踊る毒林檎

作家です。小説や漫画原作等を書いています。ディズニーが好き。文字で稼いだお金で、世界の…

踊る毒林檎

作家です。小説や漫画原作等を書いています。ディズニーが好き。文字で稼いだお金で、世界のディズニーリゾートを回るのが夢です。

最近の記事

3日でゴールデンカムイを完走した感想

いやあ、長かった。楽しかった。原稿の合間に、寝る前に、毎晩寝落ちしながら読みました。3日間。 野田サトル先生、7年半に渡る長期連載お疲れ様でした!(この後、単行本を買って応援させていただきます) 現在、太っ腹なヤンジャン様が無料で公開しているので(しかも、ラストまで!)まだの方は是非! 長々と感想を書き綴りたい所なのですが、現在、GWということで、家族サービスの合間の原稿に追われており(仕事しろ)死ぬ程時間がないので、以下、箇条書きの感想となります。 ネタバレNGの方は

    • リモートワークとマグカップ

      コロナ禍において、フルリモート生活になった友人知人、編集さん達に何度か聞かれた事がある。「先生方はどうやってストレスを溜めない生活を送っているんですか?」と。なんでも皆さん、話し相手がいないので、病みそうになるのだとか。 私を含め周りの同業多種の顔を浮かべると、元々インドア派で一人で作業をするのが苦ではない先生方や、私のように定期的に外に出て憂さ晴らししている先生方の顔が浮かぶ。 それでも作家業というのは孤独な作業である。一人で黙々とPCに向き合っている時間がほとんどだ。

      • ピアノを辞めた日

        私は三歳の頃からピアノを習っていた。 正確に言えば、習わせられていたというのが正しい。昔、母が習いたいけれど習わせてもらえなかったとか、お金持ちのお嬢様だった幼馴染が習わせて貰っていて羨ましかったとか、そういうありがちな理由から。 当時住んでいた場所が田舎だったからだと思う。ピアノを習っているのは、私も含め、学年に数人しかいなかった。学年に一人だけ、バイオリンを習っている男子がいた。しかし彼は「男のくせに、バイオリンなんて気持ち悪い」「お金持ちアピールがしたいの?」とから

        • 原作を愛しすぎてしまったオタクたちの悲劇。アラジン実写版の落とし穴。

          原作(アニメ)至上主義の批評一覧を見て。 私は作家である。文字の羅列に説得力を持たせ、屁理屈をこねくり回す事においてのプロである(異論は認めます) そんな私がアラジン実写版の批評一覧を見て、一切反論ができませんでした。 私は『白雪姫と7人の恋人』と言う18禁乙女ゲーヒロインに転生してしまった俺が全力で王子達から逃げる話 という白雪姫モチーフの小説や、美女と野獣モチーフの小説を出版させていただいているので、友達やフォロワーさんにもディズニ―ファンが多かったりします。実写版

        3日でゴールデンカムイを完走した感想

          ディズニーとフェミニズム。実写版アラジンの感想。

          皆さんはもう、実写版アラジンをご覧になられましたか? 私は今日、やっと観て来れました。以下、個人的な忘備録兼、アラジン実写版の布教記事になります(※ネタバレ満載なので、未視聴の方はお気をつけください) 1 歌がヒップホップ調になっているディズニー映画と言えば、ミュージカルシーンですね。元祖アニメファンとしては、お馴染みの名曲たちがどうなっているのか気になる所でした。結論から言えば若干アレンジが加えられており、「Friend Like ME」「Prince Ali」辺りは、

          ディズニーとフェミニズム。実写版アラジンの感想。