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今季も感謝!23-24 京都ハンナリーズ

Doirieです。
23-24シーズンもあっという間に終わりを迎えました。苦しいことも多々ありましたが、振り返ればやはり愛おしい日々。大好きな京都の面々のこと、ひとりずつ綴ってみます(個々のボリューム差はご容赦ください)。
あ、口調は完全に独り言です。


#3 水野幹太

オチ役も厭わぬフトコロ深いかんちゃん

かんちゃんの諦めないプレイでもぎ取った勝利がいくつもあるよね。
韓国の星と呼ばれる選手をイラつかせ、ファウルアウト+テクニカルまで誘発したのは紛れもなくかんちゃん。

そしてそれを誰よりも分かってるのがチームメイトたち。
ジャージのホックを外されたり、ちびっこブースターにあげたバッシュを臭い言われたり、ヒーローインタビューに選ばれたらもみくちゃにされたり…それはもちろん信頼関係あってのことだし、かんちゃんのフトコロ深ければこそなせること。
お姉ちゃんをお気に入りのbeanxious さんに連れてったり、風呂上がりにおかぴさんのお風呂に再度付き合ったり(公式さんの下記投稿)、本当に心のあったかいかんちゃん。

かんちゃんは、4月20日佐賀戦で大けがを負った。手術したことがリリースされると、次々に寄せられたお姉ちゃんやチームメイトたち、ブースターからのメッセージにはかんちゃん愛がこれでもかと詰まっていて胸がいっぱいに。早く治って、元気いっぱいのかんちゃんに会えますように。

#5 小西聖也

強いハートで登り続けるキャプテンセーヤ

最年少キャプテンの重荷は想像を絶するよ。末っ子ポジションからいきなりやもんね。
でも精一杯もがきながら、チームメイトを鼓舞して引き連れ登ってきたキャプテン。

日本代表選手をイラつかせテクニカルを引き出したディフェンス、神と呼ばれるエースからボールを奪い大金星に繋げたスティール、ものすごい体格差にも怯まず掴み取るオフェンスチャージ…それはコニタンならでは。

地道に、着実に、コニタンは強くなってる。とんがり犬歯がちょっとのぞくチャーミングな笑顔をもっともっと見られますように。

#7 マシュー・ライト

熱く慈悲深く若手を導く千両役者マシューニキ

マシュー様。そしてCDと我らのニキ。
華麗なるテクニックを駆使したシュートやアシストに、何度魅せられたことか。

そして若いチームメイトを時には熱く時には冷静に導く姿に、どれほど勇気づけられたか。
いちいちカッコいい立ち居振る舞い、家族をチームをファンを大事に大事にするニキは色んな意味で京都の柱。
途中合流したCDの懐きっぷりも微笑ましかった。

それにしても選手プロデュースグッズで、昨季の画伯っぷりが蒸し返されるとはご本人も思ったはらへんかったんちゃうか。
マシューニキの自画像トートを求めて争奪戦が繰り広げられた島津アリーナでの佐賀戦、残り7秒で逆転ディープ&タフスリーを決めたニキ。さらには今季最終戦、OTの末に敗戦かと思われたところで超ロングブザビ3の同点弾!!!「千両役者」という言葉以外思いつかなかったよ。佐賀戦のプレイはリーグの第34節No.1タフショットに選ばれたね。

<追記>最終戦のシュートも、最終節No.1タフショットに選ばれました。
これで宇都宮Game2と合わせて今季3度No.1タフショットに輝いています!

