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高齢者の人身事故と免許返納をどう促すか…

ここの所頑張り過ぎてるにも関わらず、何も出来ていない…
私です。

前回のnoteでお話した通り、ウチの父は最近本当に怒りっぽい。

頭が固くなっているのか、自分の衰えや尊厳が無くなる事に不安を感じているのか分からないが、自分が全て正しい。
お前達(家族)は、俺の言う通りにしていばいいんだよ!

というスタンスで、家族を振り回してしまっている…

まぁでも歳を取ると、残念ながらほとんどの男性老人の皆様は人が変わってしまうようなので、ウチの父も漏れなく…という事だと思うので、生暖かく見守るしかないのかなと思っていました。

その矢先に!!!!!!

やりました。
遂にやってしまいました…

父が車と自転車の人身事故を起こしてしまいました…

もちろん父が車です。

前回私が関東の実家へ帰った時の事。

空港から実家へ帰る途中、父からゲロりました。

私の、思った事をすぐに口に出してしまう性格は、父親ゆずり…

父も、黙っておけばいいような事も、何でも言ってしまうタイプ。

父曰く、「嘘は吐きたくない」という気持ちが常にあるそうで、ツッコまれるのは嫌なクセに、自ら私に報告してきた。

しかも、悪びれもせず、申し訳ないとも思わせず、おおまかなその事故の事を報告して来た。

私「いやいやいやいや!! なんでそんな平然と話してるの!?」
「悪いと思ってないの!?」

自転車のお相手の方は現在入院をされているようで、警察などの捜査関係は進める事が出来ず、父も何もする事が出来ないので、淡々と毎日を過ごしているんだとか。

その他の処理関係は、「全部保険屋に任せているから。」とあっさり…

その悪びれもしない様子を見て、私は怒りが込み上げて来て、「謝ったんだから大丈夫とか、保険屋に任せているからもういいんだとか、そんなのダメでしょう!!」

父「別に、大丈夫とか、もういいとは言ってない!(怒)」
「じゃぁなんだ!?ずっとうなだれてればいいのか!?(怒)」

私「そうだよ!!ずっと悪かったって思ってて欲しいよ!!相手の人の為にも!!」

と、帰りの道中で口論に…

でも今思えば、父はずっと落ち込んでても何も生まないから、せめて事態が動くまでは淡々と仕事や毎日を今まで通りに過ごそうと思ってたのかもしれない。

でも私的には、お相手に怪我をさせてしまった事が申し訳なくて、容態の事は今も夢にも出て来るぐらいショックだったから、怒ってしまった。

その後、私は母にも事の大きさなどを確認して、すぐさま姉にも報告。

姉も驚いて、すぐさま事情を聞きたいと、数日後父の事情聴取が開かれた。

事情聴取で知った事は、お相手がICUに入っている事。

もちろん、どんな状況で事故になったのか、交差点や周りの状況など詳しく聞いた。

事故だけで行くと、まぁ… 車に乗ってれば、そういった事故は誰にでも起こり得るなぁと、割とそんなに難しい事故ではなかった。

父も70代後半ではあるものの、痴呆症ではないのでそれが原因とも思えない。

ただ、人は居なかった【はず】、自転車だって前方を注意している【に違いない】。

と、思い込んでたんじゃないかと、私は疑っている。

お相手も、自転車ではあるものの、年齢は父と一緒の70代後半との事…


相手には失礼かもしれないが、あぁ… もしかしたら、父と同じように、

車は、絶対止まる【はず】、下り坂の勢いのまま青信号を渡りきりたい【自分の気持ちが最優先での前方不注意】

老人特有の考え方を持っていたかもしれない…

それについては実際には見ていないし、今後の捜査で明らかになる事だし、一応父の味方を家族としてしていくから、そんな風にも思ってしまった…
※ お気を悪くされた方がいらっしゃいましたら、すみません…

それとは別に、前回のnoteにも書いた通り、ウチの父は家族の大将、俺様、【家族は俺の言う事だけ聞いとけばいいんだよ!】みたいな人。

悪く言えば威張ってる。

だから、普段から弱音は吐かないし、分からない事があっても、子供や孫達に頼ったりもしない。

常に、家族の誰よりも上の存在であり続けようとするし、良く言えば、頼れる大黒柱。

そんな父が…

私 「もし死んじゃったらどうするの…?」

父は、その言葉を聞いた次の瞬間から手が震え出し、脂汗を流し、体のどこかに力が入ってしまった為か、急に顔をこわばらせ「イテーーー!!」

その瞬間、母と姉と私は、これ以上は追求出来ないと判断した…

もちろん父は、そんな風になりながらも平静を装ってしれっとしてる風に振る舞っていたけど、明らかに動揺していたし、事故の瞬間が甦ったのかもしれない…

いつも強がってた父を知っているから、あんな風になるなんて思ってもみなかった…


あの時の父は、正直見ていられなかった…

事情聴取は自然としなくなって、そのまま会はお開きに…

その後それぞれ自宅や自分の部屋に戻ってから、すぐさま姉にLINEをした。

父の動揺っぷりの事、これからの事…

父は仕事は辞めないと言っており、仕事をする為には車が必要だと…

父に返納の話をすると、「返納したら仕事が出来なくなる」「仕事が出来なくなったら、誰が面倒見てくれるんだよ!(怒)」
「返納返納言ってる奴をよく見るけど(ネットやテレビ)、だったらお前が生活費出すのかよ!(怒)」
「何も知らないクセに好きに言いやがって!(怒)」

最近怒りっぽいのも相まって、とんでもジジイになっている…

まぁもうこれ以上話せないし、私達姉妹だけではどうにも出来ないから、お互いの旦那2人と、孫連中の長男辺りで、一度家族会議をしようという事になりました…

まさに、世代交代の時期って感じ…

ちなみに、姉の旦那は私よりも年下で、とても優しい人で、今回の件に対しては、「父の目の心配」を即座にしてくれたんだとか。

私の方のアラカン旦那は、自分の両親の免許返納の経験者だから、姉も是非話を聞きたいとの事。

家族の有事の時、本当に結婚して良かったなと思う瞬間でした。

家族会議はまだ先なんだけど、その後のお話はまた今度しますね。

50代になると、みんながぶつかる壁。

順番に巡って来るけど、それぞれは初めての事ばかり。

自分もそんな歳になったんだなぁとしみじみ思う…

少しでも私の発信が、何かのお役に立てたら良いなぁと思うばかりです。

では、又書きます。

いつもいいねありがとう。

おやすみなさい。

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