土曜日は犬に話かけない日
土曜日は愛犬に話かけないで!
唐突にこんなこと言われたら「バカなこと言うな!」って反論したくなりますよね。
もちろん、土曜日に愛犬さんに話しかけることが悪い!なんてことではありませんので安心してください。
では私は何が言いたいのか?
それは、
ほとんどの人が音声言語に依存していることに気づいていない
ということです。
犬の音声言語は極端に少なく、コミュニケーション手段のほとんどはカーミングシグナルを含むボディランゲージと匂いです。
逆に人間のコミュニケーションはほぼ全てが音声言語に基づいたものです。
そのことは誰でも理解できていますが、あまりにもあたりまえすぎて、そのことを意識できる人はほとんどいません。
ちょっと意識の高い飼い主さんやドッグトレーナーであれは、犬のカーミングシグナルやボディランゲージを読み取ろうと努力します。
ですが、読み取ろうとはするのに、こちらの意思を相手に伝える手段は音声言語で伝えようとします。
わたしが言いたいのは、
音声言語を使わずに自分の気持ちを愛犬に伝えてごらんよ
ということです。
「おいで」と言わずに呼べますか?
「◯◯ちゃん」と言わずにアテンションをとれますか?
「いい子」と言わずに褒めれますか?
あなたは音声言語を使わずに、どれだけ愛犬さんに気持ちを伝えられるでしょうか?
あなたが土曜日(もちろん平日だってかまいません)に、愛犬さんにあえて声かけをせず、全ての表現をボディランゲージで伝えることにチャレンジしたなら、今まで自分が音声言語に依存してきたことに愕然とするかもしれません。愛犬に気持ちが伝わらず悲しくなるかもしれません。
でももし、あなたがあえてその困難にチャレンジするなら、あなたは今まで気づけなかった愛犬さんの心に気づけるはずです。
音声言語を使わずに土曜日を1日過ごせたら、日曜日のあなたは愛犬さんとキラキラ輝く違う世界に生きているはずです。
ちょっとワクワクしませんか?
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