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【登山】山国巡り ~滝子山~

【コースタイム】
笹子駅(7:09)〜滝子山(9:52-10:25)〜初狩駅(12:35)

先日2024年初登山に臨みましたので、備忘録です。
選ばれたのは山梨県大月市の滝子山。
富士山がよく見える山として、秀麗富嶽十二景の四番山頂として認定されています。

この山に登るには幾つかのルートがありますが、今回は恐らく最も人気で、しかし最も危険な寂ショウ尾根コースで登ることにしました。

このコースの特徴は、低山らしからぬ長く続く険しい岩場の道です。
所々に案内があり、道迷いする事はないかなと思いますが、全身を使って登る必要があります。
3点支持を忘れずに慎重に進まないと大怪我しますので、もし登られる方はご注意を。

しかしそんなリスクを抱えているが故に、滑落の恐怖はありつつも非常に楽しいコースでもあります。
ただ歩くのみでなく全身をフルに使って攻略する必要がある道で、長くても飽きる事なく標高を稼げます。
キツイよりも楽しい気持ちが先行して、気づけば疲労を感じる間もなく山頂に辿り着いていました。

山頂は狭すぎず広すぎず、周囲がひらけているので景色も良く、とても居心地良い場所です。
快晴、空気が澄んでいたのも最高ですね。肌を刺すような冷たい空気すら愛おしい。

時間的限界までゆっくりしたいところでしたが、やはり長時間止まると寒い。
行動食を軽く食べて山頂を辞去します。

下山では初狩駅に向かうルートを選び、降りていきます。
登ってきた寂ショウ尾根と違い難しい箇所は少ないですが、急坂もあり中々大変です。
落ち葉も多く滑りやすいので、神経を削りますね。

ある程度標高を下げると沢沿いに出ます。
流れる水音ですり減った神経をヒーリングしつつ、人里まで帰還しました。

中央本線と京王線で渋谷まで帰り、締めは焼肉です。
疲れた身体に染み渡るビールとタンパク質。
大変美味しくいただき、大満足の山行を終えました。



後日譚。
その後調子に乗って暴飲暴食。
蓄積した疲労とアルコールで翌朝目が覚めた瞬間に右ふくらはぎをつり、最悪の寝覚めを迎えました。
加えてその日1日ずっと痛かったです。

運動後の身体のケアを忘れずに。
そして「今日は朝から沢山歩いたし、いくら飲み食いしてもカロリー0だ!」とか言って酒に溺れるのはやめましょう。


以上です。

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