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イスラエル・トルコ旅行記2日目-1

疲れがあったから?ドリエルが効いたから?すんなり寝られて時差ぼけほぼゼロで起床。
アメリカにいったときはひどかったけどなぁ。
日本から西にいくのは割と時差ぼけにならないとも聞いたことがあります。そういえばイタリアもそんなに気にならなかった。詳しい方教えてください。

テレビをつけてみたら、ドラマ(?)が放送されていました。

黒い服に黒い帽子のこの紳士たちは、ユダヤ教の「超正統派」と呼ばれる人たちです。夏も冬もずっっとこの格好で、ずっっとユダヤ教の勉強をしている方々です。
とても興味深い方々なのですが、それはまた後ほど。この人たちが歌ったり踊ったりしながら街中を練り歩き、プールで美女と会話をしたりしていました。どういう話なんだ・・・。


ホテルの朝食。ブュッフェ形式でどれもおいしかったー!
フムス大好き!野菜がとにかく美味しい!
チーズの種類がすごい!


地中海系の味付け。どれも味が濃すぎず、良い感じの塩気と、オリーブオイルと、ハーブの使い方が良い!甘いものも甘すぎない!

フムスが特に好き!ひよこ豆のペーストににんにくやオリーブオイルや塩をあわせたもので、パン(ピタ)につけて食べるんですけど私はもう最終的にこれだけスプーンですくって食べてましたね。
ここには4泊しましたが、おいしくないものがなくて、毎朝食楽しみでした。

さて、昨日のドライバーさんがホテルまで迎えに来てくれて、市内ツアーです。

まずは、イエスがとらえられる前の日にいたとされる、ゲッセマネの園と万国民の教会へ。

ほとんど人はいなくて、落ち着いていました

ゲッセマネの園はオリーブの木が立ち並んでいます。

最後の晩餐のあとにイエスはここで祈っていたのだそうで。


この場所はオリーブ山の麓にあって、ガイドさんの案内でこのまま少し高いところまで登っていきます。

エルサレムの町が見わたせる~!
手前は石で出来たお墓だそう。
なんか既視感。京王線から見える聖蹟桜ヶ丘辺りに似てない?
壁に囲まれた内側がエルサレム旧市街。
金色の建物は、後から行くイスラム教の聖地・岩のドームです。
眼光鋭いねこちゃん 寄ってきてすりすりしてくれたー!

この時点でまだ朝9時。笑
ガイドさんに何度も「急いで!!早く!!」と急かされめちゃくちゃ早歩きで旧市街へ向かいます。

優しいイケオジガイドさん。色々解説してくれたけどこの辺眠くてあんまり英語聞き取れず

息切れしながら壁に囲まれたエルサレム旧市街へ。

おはようございまーす!

石畳の道、石で作られた建物が良い感じの雰囲気。

テンションあがって自撮る
(ガイドさんに「早く!!」って怒られました。)

ヴィア・ドロローサ(イエスが十字架を背負ってゴルゴダの丘まで歩いた道)を通りながら、聖墳墓教会へ向かいます。

途中ガイドさんが立ち寄ったお店。

目の見えない人たちが作った掃除用のブラシ等を売るお店だそうです。


迷路みたいに入り組んだ路地を歩き続けて

聖墳墓教会につきました。
こちらは、イエスが磔刑に処されたゴルゴダの丘だと言われているところに建てられた教会。
混みあってます・・・。

この祭壇の下、人がしゃがんでいるところが、処刑された十字架が建てられたとされている場所。
並んで、触ってお祈りしていました。


これはイエスが十字架から降ろされたあとに香油を塗られた場所だそうで、ここも触ったりひざまづいてキスしたりしてお祈りしている人が多かったですね。

世界中から人が来るのに、こんな感じで大体近づけるし触れるの大丈夫なんだろうか。実際触られてつるつるになっているんだけど、すり減ってなくなっちゃうとかないんだろうか・・・。

聖墳墓教会に関してはもう少しみどころがあるのですが、ガイドさんにとりあえず一回次いこ!と言われて出ます。

どこ向かうかもよくわからないまま歩きますが、お店見ながら歩くだけで楽しい~!

セラミックのお皿!あとでいくつか買いました!


次はユダヤ人にとって大事な場所。嘆きの壁。

手などを洗って清める場所があります。

向かって右と左で、男性女性の祈るスペースが区切られているので、私は一人で女性側へ。

かつてユダヤ教の神殿があって、その外壁の一部がこの嘆きの壁。

こちらは男性側 高い壁で区切られているのではないので女性の方から男性も見える



聖書を持った人たちが、壁におでこをつけて祈っています。置いてあるイスに座って静かにじっと祈る人もいれば、すすり泣いている人も。

壁に挟まれているのは、祈りや願いを書いた紙だそうです。

私、イスラエルに来たのは、この空気を体感したいというのが大きな理由で、結構いろんな本を読んで宗教について勉強もしてきたのですが。

やっぱり、付け焼刃の勉強では、ここで泣いている人たちの思いを完全に理解することはできないなと思いました。
まぁとにかく”勉強”しているという感覚では理解できないなと。

ただ、ここで祈って泣くくらい、その思いが強いこと、真剣であることは伝わってきて。
自分が理解できないからと、それをないがしろにしたり、軽く扱ったりすることは絶対にしてはいけないなと思いました。
宗教関係だけでなく、どんなことでもそうだよね。あたらめて思えたのはよかったな~。

あ、もちろん私みたいな観光客もたくさんいましたよ~。
騒いだり失礼なこと(壁にお尻向けたりするのは良くないみたいです)しなければ、何も怖い雰囲気なく見学できますよ~!

男性の方は超正統派のみなさんが目立ってかなり雰囲気がありましたが、女性は見慣れた感じの普通の服の方がほとんどという印象でした。

男性ゾーンは、キッパと呼ばれる小さな帽子をかぶって入らないといけないのですが、これは入り口で貰えるみたいです!

振り向いたら屋外なのに本棚があって、

読めないけど恐らく聖書・・・?

さて、次はイスラム教の聖地、岩のドームに行きます!!
岩のドームは、ムスリム以外中に入れません。しかし、ムスリム以外もドームの外に近づくことは時間によって可能です。
その時間があるから、今までガイドさんに急かされまくっていたということにここで気が付く!

ムスリム以外は、真正面からこのドームに入ることはできなくて、保安検査場で荷物検査を受けて入ります。
ここからは(主に)イスラム教の場所なので、女は髪を隠せと言われマフラーで対応。

体を清める場所が何か所かありました。 

手だけじゃなく、足も洗っている人が多かったです。

岩のドーム前にきました~!

青空に金のドームが映えてきれいなんだけど、それよりもその下のモザイクの青い壁がきれいで・・・!

やっぱりここはヒジャブをかぶっている人が多かったですね。
あとショーパンミニスカを履いている人にはこの黄色い線の入ったロングスカート?のようなのを貸し出しているみたいでした。
エルサレムに行く時はあんまり露出の多い格好はやめたほうが観光しやすいかもです。女性は特にストールを持っておいたほうが良さそう。
これは外をみるだけなので、写真撮って退散。

入るのはだめだけど、出るのはこの正門っぽいところから出ても良いみたいです。
またカワイイねこちゃんいた。

さて次はエルサレムを出て、車でイエス生誕の地、ベツレヘムへ向かいます!

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