KurzgesagtのShort動画紹介②『5つの大量絶滅』

仮タイトル:5つの大量絶滅

0:00~0:12
生命のリレーは常に続いているが、地球上に生息していた種の99%は絶滅している。種の大虐殺を引き起こした5つの大量絶滅を見てみよう。
 
0:12~0:33
1: 最古の絶滅(約4億4500万年前)
オルドビス紀には、ほとんどの種が水中で暮らしていた。腕足動物、コケムシ、節足動物など90%近くが死滅した。おそらく、地球規模の冷却が始まり、海面が低下したためだろう。
 
0:33~1:09
2: 藻類による絶滅(約3億6000万年前)
次の大量絶滅は成長の加速が原因かもしれない。デボン紀に藻類の個体数が急増し、海洋の酸素濃度を低下させた。これは根を持つ樹木や草本の進化によって土壌が栄養豊かになったためかもしれない。海洋動物は窒息し、食物連鎖は混乱した。巨大なダンクルオステウスなど、75%ほどの種が死滅した。
 
1:09~1:38
3: 最大の危機(約2億5000万年前)
ペルム紀に起きたもので、「大絶滅」とも呼ばれる。多くの昆虫、ヒレを持つ爬虫類、ウニ、ヒトデ、そしてほとんどのサンゴを含む全生物種の90%以上が絶滅した。おそらく巨大な火山活動が原因で地球が温暖化し、広範囲にわたり生活環境が変化したのだ。
 
1:38~2:02
4: 恐竜の夜明け(約2億年前)
またも地球温暖化の波が押し寄せ、三畳紀の絶滅が始まった。海生無脊椎動物からフィトサウルスのような大型爬虫類まで、約80%の種にとっては残念なことだった。しかし、先史時代の人気者である恐竜にとっては大勝利だった。この絶滅によって、恐竜は地球の支配的な住人となったのだろう。
 
2:02~2:26
5: 恐竜の終焉(約6600万年前)
恐竜の絶滅は、その繁栄と同じぐらい急激なものだった。この絶滅は地球に衝突した小惑星によって引き起こされた。その衝突は半径1500キロのすべてを焼き尽くし、地震と火山活動を引き起こした。全生物種の約75%が絶滅した。
 
2:26~2:49
その後は?
今、我々は次の大量絶滅の危機に瀕しているようだ。今回の原因は私たち人類である。今日、生物種は予想の100倍から1000倍の速さで絶滅している。何なら次に絶滅するのは人類かもしれない。私たちには最悪だが、地球はあまり気にしないだろう。人類がいてもいなくても。