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軽やかに動き、ときに立ち止まる。

ほとんど記憶にない2020年とは打って変わって、忘れたくない1年となった2021年。正直にいうと上半期は「続・2020年」という感じであまり覚えていないが、下半期は大切な大切な半年間となった。


動き始めた2021年下半期

コピーライターの阿部広太郎さんが主宰する連続講座「企画でメシに食っていく」に参加した半年間。「変わりたい」「何者かになりたい」と言っていた自分はいつの間にかいなくなっていて、「何者かではなく、自分は自分でいいよね」と言えるようになった。仕事もプライベートも具体的に環境がガラリと変わったわけではないのだけど、少しずつ、いつの間にか変化していた。


そして企画メシに通ったおかげで、これからやっていきたいことも明確になってきた。何よりも「自分の心が動いているかどうか」を大切にしたいと思えている。さらに企画メシには仕事でもそれ以外でも企画をし続け、挑戦をしている人が多い。そんな人たちに出会えたおかげで何も動いていない自分が嘆いている場合ではないと思えたのだ。


2022年のテーマは「軽やかに動き、ときに立ち止まる」

テーマというよりも、自分のスタンスと言った方がしっくりくるかもしれない。自分の芯になるのは「晴れ心」を作る人であること。誰かの背中を押して、晴れ心を作りたい。これは企画メシでの最終講義で宣言したことだ。そこに色んなテーマを掛け合わせながら軽やかに動き続け、自分らしい生き方の解像度をあげる1年にしたい。

ただ新しいことにどんどん手を出してみようというよりも、今の自分が持つスキルやワクワクできることに目を向けてみる。過去から自分を解釈することを忘れたくないので、立ち止まる時間も作りながら着実に進んでいきたい。


そして今年、大切にしたいのは「書く」ことと「出会う」こと。

まず「書く」ことについて。
年末に2021年を振り返ろうと思ったが、素材(記録)がなかった。いいねの日の企画に参加したおかげで10月からの日記は残っていたのだけれど、それ以前の記録も記憶もないのだ。人は想像以上に忘れやすいことを実感させられた。今年は忘れたくない1年にするためにも、記録に残すことを続けていきたい。

手段としては、毎日の日記、日常のメモとしてのtwitter、じっくり自分と向き合うためのnote。この3つを続けていこうと思う。

そしてSNSに関しては「発信」という側面も忘れてはいけない。最近、瀬戸内の紹介が楽しくなってきて#ハレの瀬戸内 というハッシュタグで投稿を始めた。瀬戸内の非日常(ハレ)を楽しめる場所、晴れ心になれる場所を紹介したいという思いでこのハッシュタグをつけている。本当は素敵な写真付きで紹介できるのが一番引きがあると思うのだけど…これから改善しつつ楽しんで投稿を続けていきたい。

また、書く力に磨きをかけるのも目標のひとつ。媒体に合わせてさまざまな文体を使いこなせるようになりたいし、より伝わる文章を模索したい。未経験ながら今の会社に入り、質は追いつかないからとにかく早く仕事をこなして量産できる人材を目指していた。けれどこれからは量より質を上げることにシフトチェンジしていこうと思う。ひとまずライターさんが書かれた本を読んだり、憧れの一田さんが主宰されているライター塾にも参加したい。

そしてインプットもほどほどに、やっぱり書かないと書けるようにはならない。ライターの初歩的なノウハウを実践するというよりも、自分の演算機を動かして「伝わる文章」を目指したい。そのためにはまずは「言語化」。私は日々を分かったフリをしてサラッと生きている節がある。心が動いたのならばなぜそう感じたのかをきちんと言葉にする。その積み重ねを大切にしていこう。


次に「出会う」ことについて。
2021年は企画メシのおかげでたくさんの人に出会えた。twitterでの発信を見てくれた懐かしい友人から連絡をもらうこともあった。そして人に出会うことで「自分」が浮き彫りになる感覚があったのだ。

ここで、人に出会うことについて私の心に残り続けている言葉を紹介したい。この本にはたくさん付箋を貼りつけているのだけど、このページは付箋に埋もれてしまわぬように意を決して大きく折り目をつけた。

 自分がするべき仕事をしたり、自分にしかできない能力を発揮すれば。他人が距離を縮めようとしてくる。そうなればあなたが応じるか、応じないかを決めることができる。それが主体的に生きるということなのだ。
 人との距離は、じつは自分一人で自分を磨いてつくるものなのだ。
引用:『会って、話すこと。』田中泰延


人見知りで世間話が苦手な自分にとって、新しい出会いは苦痛だと感じることも多かった。しかし企画メシでひたすら自分のやりたいこととやるべきことを全うしたおかげでたくさんの人が繋がりにきてくれた。この言葉は本当だった。そして勇気を与えてくれたのだ。

誰かが作ったコミュニティに入り込むのは苦手なので、自分から旗揚げをして集まってもらおう。私はその方が性にあっているらしい。まずは積読合宿から。今、やりたいことをカリキュラム(?)にまとめている。(企画生の何人かに企画のお手伝いで声をかけると思うので、その時はよろしくお願いします!)


と、ここまで書いたけれど、何よりも健康第一に。いつの間にか神社に行っても大切な人たちの健康しか願わなくなっている。そしてもともとゼロに等しかった筋力がさらに落ちている気がするので義姉を誘って筋トレを始めよう。。

皆さん、よい1年を。
よい1日1日を過ごしましょう。
今年もよろしくお願いします。



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