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字幕についてのウォッチと、気が向けば動画のレビューでも
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【雑記】Kurzgesagt:愉快な自動翻訳

新作動画がでると、まずは英語字幕を出しながら視聴することにしている。だが単語や専門用語が厳しい場合も多く、自動翻訳の助けを借りることも多い。 最近の自動翻訳はそこそこ意味をとれるものになっている。(文の区切りがメチャクチャで秒間文字数も多いとはいえ) だが、それでも自動翻訳の限界を感じさせるような誤訳というのをちょくちょく見かける。最近、そういった愉快な自動翻訳を収集していた。 あまり数は集まっていないのだが、この記事に手持ちのスクショを貼り付けておこう。そして、今後も

【字幕投稿報告】Kurzgesagt:What Happens AFTER Nuclear War?

Kurzgesagtの「核戦争の後には何が起きるだろう?」という動画について、字幕を投稿した。要するに「核の冬」についてだ。 雑感核戦争による損害を爆発による直接的な被害と、核の冬による農業生産のマヒの2つの側面から描写した動画。 全面的な核戦争が何をもたらすのかが良くわかり、寒気がした。 核戦争といえば、昨年の印象深かった動画がある。 少し自分がつけた字幕を抜粋しよう この動画でも核の冬に言及があり、数十億の犠牲がありうるということは既に言及されていた。 改めて核

KurzgesagtのShort動画紹介⑬『太陽系ガイドツアー イオ』

0:00~ イオは太陽系で最も奇妙な月です 0:03~ 黄色く輝き、致命的な放射線の中にあり 太陽系で最も火山活動が活発な天体です 0:10~ このサイズの月なら 凍っているはずが 0:13~ 巨大な木星の引力が 興味深く働きます 0:18~ イオは軌道上で 常に100mも押しつぶされます 0:22~ これによって月のコアが過熱し 地球の20倍の地熱が発生します 0:28~ その結果、400もの火山が噴火を繰り返し 地表は頻繁にその形を変えています 0:33~

KurzgesagtのShort動画紹介⑫『太陽系ガイドツアー 木星』

0:00~ 木星は他の太陽系惑星の 2倍以上の質量を持つ巨星です 0:05~ 月なら80個分 小惑星なら100万個分で 0:10~ 地球11個分の幅があります 0:13~ でもその壮大さは 影に隠れています 0:17~ 木星には太陽光が 十分に届いていません 0:21~ 赤外線映像なら 雲の隙間から内部の熱が見え 0:26~ それが大赤斑のように 地球より大規模な嵐を起こします 0:31~ でもそれは地表の乱流にすぎません 木星の95%は水です 0:36~ 異

KurzgesagtのShort動画紹介⑪『太陽系ガイドツアー 金星』

0:00~ 太陽系ガイドツアーにようこそ 0:03~ 最高の観光地で最高の自撮りを グランド・ダック・クルーズと共に. 0:09 お次は美しさに定評のある惑星に 0:11 渦巻く桃色の帯、乳白色の肌、地球の90%の大きさと重力を持つ惑星...。 0:17 すぐにでも降りて自分の目で見たくなるでしょう 0:20 しかし、外見は取り繕えます 0:23 あの白い雲は水ではなく、硫酸で 地球の93倍にもなる大量のCO2の上を漂っています 0:32 その大質量の下に、黒い火山岩による地

KurzgesagtのShort動画紹介⑩『太陽系ガイドツアー 水星』

0:00~ 太陽系ガイドツアーにようこそ 0:03~ 最高の観光地で最高の自撮りを グランド・ダック・クルーズと共に. 0:09 今回は水星で凍てつく冒険を ええ、空耳ではありません 0:14 水星は太陽に最も近いですが 太陽系で最高のスキー場があります 0:19 赤道付近では、地球の6.6倍の太陽光で焼かれて430℃になっていますが 極点には深いクレーターが点在し、-170℃にもなります。 0:34 通過する水蒸気やメタン、その他のガスを凍らせて捉え 何百万年も蓄積してきま

KurzgesagtのShort動画紹介⑨『太陽系ガイドツアー 火星』

0:00~ 太陽系ガイドツアーにようこそ 0:03~ 最高の観光地で最高の自撮りを グランド・ダック・クルーズと共に. 0:09~ まずは火星です 寒く、誰もいません 0:13~ 毒々しい空の下 むき出しの岩が赤い砂に埋もれており 歓迎されていないようです 0:19~ 火星はこんな側面だけが注目されがちですが 少し待てば、魔法のような側面を目撃できます 0:27~ まずは日の出です 青く輝いています 0:30~ 地球の1%にも満たない薄い大気のなかを 太陽光は進み、浮遊する塵