奥様の出産を間近に控え、シーズン終了後ファン感謝祭前に帰国のようす。今季最後まで共に戦い抜いてくれてありがとう。また新たな家族と一緒に会えますように。

#10 チャールズ・ジャクソン

感情豊かで気配り細かなキャプテンCJ

ゴール下で身体を張るだけじゃない、いつも一生懸命走ってる。自陣でスティールした後PGにボール渡して敵陣へ猛ダッシュ、シュートを決めるのは今季のお得意パターンだった気がする。
苦手であろうFTも練習して練習して、投げる前にふっと微笑んでリラックスするスマイルルーティン始めてからは確率も上がったね。

画質極悪だけどスマイルルーティン

終盤はスティールでも魅せてくれた。何としても勝つんだ!て思いをプレイで示してくれてた。

ちょいちょいある理不尽ジャッジに「ナンデ?」と必死に訴えたり、飛び込んじゃった客席のお客様に「だいじょぶですか?」て声かけたり、細やかなお人柄が滲むシーンもよく目にした。トークショーで子どもブースターの質問にも楽しそうに答えてたよね。
チャーミングで温かなCJは、京都のでっかわ天使。

#11 前田悟

まだ若いけどお兄さん役サトルさん

序盤なかなかうまくいかないと思ったら、手術を受けて長期離脱。新天地で期するものがあろう中、本人が一番歯痒かったろうと思う。
2月7日の復活を現地で見られたのは本当に嬉しかった。

その後どんどんプレイタイムを伸ばし(時には長すぎる程?)、終盤はオフェンスにディフェンスに大活躍。シュートはよく知られてるけど、それだけじゃなくポジション取りとか読みのセンスも優れてるんだろうな。劣勢の時にも自らハッスルプレイでチームに喝を入れてた。
チームの日本人選手の中ではほんのちょっとだけお兄さん。それを意識してるコメントも見た。
広報さん渾身の記事からは、サトルさんが苦悩の時期を経て今充実している、信念がしっかり固まっている、そんな様子が伺える。

おかぴさんとの絆を感じるルーティンを見るのも毎試合楽しみやった。京阪ダービーの最終戦、腕?肘?を痛めてベンチにいたけど相手のFTをものっそい大声で煽り散らかしてたのは意外やった^^;
この御方、花あさぎ色のユニはもちろん黒ユニが超絶カッコいい。何ちゅうか王子さま感がある。オフシーズンには乗馬にチャレンジしてみませんか。

#13 青木龍史

コツコツ鍛錬フツフツ情熱るーじくん

序盤はケガの影響でなかなか出られない中、11月の信州戦で古巣相手の活躍が嬉しかった。そして何より、宇都宮戦Game2で比江島選手と3P合戦になったシーンは忘れられない。ディフェンスにつかれても、打ち切った。

食事にプロのアドバイザーをつけるほど、日常生活からひたむきに、ストイックに。己に厳しく、仲間に温かく。
るーじくんに武士道みを感じるのは私だけ?

いつしか、スターターじゃないチームメイト同士で肩組んでティップオフを見守り、ティップオフの瞬間深々と一礼するルーティンができてたね。肩を組むのはいつもるーじくん。そんなところにも、るーじくんのリーダーシップが見えた気がするな。

まっったくるーじくんが見えない角度ですが

きっとるーじくんはまだまだこんなもんじゃないと思う。PTが少ない中でも、アウェイ最終節では連続3Pで魅せてくれたし、何度も相手の虚をつくプレイで得点してくれた。忍びの一族かもしれない。そして「忍」の字が示すとおり、立ち向かう壁が険しくても、地道に着実に乗り越えていくと信じてる。

#15 鈴木悠介

穏やかそうで怒らせたら怖そうゆーちゃん

プレイタイムはなかなか得られなかった。
でも
ベンチでゆーちゃんの果たした役割はとっても大きいと思っている。英語もできるから、だけじゃない。細やかな気遣いができるひと。
(…なお高校生の時に「うっせえじじぃ」なる啖呵切ったこともあるそうなので、怒らせたら一番怖いと思うなど)

笑顔が似合うふたり(共通点は帰国子女)

シーズン終了後は京都の3x3チーム、じげんアップデーターズでプレイすることが発表されている。よって穏やかなだけじゃない、アグレッシブなゆーちゃんもきっと見られるに違いない。
また会いに行くからねー。

