけど、
いざという時は非国民と言われようが
絶対言わないといけないと思う。
でも、できればそんな主張を
しないでいい暢気な世であってほしい。

戦争をするなら国民巻き込まないで、
上のオッサン同志が素手で
ケンカする世界ルールでお願いします。
プーチンさんや韓国の文さんと日本の首相
が喧嘩したら確実に負けちゃうな。却下。

窪田くんが直太郎先生の
めがねをちゃんと持ち帰ったのか、
とても心配していたりします。
どうでもいいことだけど遺品は大切。

母の叔父がおそらく同じ頃に、
ビルマで戦死したそうで、
小学校の時中井貴一の
ビルマの竪琴を見に行った時に、
叔父さんの遺骨の箱が帰って
きた時、骨ではなく砂が入っていた。
と、母に聞かされて衝撃だった。

その時は私のまわりで誰も
亡くなってなかったので、
亡骸をみたこともなかったのに、
骨じゃなくて現地の砂って。
と子供ながらに驚きました。

子供の頃戦争の話を聞く機会もあったし、
はだしのゲンを読んで夜寝られなくなり、
東京大空襲のガラスのうさぎや、
広島原爆のふたりのイーダなどを
親や先生にすすめられて読んでいたのは
今思えばとてもよかったと思う。
とっても怖かったけど。

それでもう私は戦争はいけません病に
陥っているので、悲しいものは見たくない。
最近は戦争のお話の映画やドラマは
できるだけ見ないようにしているのです。
もうわかってるから見なくていいです状態。

今朝は、久しぶりに戦争のシーンを
予想外に見てしまって、どんよりしてしまった。

で、終わってすぐにおはよぉございまぁす。
って出てきた火野正平にほっとさせてもらった。
暢気でいいなぁ。



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