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【子犬のしつけ】トイレの教え方

子犬を飼ったら、必ず直面するのが「トイレ」問題です。
トイレのしつけは、子犬を迎えたその日から取り組まなければいけません。

子犬のトイレのしつけは、たった一つのコツをおさえれば
あっという間に覚えさせることができます!

ぜひコツを覚えて、サクッとトイレを教えてあげましょう。

トイレを教えるコツとは?

子犬のトイレを教えるコツとは、ズバリ・・・
「失敗をさせないこと」です!

「そんなの当たり前じゃないか」とツッコまれそうですが(^^;)、
とにかく失敗をさせないようにすることが成功への鍵になります。

「失敗がない=成功しかない」という、至極当たり前の理論なんですが
実はコレ、多くの飼い主さんが気づいていないのです。

「失敗させないためにはどうしたら良いのか?」と考えて
対処をすることが重要です。

トイレのしつけが上手くいかない理由

子犬がトイレを失敗したら、「コラッ、ダメでしょ!」と怒っていませんか?

トイレのしつけがうまくいかないのは、失敗を怒っているからです。

なぜこれでは上手くいかないのかと言うと、
犬は「出来たことはしても良いこと」と解釈するからです。

私たち人間からすると、絨毯やベッド、玄関マットなど
トイレ以外でする排泄は「失敗」ですが、
犬からすると、トイレ以外だったとしても排泄が出来ているので、
その場所も“トイレ”だと勘違いしてしまうのです。

もし子犬が絨毯でおしっこをしてしまって
飼い主さんが一生懸命怒ったとしても、
「もっとたくさんおしっこをしろって言ってるんだろうな」
「足をあげておしっこをしなかったから怒っているんだろうな」
「絨毯のもっと端っこでしろって注意しているんだろうな」
と受け取めている可能性があります。

失敗したらあとの祭り

いくら失敗してしまったあとに怒っても、
意図が正確に伝わる可能性は低いので
失敗してしまったら「あ〜あ、失敗されてしまった・・・」
とがっかりするしかありません(笑)

そして、淡々と後片付けをしながら、
なぜ失敗されてしまったのか考えて下さい。

「子犬を放っておいてスマホに夢中になってしまったのか?」
「子犬をフリーにしたまま、自分がトイレに行ってしまったのか?」
「トイレシートを替え忘れて、シートが汚れていたのか?」
など、失敗の原因を考えて、同じ過ちをしないように気をつけることです。

確実に覚えるまでは、トイレに誘導する

あとよくある失敗例として、ケージ内ではトイレは完璧なのに、
ケージから出してフリーにすると失敗してしまうというケースです。

この場合は、あくまでも「ケージ内という環境でトイレを覚えている」
というだけです。

ケージから出した状況ではまた別ものなので、
「ケージ外に出ていても、ケージ内のトイレに戻って排泄する」
ということをしっかり教えなければいけません。

ケージ内でトイレがちゃんとできるからと言って、
「フリーでいても自ら戻って排泄するはず」と期待してはいけません。

必ず時間を見計らって、ケージに戻して排泄させてください。

トイレで排泄をしたら3つの報酬を与える

ケージ内のトイレで成功したら

  1. よ〜く褒める

  2. ご褒美を与える(ドッグフードや愛犬が好きなおやつ)

  3. ケージから出してあげる

ここでのポイントは3です。
「トイレで排泄をしたらケージから出してもらえる」と学習させれば、
ケージから出たい一心で、飼い主さんの顔を見れば排泄するようになります。

またフリーにしていて、そろそろトイレかなとケージ戻しても、
サッと排泄するようになるので、すぐフリーにしてあげることができます。

これを続けているといずれ、フリーにしていても自らトイレに戻って排泄をするようになります。

排泄のコマンドを教える

トイレに戻すとすぐ排泄するようになったら、
コマンドをかけるようにします。

子犬がトイレトレーの上で、おしっこをするためにクルクル回り出したら、
「ワン・ツー、ワン・ツー」「シー・シー」などと声をかけます。
※「ワン・ツー」とは、盲導犬や介助犬などで使われる隠語の排泄コマンド。

これを日々続けることによって、「ワン・ツー」「シー・シー」という言葉が排泄を促す合図だと学習します。

排泄のコマンドを覚えさせると、いつでもこちらの都合で排泄させることが
できますし、いつもと違う場所でもスムーズに排泄させることができるので
とても便利です。

ぜひコマンドも覚えさせてください。

トイレは必須なしつけ!

トイレのしつけは、必ず教えておくべきしつけになります。

例えば災害時、愛犬を連れ避難所に行かなければいけなくなった場合、
好き勝手なところで排泄したり、ケージ内で排泄してしまうと困ります。

指示した場所できちんと排泄できるように教えておけば、
どんな状況になっても安心です。

トイレは子犬の段階で教えてしまえば、簡単です。
子犬を迎えたら、その日から「失敗をさせない」という言葉を
スローガンに、トイレのしつけを取り組んでください!




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