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目の前に妊婦さん


あなたならどうする???

毎朝の電車通勤中に起こった出来事。

満席状態で、結構な人も立っていた。

その中に大きなお腹の妊婦さんが。

あなたならどうする??

①「妊婦さんいるので変わってあげてください」と座っている高校生に言う

②「妊娠されてるんですね」と妊婦さんに話しかける

③そのままにしておく

さて?頭で考えていることと、実際に自分が動けるかは別物だ。

わたしはずっと頭の中で①をしなきゃしなきゃと思うばかりで、なかなか行動に移すことができなかった。
(次の駅でいつも人が降りるからそのタイミングを待てばいいや。とか言い訳をして…)


現実は、、、

1駅、2駅すぎたころ、青年が立ち上がった。

「席どうぞ」

もやもやどうしようか悩んでいる私の目の前で青年が立ち上がり声をかけていることに、敗北感を噛み締めながら、妊婦さんが座るのを待っていた。


ところが、手を横に振る妊婦さん。

(え??????ここで座らないとかある??)

青年は寂しそうな顔で座り込んだ。

次の駅に着くと目の前に空席ができた。
なのに、座ろうとしない妊婦さん。

(え????)

そして女子高生が座った。

結局妊婦さんは、一度も座ることなく降りて行った。
しっかりと私は確認した。
マタニティマークをかばんにつけているのを。


親切する側される側

自分も含めて、席を譲るという簡単な親切が足りないなぁと思っていたら、せっかくの貴重な親切を受け入れない人がいることに驚いた。

行動に移せない私。
席を立ち上がり行動に移す青年。
親切を断る妊婦さん。

妊婦さんにも立っておきたい事情があったのかもしれない。
しかし、親切を受け入れないのは少し寂しさを感じる。


お互いが助け合って生きていくのが人間だ。


迷惑かけあっていいじゃない!
甘えたっていいじゃない!!



妊婦の方さんの一件で、ドバイでされた数々の親切を思い出した。
かっこつけるわけではなく、単純に相手を気遣い声をかけたり行動に移してくれる人たちが多くいた。

だからこそ、「恥ずかしい、人が見ている」
そんなことは気にせずに、良いと思ったことは行動に移す人に私はなりたい。

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