■日記、かいちゃお～～～～！！！！ワ～～～～イ！！！！！

20代OLです。

■その日あった出来事を羅列するのが好きだ。

■その日あった出来事と、そのとき感じた感情の効力は基本的に４８時間だと思っている。

■私の記憶力は、良いか悪いかでいうと「終わり」に近い。誰が何を言ったとか、自分が誰に何の話をしたとか、マジですぐに忘れてしまう。

■特に人の顔と名前を覚える能力は、皆無に等しい。同じ後輩に「ごめん名前なんだっけ」と７回聞いたことがある。

■１～２回目は顔を覚えられず、３回目で顔は覚えたが名前が出てこず、４回目からはさすがに罪悪感があったので、覚えているフリをしようとするも「僕の名前覚えてますか？」と先手をとられて失敗し、５回目は「タケシ？」と言って「違います」と言われ、６回目は「あ、名前がいつも思い出せない子だね！」と言って「そうです！」と言われ、７回目から「〇〇です」と向こうから名乗ってくれるようになった。

■書いてて思ったけどメチャクチャ良い後輩だな。辛抱強く私の記憶力に寄り添ってくれたタケシに感謝している。そして今これを書きながら、彼の名前を思い出せない自分にドン引きしている。

■一番困るのが、この人誰だっけ？という人が、やたらと親しげに話しかけてくるときだ。前回どんな絡み方をしていたのか思い出せなくて冷や汗が出る。相手の思っている私への親しみレベルと、こちらの親しみレベルのすり合わせをするヒントが欲しい。敬語使ってたかどうかすら思い出せない。

■このパターンの落とし穴は、相手が「会ったことあるかと思いきやただのシンプルにメチャクチャ明るい人」だった場合だ。そういう人達は、初対面のコミュニケーションの相場が我々とはまるで違う。まず「はじめまして」のかわりに「ウィ～～～～ス」を使うのだ。ここにオプションで「いきなり肩組み」がつくこともある。

■その「ウィ～～～～ス」に対し間違って「あ～その節はどうも」みたいなスタンスをとろうもんなら、のちのち初対面であることが発覚したときに知ったかぶりしていたことを誤魔化さなきゃいけなくなる。なんだったんだ私の不毛な演技は。頼むからフェイントの「ウィ～～～～ス」はやめてくれ。せめて「お初ディ～～～～ス」と言ってくれ。

■いや記憶力の話はいいんだ。早く日記を書かないと。久々の長文にテンション上がってるのかもしれない。そういうとこチャーミングなんだから、もう。

■久々だなあ日記書くの！！！ワクワクするなあ！！！文章書くのってそれ専用の筋肉が必要だと思ってるんだけど、体の筋肉と一緒で使ってないと本当に衰える。こうしてたまにストレッチでのばしてやらないといけないのだ。

■ストレッチの日記はじめ！オイッチニ！

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■起きて、仕事した。

■チヂミを焼いて食べた。

■生地の割合が少なくて、ほぼニラで構成されているペラッペラのチヂミが好きだ。口臭が香ばしくなった。

■仕事が終わって、勤務先に出すための年末調整の紙を書いた。この世で３７番目くらいにありがたいものは、年末調整を代わりにやってくれる人の存在だと思う。一度だけ自分で税務署に行って確定申告をしたことがあるんだけど、身の毛がよだつほどややこしかった。人間をいじめることを目的とした書類なのかと思った。

■私は行政手続きが虫と同じくらいデェ嫌いである。あんな苦行は二度とやりたくない。その点、会社に所属していると経理のおばちゃんにハンコ押して出すだけで、あの意味わからない書類を作成しなくて済む。本当に素晴らしい。すべてのことは当たり前じゃない。おばちゃんいつもありがとう。ジーザス。

■紙を書き終わると、兄から「USBいつ受け渡すー？」と連絡が来た。

■私の兄は、商業施設や飲食店の音楽イベントでＤＪをやっている。その影響で私も半年ほど前にＤＪの機材を買ったのだが、兄の選曲が普通にメチャクチャ好みなので、次のイベントで使うプレイリストを私のUSBにも入れて欲しいとお願いしていた。

■今どこ？と返信すると「サンマルク」と来た。

■何してるの？と返信すると「ディグ」と来た。

「ディグる」とはdig（＝掘る）る。 つまり、「情報を探す・発見する」という意味です。自分の好きなアーティストや曲を探すことを指しています。出典：Google検索