#21 ケビン・ジョーンズ

大黒柱として冷静沈着に己を律するKJ

CDが来るまではセンターも含めて色々役割多かったKJ。プレイタイムがしょっちゅう35分超えてもホントに限界まで頑張ってくれてた。
ショットクロックぎりぎりで決める3Pシュートやリバウンド取っての技ありシュート・・・まさに「ザ・仕事人」。長い長いながーい脚を折り畳んで片膝ついてる交代待機の仕草でさえカッコイイ。

(画質激悪ですが)この脚の長さよ。

そして理不尽なコトもぐっと飲み込み、プレイで見返せる選手(渋谷戦では熱くなってテクニカル食らったけど、初めてみた)。

今季京都で達成したのはリーグ通算500オフェンスリバウンド、300回3Pシュート成功、1500リバウンド、B1通算3000得点(他にもあったかも)。

チーム最年長。アイスバスに定期的に入ったり、自炊してたり、インスタで自己管理の一端も見せてくれてた。だからこその息長くタフに活躍できる精神力・運動能力なのかもしれない。若い仲間たちをその大きな背中でひっぱり、彼らをサポートする様子もよく見られたね。ウチのワカモノたち、みんなKJに頭ポンしてもらったことあるんちゃうかな。なおKJお母さん説もあったけれど、私はひそかにお父さん説を推したい(お母さんはCJ。なのでKJがマンオブザマッチに選ばれた時のCJの喜びようはとても合点がいった)。
シーズン中も映画館行ったはったし、MARVELの映画好きてゆーたはったね。オフは大好きな家族と映画もいっぱい観られるね!

#23 半澤凌太

パイセン大好き最年少に見えないはんちゃん

恵まれたフィジカルでリーグを代表するエースとマッチアップ、CJ・マシューニキ・ラッシー抜きのロスター非常事態でも大逆転勝利を挙げた立役者のひとり。外国籍選手とのマッチアップではがっつりフィジカル勝負も辞さない。ブザービーターを何度も決める勝負強さもはんちゃんらしい。

勝利に沸く広報さんを冷静に諭すシーンとかはベテランな風格も漂うけれど、実はチーム最年少でかんちゃんとは子どもの頃からの仲間(後輩)。
このねこの日動画(↓)には悶絶した。来年のねこの日も楽しみにしてますね。

ラッシーによくバックハグされてる気がする。
出る時は出ずっぱり、出ない時は出ない印象があるけれど、もっともっと活躍を見たいよはんちゃん。

#24 ラシード・ファラーズ

状況よく見てみんなを繋ぐラッシー

日本人ビッグマンとして、外国籍選手のピンチ(ファウルトラブルなど)に出ることがほとんど。だから出番がない日もたくさんあった。
でも出たらそのチャンスをしっかり生かしてきたのがラッシー。

ゲーム前のウォーミングアップでは華麗なダンクをたっくさん見せてくれて、いつも客席から歓声と拍手が起こってたね。
仲間をファンをとても大切に捉えてくれてるのがよく見えるのも、ラッシーの素敵なところ。
シンドイ時もイケイケの時も、チームメイトを包み込むようにフォローしてくれてた。言語も堪能やし日本人選手と外国籍選手の架け橋にも(るーじくんと共に)なってくれてた。
ゲーム後のコート一周では、タオル一枚ずつ反応してるようなきめ細かさで手を振り指差し。何なら必死でラッシーじゃないタオルを振るファンに気づいて他の選手に伝えてた。疲れてる中、なかなかできるもんじゃないと思う。あと、こまめに手を消毒してる様子にもラッシーの細やかさが表れてた気がする。
スターティング5紹介の映像でラッシークラップするのもホームゲームならではの楽しみになってたよ。

はいラッシークラップをご一緒に👏👏👏👏

京都の暮らしに慣れてくれたら、気に入ってくれてたら本当に嬉しい。あ、意外と画伯よね。アクロバティックおんぶ(?)のキーホルダー、最優先で買いに行ったよ。

最終盤ではコンディション不良が続いてロスター外に。でもそんなときはいつもに増して観客に寄り添って一緒に応援してくれたラッシー。まずは早くコンディションがよくなりますように。

