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スピッツ好きなアルバム ベスト5

最近というか去年の10月ごろからなんですけど、スピッツにめちゃくちゃハマりました

元々「有名なシングルは全部聞いてて各アルバムから一曲ずつ好きなアルバム曲言えるくらい」には好きで、それがさらに過熱した感じです。


なんで急にハマったのかと言われたら、正直具体的には説明できないんですけど、「国民的なポップバンド」という僕の中に元からあったスピッツへのイメージが完全に消え去ったからな気がします。ハマればハマるほどそんな浅いバンドじゃなくてゴリゴリのロックでパンキッシュでエネルギッシュなバンドだということが分かってきてどんどんのめり込んでいきました。


早速やっていきましょう





5位 隼


いい意味で乱雑で、オルタナティブで、スピッツのディスコグラフィの中でもかなり異質な作品。さっき言ったようなスピッツに対して「国民的ポップバンド」というイメージを持ってる人に「8823」を聴かせてごらんなさい。きっとスピッツが好きになります。イントロから心を奪われ、「君を自由に出来るのは宇宙でただ一人だけ」という、草野さんらしい遠まわしで、でもくどくない愛のメッセージが炸裂。

何より「ホタル」が好きなんですよね。ラスサビの盛り上がりはマジでスピッツ最高の瞬間。

そのくせ最後を締めるのは「アカネ」という暗くも明るい失恋ソング。憎いですね。

多くの人にとって「スピッツにもう一段階ハマるきっかけとなったアルバム」になったと思います。僕もそう。




4位 フェイクファー


「エトランゼ」から「楓」までの序盤6曲と「スカーレット」「フェイクファー」の終盤2曲のためのアルバム。

「エトランゼ」で「おっ、バラード路線で行くんか?」と思わせて「センチメンタル」でやっぱりロックか~wと裏切られる感じが好きなんですよね。そのあとも「冷たい頬」「運命の人」「仲良し」の怒涛の名曲ラッシュ。極めつけは「楓」。わざわざ語るまでもないですね。

「スカーレット」は言わずもがな、「フェイクファー」はこのアルバムの締めとして完璧な役割を果たしてます。固いドラムと独特な展開で好きな曲です。

裏を返せばそれ以外の「スーパーノヴァ」から「ウィリー」までの中盤4曲がいまいち印象に残らないんですよね・・・。そこでちょっとダレちゃうというか。それでこの位置です。



3位 名前をつけてやる


ツルっとストレスなく聴ける名盤。

のほほんとしつつもなんかヤバい空気を纏う「ウサギのバイク」で始まってクッソ気持ち悪い歌詞(本当に一番気持ち悪いと思う)の「日曜日」、そのあともインディーズっぽいバンドサウンドゴリゴリの名曲が続きます。「ミーコのギター」、よすぎでしょ。ギターっていうのはチンポのことっていう考察を知ってから本当に好きになりました。初期の曲だと一番好きです。

これ色んなバンドに言えることなんですけど「初期のアルバム」って統一感ありません?有名曲といった有名曲がないから気楽に聴けるんですよね。

この次のアルバムの「惑星のかけら」もめちゃくちゃ好きです。6位くらいに入ると思う。

それでも最後を締めるのは初期の大名曲「魔女旅に出る」。オーケストラサウンドが採用されててかなり壮大な曲です。このタイトルで旅立つ君(魔女)を見送る僕の一人称視点とは驚きましたね。「ほらイチゴの味に似てるよ」という歌い出しが心を掴みます。



2位 三日月ロック


うーん、名作!!!


全曲自信を持って好きと言えます。「ファンの求めるスピッツ」ここにあり。前作「ハヤブサ」の乱雑な雰囲気(マジでいい意味)を調理して食べやすくしたって感じ。

一曲目の「夜を駆ける」から最後の「けもの道」まで美味しいところしかない完璧な作品。「遥か」が一番有名かもしれませんが僕は「ハネモノ」のちょっとテクノっぽい感じが一番好きです。(そもそもアルバム全体的にテクノっぽい感じがある)

「水色の街」というちょっと謎めいた曲もあれば、「ガーベラ」という壮大な曲もあって、「ローテク・ロマンティカ」「エスカルゴ」というゴリゴリの曲もあって、それでも言いようのない統一感があって聴いてて飽きないし疲れない。

一位じゃないのはマジで僅差。書きながら逆にしようか悩んでるくらい。その日の気分。まあスピッツファンなら一位が何か大体察しは付いてるんでしょうけど。



1位 ハチミツ


逆張りは一切しません。これが最高傑作です。

まず「愛のことば」がある。それだけで一位になれるポテンシャルがあるのに「ロビンソン」が控えてます。凄い。それもアルバムの空気に合ってるので身構えることなく聴くことが出来ます。そのあとの「Y」も神秘的な雰囲気でいいんですよね。さらにそのあとの「グラスホッパー」「君と暮らせたら」で王道ロックバンドに引き戻されて終わります。何より表題曲の「ハチミツ」のちょっと可愛い感じが好き。涙がキラリ☆はシンプル名曲。「ルナルナ」はオナニーの歌と知ってからかなり好きになりました。

他の曲も全部名曲。なんというか全体的にエロい雰囲気があるんですよね。それがこのアルバムの統一感の所以かも。





以上です。

では、よいスピッツライフを!!!!


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