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ヒョーロン課題1🛒💭『Art Of Shopping』

 さてさて、3月のヒョーロン課題は #文サお茶代 だーにゃこと脱輪編集長の記事「Art Of Shopping」を読んで何か書け、ということなので早速読んで書いてみたいと思う。

 なるほどなるほど、適当な商品を購入して真っ先に会計を済ませることで、店側の心証を良くし、本来の目的である買い物をより快適にする可能性があることについて考えてみるといいよ、という提案は、確かに的を射た合理的なものだといえるかもしれないな、と納得感を持って読むことができた。

 ここで、当該記事を読みながら、ぼくが拡大解釈した内容を思いつくままに書いてみたい。

 この編集長の記事を少し遠い視点で眺めてみると、そこには、"こちらがトリガーを引くことで他者とのあいだに築かれる関係性を主体的にコントロールしてみようじゃないか"という、"買い物"という具体的なシチュエーションが取り除かれ、抽象化された一つの提案が浮かび上がってくる。

 例えばこの提案を恋愛にあてはめてみた場合、編集長が定義するところの"お会計は最後にまとめて済ますもの"という思い込みは、"意中の相手に想いを伝えるのは最後に済ますこと"に相当することになるだろう。すると買い物における、"わたし、いいお客さんです!買う気、あります!"というメッセージを何らかのかたちでお店に伝える行為は、"わたし、あなたに好感を持っています!親しくなりたいと思っています!"という内容をどうにかして相手に伝える行為あたりに相当することになるだろうか。

 そもそも、編集長が当該記事で"人と関わるすべての営みにはコツがある"と指摘している通り、人との関り方にはコツがあるわけで、特にその最たるものといえる恋愛関係にも当然、コツがあるとぼくは思うわけである。

 このファーストコンタクトの成否が最終結果に直結することは意外と多いと思われ、「相手をよく見て、品定めしてから…」なんてことをしていると、あっという間に人気商品は売れてしまう。それは経済市場だけではなく、人の世でも同じことがいえるのではないだろうか。

 もちろん、そのファーストコンタクトが不調に終わったからといって諦める必要もないと思うが、脈なしの金鉱を掘り続けるという無為な結果を手にしてしまうことを回避できる場合が多いだろう。そう、つまり、"なにかしら不快な思いをする確率は双方ともにぐっと減る"わけである。

 このあたり、惚れられた側の恋愛に対する練度次第でスムーズに(それが惚れた側が期待する方向であるにせよそうでないにせよ)事態が進展していく様子についても、編集長の記事における『“礼儀のプレゼント交換”のマナー』に相当するやり取りが見て取れるのではないだろうか。

 というわけで、ワイドショーに出演しているお笑い芸人のように適当なことを書いているうちにいい感じで1000文字を越えたので、今回はこのあたりで。

おしまい。

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