KurzgesagtのShort動画紹介⑧『翼の獲得』

0:00~ 偉大なる進化の力のコーナー、本日は…”翼”! 0:03~ 進化の歴史において、飛行という概念はありふれたものだ。実際、現存している約150万種のうち、約66%が進化の歴史のどこかで翼を持っており、見事な成功を収めている。 0:18~ 現時点で、4つの独立した翼の獲得過程が、過去4億年の中で確認されている。 0:24~ この分野の先駆者は昆虫だ。翅の起源については現在も謎に包まれているが、おそらく外骨格から新たな形質として形成されたものだろう。 0:34~

KurzgesagtのShort動画紹介⑦『夜空はなぜ黒いのか』

0:00~ 夜空はなぜ黒く見えるのだろう? もし宇宙が無限でいたるところに銀河があるのなら、どの方角を観ても最終的には銀河に行き着くはずだ。だったら夜空は白く見えるはず! 0:11~ この疑問は長らく天文学者を混乱させた。 さて、その答えとは? 0:15~ 宇宙は無限かもしれないが、その年齢は無限ではない。 だから最も遠い銀河の光はまだあなたに到達していないのだ。 0:24~ 夜が暗いということが、とても重要な何かを明らかにしてくれた。 宇宙は永遠に存在してきたわけでは

KurzgesagtのShort動画紹介⑤『花が先か蜂が先か』

0:00~ 花と蜂、どちらが先? 化石記録からは、約1億3000万年前には花が存在したことがわかる。 だがおそらく、それよりずっと前に花は出現したのだろう。 0:08~ 一部の昆虫は、やがてそのおいしい花粉を発見する。 副次的な効果として、その花粉は体に乗って他の植物に運ばれた。 0:15~ しかし、捕食者も潜んでいた! 小さな昆虫を大量に捕食するスズメバチが繁栄し始めたのだ。 0:21~ そして1億2500万年前、彼らから進化したハチが登場した。 花粉という美味な食材

KurzgesagtのShort動画紹介⑥『この可愛い犬のような動物がクジラになるまで』

0:00~ これはクジラだ。 パキケトゥスという動物で、約5000万年前に生息していた。 0:07~ 科学者たちは、現在のクジラがこの犬サイズの陸生生物にまで遡れることを見出した。しかし、地球上で最大の動物への劇的な変化は、どのように起きたのだろうか?調べてみよう。 0:19~ パキケトゥスの化石はパキスタンの山中で発見された。当時、この地域は緑豊かな地域で、淡水の河川敷も多かった。このモコモコした小さな哺乳類は犬かきで魚を捕りに出かけていた。 0:31~ 頭頂部近くに

KurzgesagtのShort動画紹介④『パンゲア大陸』

0:00~ ひとつの大陸、ひとつの海。これが2億年前の世界の姿だ。 0:06~ 【2億年前】 そこには超大陸「パンゲア」と、海洋の「パンサラッサ」しかなかった。 おそらくはマントル対流により、それが今日の形に引き裂かれた。 0:17~ マントルにはコアから外へと熱を運ぶゆっくりとした流れがある。 熱い鍋の中でお湯が上昇するようなものだ 0:24~ 加えて、自己破壊もあっただろう。沈み込み帯では海洋地殻がマントルに沈み込む。これによって地殻は密度と重量を増し、残りの地殻も

KurzgesagtのShort動画紹介③『地図の投影法』

0:00~ 地球は球、地図は平面。では、どうやって地図上に地球を描くのか? 0:07~ 曲げたり伸ばしたり圧縮したりする必要があり、これを投影法という。 0:12~ 目的ごとに、適した投影法がある。 0:17~ 例えば船乗りなら、実際の航路を描ける地図が必要だ。 0:22~ だがそうすると、グリーンランドがアフリカ大陸のようなサイズになる。 0:25~ 何百種類もの投影図をザっと眺めると 0:31~ 現実に対する一つの視点に過ぎないことを思い出せる。 0:34~

KurzgesagtのShort動画紹介②『5つの大量絶滅』

仮タイトル:5つの大量絶滅0:00~0:12 生命のリレーは常に続いているが、地球上に生息していた種の99%は絶滅している。種の大虐殺を引き起こした5つの大量絶滅を見てみよう。 0:12~0:33 1: 最古の絶滅(約4億4500万年前) オルドビス紀には、ほとんどの種が水中で暮らしていた。腕足動物、コケムシ、節足動物など90%近くが死滅した。おそらく、地球規模の冷却が始まり、海面が低下したためだろう。 0:33~1:09 2: 藻類による絶滅(約3億6000万年前)