#31 シェック・ディアロ

ニキのノリノリ舎弟CD

昨季に京都でBリーグデビュー。プエルトリコやGリーグを経て初冬の京都に帰還した。
昨季はゴール直下のシュートは強いけど…て印象だったのが、明らかにシュートレンジ広がった気がする。柔らかなタッチで3Pも何度か決めたよね。そしてスピードとパワー溢れるダンクシュートは健在。CDがきてから外国籍選手のタイムシェアはかなり改善したように思う。

昨季、うまくいかないとポツンとひとり沈んじゃう様子も見られたけれど、今季は違った。シンドイ時にもチームメイトを励まし、カッカきてるロイさんを止めにいき、あわやテクニカル宣告しかけたレフェリーさんを何やかんや収めちゃうシーンさえ。
(なお自分がカッカきた時はチームメイトが抑えてくれるので無問題)
昨季からのバディ・マシューニキとの絆が見えるのも大好き。トークショーにCDの車で来てたよね!

ビーニー大好きニキも大好き

途中加入のコメントで「まだやり遂げてない仕事がある」的なこと言ってたよね。まだまだやで!頼むで!!

#34 澁田怜音

ひたむき前向き諦めないレオンくん

たんぽぽに例える方がいらして何てピッタリなと思った。
劣勢の時コートに立つことが多かったけど、レオンくんのエナジーで流れを変えてくれた。象徴的なのが1月末のアウェイ島根戦、17点ビハインドで入った後半のレオンくんだと思う。

不定期刊行のタブロイドペーパー・THE CLIMBのレオンくん回は、冷静に謙虚に見つめる自分の立ち位置やバスケとの向き合い方、髪色の悩みまで盛りだくさん。

ファンには堪らないエピソード満載、THE CLIMB

自分を過信せず、目標に向かってひたすらに努力するレオンくん。
チームメイトやスタッフ、ブースターの朝ごはんに納豆ブームを起こしたレオンくん。

最終盤はコンディション不良でロスター外になっていたけれど、早くよくなりますように。そしてたんぽぽのようにたくましく、のびのび成長していけますように。

#77 岡田侑大

仲間思いのオレ様キャラおかぴさん

京都生まれ京都育ちのエース。
今季からPGに本格挑戦、それゆえに苦しむ事も悩むこともあったと想像する。でもシーズン当初に比べて安定感も増したし、1試合に15アシストとかとんでもない数字も叩きだした。そしてリーグ有数の得点力もキープしてるんだからやっぱりとんでもない。そしてプレイに華がある。
(スーパープレイ集は見返すとちょっと複雑。こんだけ凄かったからこそ勝たせてあげたかったなぁ、なゲームが多いので・・・)

https://youtu.be/ZKGNNlSPKiQ?feature=shared

シーズンが進むにつれ、強烈な気負いがいい意味で柔らかくなってきたんじゃないかな。象徴的なのが、チームメイトや広報さんに見せるちょっとはにかんだ表情としぐさ。愛想がイイとはいいづらいけれど、わかりにくそうだけど、強い仲間愛がちらちら垣間見えてきた。

苦い経験、試行錯誤の時期は必ず自分とチームの糧になる。
ロイさんが言うように、おかぴさんとチームの未来は明るいと思うな。


そして、11月にお別れになってしまったけれど・・・

#4 ステイシー・デイヴィス

気は優しくて力持ちとは彼のこと

この良い人感あふれるスマイルにまた会いたい

京都ではうまくいかない時も多々あったかもしれない。
でも、新天地新潟では文字通り限界まで戦い続けて大車輪の活躍をみせてくれた。
オフの時には京都に来たり、新潟の自然に触れたり、置かれた環境を愛してくれてる印象が強かったステちゃん。短い間だったけれど、京都でプレイしてくれたことに改めて感謝します。
来季もBリーグで会えるかな。会えたらいいな。


・・・ということで
結果がどうであれ、23-24シーズンを共に戦った皆がかけがえのない存在。改めて出てくる言葉はやはり毎年「ありがとう」に尽きます。これからの皆の未来に幸多からんことを!


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