3日でゴールデンカムイを完走した感想

いやあ、長かった。楽しかった。原稿の合間に、寝る前に、毎晩寝落ちしながら読みました。3日間。

野田サトル先生、7年半に渡る長期連載お疲れ様でした!(この後、単行本を買って応援させていただきます)

現在、太っ腹なヤンジャン様が無料で公開しているので(しかも、ラストまで!)まだの方は是非!

長々と感想を書き綴りたい所なのですが、現在、GWということで、家族サービスの合間の原稿に追われており(仕事しろ)死ぬ程時間がないので、以下、箇条書きの感想となります。
ネタバレNGの方は、ここで回れ右!



・ヒロインは幼女で、主人公とは年の差CP、掲載誌は青年誌。なのに幼女ヒロインがここまで性的に扱われない漫画は、本当に珍しいな……と(褒めてます)

・アシリバさんだけじゃなく、お色気シーンがあった女キャラが皆無だったような……(うろ)男のスケベなシーンは満載だったけどな。

・これ、結局一番得したのシライシだよね……? ある意味、先見の明があったという事なんだろうけど。

・紙面を颯爽と駆け抜けていった変態たち、アシリバさんに脳ミソを食べさせられている杉本(途中からシライシも)、そしてヒグマのイメージが鮮烈に残ってて。なんなんだこの漫画。良い話だったんだけど、とても良い話だったんだけど……それを吹き飛ばすこの3つの要素

あとオソマ(うん●)

というかこの漫画、最初から最後までヒグマと戦ってたような……まさかラスダンの列車にまで、ヒグマが登場するとは……。

・というかというか、ガチホモ漫画じゃないのに、ヤンジャンなのに、私、BL読んだわけじゃないのに、ガチでムチムチのホモのイメージしか残ってないのなんでだろ……。あとオッサンたち。あいつら、みんなホモでしたよね。

・クマのオソマつついて、クマと戦って、他の野生動物も狩って解体して、脳ミソを食べる。あとはよくサービスショット(?)に男の裸とちんち●が出て来て……(青年誌だと玉袋や*をこのくらい出しても良いんだ……と思いました)

・で、ラッコ鍋から~の相撲は、どこまでヤッたんだ。杉本よ。

・妻子持ちなのにホモくさいオッサンがこんなに出て来る漫画……初めて読んだような気がする……。

・一番ホモくさかったマタギが女と結婚したよ、おいちょっと待てよ。

・少女団で少女漫画をやっているマタギ(かわいい)

・幸せになりなよ、マタギ。まあ、妻子持ちになっても男に狙われそうなスケベな体してますけどね、君は。

インカㇻマッは悪役だと思ってたし、味方になっても死ぬタイプだろうなと思っていたのでこれまた驚いた。

・土方歳三が敵側の漫画は珍しいと思ったら、味方でした。そうだよね、皆新選組大好きだもんね。

・私の中の永倉新八はPEACE MAKERの彼なので、老人バージョンの永倉新八は……こう、胸に来るものがありました。白鳥鍋でハゲネタ揶揄われてたし。せめて髪が残っていれば、土方さんのようにどこかで落としどころをつけられたのかしら……わからないわ……。

・鯉登少将の眉間のあれは眉毛であってます?


最近まで北海道に住んでいた身からすると、とても馴染み深い舞台が多く、「あ! ここ行った事ある!」との場所ばかりで、とても面白かったです。
網走監獄とか、サッポロビール博物館とか、名前だけ出てきた砂金の川とか、チョウザメが出て来る川とか、小樽市の鰊御殿とか、観光で行ったことがある所がたくさん出て来て。こういうの、地味に嬉しいですね。
特に網走監獄は、昨年行ったんですよ。杉本たちの等身大の絵やお土産が売られていたのに「あーなんか名前だけ聞いた事がある漫画」とスルーしてしまって……未読時に行ったのが悔やまれます(また行きたい)

あとはアイヌ文化について、勉強したくなりました。アニメもこれから、原稿のお供に流します!

とても面白い漫画、ありがとうございました!!!!


サポしていただけると執筆のお供がワンランク上のインスタント珈琲になって、私が喜びます。