夜中の2時30分にかなり大きな音がした。
不眠症なので目が覚めていたのだけど、寝ていても気づくほどの音だった。
階下の親の部屋へいってみると母親が倒れていた。
呼びかけても反応がない。
救急車をよび、病院におくる。
ERのまえのロビーでは数組の人々がベンチに座っていた。
おそらくこの夜に救急搬送された人の関係者ということがわかる。
一番人の多い（おそらく6-7人）待ち人は、やがて医者によばれ、そして黒服の二人の男が入っていった。
ストレッチャーは白いビニールらしきものに覆われてでてきた。

二人で座って待っていた人は、やがてタクシーを呼び帰っていった。
一人で座っていた人は、リハビリが長くなることを告げられた患者によりそい入院する病室にあるいていった。
ベンチの下にすわり、ベンチに頭をまかせ寝ていた女性がいた。
看護師に声をかけられながらも同じ格好で寝ていた。
帰り際にすれちがったが、顔に痣があった。
いろいろ想像してしまったが、詮ないことだ。
ついに一人になり、じっと待った。
5時かな、医者から説明があり入院となった。
1週間くらいの入院らしい。
入院の手続きをし帰ってきたのは6時30分をまわっていた。

夕方の面接の時に持っていくものがある。
それまでどうしたものか。
外は晴れている。
仕方がない。近くの公園にでも歩いていくか。
今日はマラソンがあり、長い時間、道路が寸断される。
寸断されるまえに帰ってこなければならない。
それでも家でじっと夕方を待つ気にはならず、でかけた。
いいとこ1時間30分くらいかな。

朝からカワセミが踊っている。
今日は鳥屋のカメラマンもたくさんいた。
ちょっとはなれて、カワセミをじっとみていた。
いくどかシャッターを切ったが一度だけ枠のなかに入った。

さて、帰るか、、、、気の重い一週間になるのだろうな、、、、