Radiohead「Jigsaw Falling Into Place」〜エド・オブライエンの凄さ〜
僕はレディオヘッドが好きです。
そしてエド・オブライエンが好きです。
彼は常に曲の引き立て役として、「なんやそれ…」というエフェクトを駆使して曲にアレンジを加えています。
今日紹介する「Jigsaw Falling Into Place」でもそうです。
楽しそうにリズムに乗りギターを掻きむしるトム・ヨークとジョニー・グリーンウッド。彼らとは離れた場所でひたすらにギターとは思えないサウンドで曲に深みを与えるエド。
もちろんトムもジョニーも大事ですがエドがいなくなるとこの曲は特にライブではスッカスカの曲になること間違いなしです。
当たり前ですが、5人編成のバンドなら曲にある音は5つしかないです。ですがエドのこの働きによって、いくつも音がある曲であるように錯覚してしまいます。
エドは僕にマルコム・ヤングやブライアン・ジョーンズ、ブラッド・ウィットフォード、イジー・ストラドリンといった「目立たないギタリスト」の魅力を教えてくれました。
彼らが安定したリズムを刻まなければリードギタリストは輝けません。
そしてもちろん、お互いにリスペクトし合う必要があります。だからオアシスは解散した。
日本にはあんまりないですね、こういう編成のバンド。ボーカルの人がギター弾いてることはよくありますけど。
というわけで、陰のギタリストの魅力についてでした。
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