■つまりプレイリストに入れる曲を探す作業中ということだ。

■誰かに「今何してる？」と聞いて「ディグしてる」と言われたのは初めてだなと思った。

■今からそっちに取りに行くと返信した。

■サンマルクカフェに着くと、プレイリストはほぼ完成していた。私もホットコーヒーを買って、新しい曲を聴かせてもらった。Phony Ppl とフィーチャリングしたミーガンジースタリオンのラップが最高だった。デッカくて強そうな欧米の女の人が大好きだ。

■私も最近作ったBTSの曲のミックスを聴かせた。「自分で作ったん？」と言われた。「作った」と言うと「おー」と言われた。サンマルクの閉店までずっと音楽を聴いていた。

■お腹が空いたのでご飯を食べようとなった。暇そうにしていた友達を呼んで、３人で回転ずしを食べに行った。回転ずし一億年ぶりくらいに食べた気がする。

■受付の機械で人数を入力するとき、間違って「未就学児 ３名」にしてしまった。未就学児が３人で寿司食いに来たことになってしまった。

■一応３人とも義務教育は終えているので、店員さんにごめんなさいをして修正してもらった。

■レーンに寿司が全然流れてなかった。例のコロッちゃんの影響で、まだ寿司は流してはいけないらしい。回転ずしのエンタメ性を守る為か、レーン自体は止まらずに動いていた。箱に大量に入ったワサビだけを運んでいる虚無のレーンだった。

■「こりゃもう回転ずしじゃなくて回転ワサビじゃねえか！！！なんちて！！！」と思った。思ったけど言わなかった。

■「あんかけ茶碗蒸し」というメニューがあった。気になったので１つ注文して３人で分けて食べてみることにした。最初に食べた友達が「おせち料理の味しない？」と言った。

■どういうことだよ。おせち料理のどれだよ。おせち料理はあくまでカテゴリ名だ。昆布巻きとか黒豆とか、具体名を言えよ。カルボナーラ食べたときに「イタリア料理の味で美味しいですね！」と言うか？バカの感想である。レストランからつまみ出せそんな奴。

■などと思いながら一口食べたらほんとに「おせち料理」の味がした。おせちの重箱にメチャクチャ圧力かけてプレスして茶碗サイズに凝縮したらあの味になると思う。

■寿司を食べてから、友達とふたりでカラオケに行った。私が最近BTSの曲をたくさん聴いてるという話をすると、友達は沼の予感がしたのでBTSとは距離を置いていると言っていた。賢明な判断だと思った。

■カラオケ中、別の知り合いから連絡が来た。お世話になっている共通の先輩がおうちを引っ越すことになり、荷造りをしているというので手伝いに行った。

■家につくと、全然荷造りは進んでいなかった。

■しかし、その先輩はとても良い人なので、手伝うよという有志の人達が次々にやってきた。愛されてるなあと思った。掃除班と運搬班にわかれて作業をした。

■新居にもっていくものといらないものを分けていると、それはいらないから誰かにあげる、それもあげる、という洋服や家具や小物がどんどん出てきて、フリマ状態になった。私もシンプルな銀のハンガーとアカシアの小物入れを貰った。ラッキーラッキー。

■天井のシーリングファンを外すとき、ネジが１つ飛んでどこかへ行ってしまった。ネジが足りないと新居でつけ直すとき困るので、床をiPhoneのライトで照らして大捜索が始まった。

■私がキラリと光るネジっぽいものを見つけて拾うと、ネジではなくクロムハーツのピアスだった。先輩が「うわそれ探してたやつ！！！！」と言って大喜びしていた。「ネジはもういい！！！ビバホームで買うから！！！！」と言っていた。可愛かった。

■３時間程度でほぼ作業は終わった。引越し屋さんを呼ばなくてもここまでできるもんだなと皆で感動した。

■荷物をトラックで新居に運び終えて解散した。新居のインテリアがある程度できたら、お礼に家でしゃぶしゃぶやるからと言ってくれた。ラッキーラッキー。しゃぶしゃぶは幸せの食べ物だ。早く肉をシャブしたい。

■帰宅した。たくさん動いたのでよく眠れた。

■起きた。仕事した。久々に日記を書こうと思いついた。書きながら食べるものが欲しくて、チュッパチャップスをコンビニで買った。

■自主的にチュッパチャップスを買ったのって初めてかもしれない。これは買うものではなく、カラオケとかに置いてある謎のジャンケンゲームの機械から出てくるものだからだ。

■やっぱり日記は楽しい。アカシアの小物入れにはアクセサリーを入れた。

お先に失礼します。