片桐勇治という人

彼氏が自身のX(旧ツイッター)で載せている紹介文を転載すると以下のようになります。「政治・安全保障問題アナリスト。元国民新党広報部長。政界での経歴は長い。チャンネル桜等で出演、コメント。」因みに更新は2012年でストップしています。
僕がチャンネル桜を見始めたのは2014か2015年くらいだったと思うので、彼氏が活発に活動していた頃は知りません。まだその頃はYouTubeに動画が残っていたのでそれで知りました。現在もニコニコ動画であれば拝見出来ますし、ささやかではありますが、「ザ○○○」という雑誌で書いているみたいです。ただこちらの雑誌の見出しを見る限り、極めて陰謀論臭いですし、出版元に宗教の匂いがするので雑誌は全くオススメしません。彼氏の本気は2012年までであったと見るべきでしょう。
彼氏の発言を聴いていて気付くのは、政治と国民の間のリアルな繋ぎ役になっていたという事実です。現在も政治評論家・アナリストを自称する人は地上波やYouTubeに腐る程おりますが、僕には素人に毛の生えた妄想(少し言い過ぎました。情報の上っ面と言い直しましょう)を語っているとしか思えません。
なぜ僕がそう思うのかというと、別に僕が政界通だからとかでは全くなくて、チャンネル桜水島氏の発言を聴いているからです。普段我々が目にするニュースの中から情報を拾い上げ、なぜ政治家達はそのように行動するに至ったのかを「人は利によって動く」という冷徹な原理に則した形で論じてくれています。当然それだけでは説明出来ない部分が出て来てしまう訳ですが、自称評論家であれば誤魔化してしまうところ、外国勢力の影響が存在している旨を出来る範囲で指摘してくれています。それをかつては片桐氏が、昔政界にいたという立場から論評を補強してくれていたのです。
今、こういう人が本当にいなくなりました。いなくなって彼氏のありがたさが身に沁みます。

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