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㉑ミャンマーを俯瞰する旅、第一弾:バガン+ポッパ山

2021年11月の過去の記事になります。

11月27~29日のバガン+ポッパ山観光を企画して貰いました。1人あたり320ドルで、ホテル代、交通費、ガイド代込みの2泊3日旅行でした。
※飛行機代は片道76ドルでした。

日程表

11月27日(土)7時ヤンゴン発→8時25分バガン着、バガン市内観光、宿泊@Ananta Bagan
28日(日)バガン→ポッパ山移動、ポッパ山観光、宿泊@Popa Mountain Resort
29日(月)11時バガン発→12時25分ヤンゴン着

バガンは、世界の三大仏教遺跡の1つと言われています。他がどこだかわかるでしょうか?
※正解は、この記事の最後に記載しています
 
バガンは、2019年7月に世界遺産に登録されています。
 
エーヤワディー川の中流域の東帯に位置していて、マンダレー地方域にあります。3000を超える仏塔(=バゴダ)が有名で、それぞれパゴダの外観や内装も異なるため、見応えがあります。

さて、バガン、ポッパ山で一番印象的だった点は、バガン、ポッパ山の一帯(地図参照)は安全だったことです。
 
唯一見たのは、バガンからポッパ山へ行く途中のチェックポイントにある検問所にいる兵士のみでしたし、検問はありませんでした。
 
長くバガンに暮らしているミャンマー人日本語ガイドの話では、「よく危ないヤンゴンから来ましたね。ここ一帯は警察も軍もいなくて安全ですよ。バガンは盗みも殺人もほとんど無くてそもそも安全です。マイテル(※ベトナム系の携帯事業会社)の電波塔が破壊されるケースはありますが、すぐに犯人が特定されてしまうので、本当に稀です」ということでした。
※注:2021年11月時点の情報です
 
一方、ガイドは、「いままで、バガンから西に5時間ぐらいのチン州のビクトリア山(3053m)登山も案内していたが、コロナ禍で訪問客が減り、クーデターの影響でチン族と国軍が戦っているため、近づけない」と言っていました。

チン族は、狩りがうまい人が偉くなり村長になるという狩猟民族で、獲物を銃弾一発で仕留めるため、ガイドの際にもチン族の道先案内人が必要ということです。
 
やはり、各地に赴かないと分からないことが多いです。職場で鍛えられた現場主義の必要性を改めて認識しました。


それでは、写真をいくつか紹介します。

ヤンゴン国際空港は、朝から賑わっていました。国内旅行でもRTDテストの証明書が必要(2回のワクチン接種証明書があれば不要)な影響なのか、カウンターで多くの人が列をなしていました。

ヤンゴン空港国内線チケットカウンター
バガンの近くにあるBagan Nyaung U Airport

最後に、前回2017年7月にバガンを訪れた時の記憶が残っている寺院は、すべて、お土産を購入した寺院でした。

バガンでの愉しみは、お土産購入を巡る会話や価格交渉にあります(とはいってもミャンマー人はあまり吹っ掛けてこないので、1~2割ぐらい値切ると元の価格になることがほとんどですが)

ティーローミィンロー寺院

おすすめの砂絵

私のお勧めのお土産は、砂絵です。砂絵の文化は、東南アジア10ケ国を旅行したなかで、ミャンマーのバガンでしか見たことがありません(きっと他の国の地域にもあるのかもしれませんが、、、)

日本からわざわざ来ると、嵩張るお土産は買いたくないものですが、砂絵は巻いてコンパクトになるので、持ち帰りやすいです。天然の糊を使用した後に、砂を敷く作業を何回か繰り返します。2017年に購入した作品も、丈夫なままでした。

今回の訪問では、青の色使いが絶妙な像(なかに色々な動物が描かれています)を購入しました。

 
バガンの面白さは、パゴダを見ること以上に、売り子さんとの会話や交流だと断言できます!

砂絵を書く若い男性
エーヤワディー川沿いのレストラン
宿泊したAnata Bagan
朝のバガン、U-Sauk-Pan Hpayaというスポットでした

ポッパ山

バガンの南東約50㎞に位置するポッパ山です。
ミャンマー古来の民間信仰であるナッ神信仰の総本山。

概要は、以下の記事がわかりやすいです。

お猿さんがいたる所にいました
これが、ナッ神です!!!

ポッパ・マウンテンリゾート

以下は、ポッパ山が見えるホテルから撮影した写真です。

久々にミャンマーを満喫しました。

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