うちの子になってほしい
保健所にいるたまちゃんに会いに行くことになった息子と私
この時、私は初めてたまちゃんに会うことになります。
保健所に着くと、職員さんから
溺れたたまちゃんを動物病院に連れて行くと、すぐ入院になったこと
今も飼い主さんがわからないことなど教えていただきました。
そのまま飼い主さんが見つからなかったら引き取りたいとお伝えすると、
当時小学生だった息子にもわかりやすく
◎ミニチュアダックスは小型犬だけど大型犬なみに声が大きいのでご近所迷惑になることがある
◎家族全員が納得しているか
◎最期までみることができるか
など話してくださり
そして私には
「お母さん、お子さんが見ると言っても、まず出来ないと思ってください。大人の方がちゃんと責任を持って見れますか?」と言われました。
命を預かるってそういうことなんだな。。
と責任を持つことの大切さを改めて感じていると
息子に
「せっかくなので少しお散歩してみる?」と保健所の敷地内で、たまちゃんのお散歩をさせてもらうことになりました。
息子も初めての経験で、喜んで走るたまちゃんに息子が引っ張られていました。
それを見て私は思わず大笑い
その後に私もお散歩させてもらいましたが、
「あーやっぱりうちの子になってほしいな。」とお尻をフリフリしながら歩くたまちゃんの後ろ姿を見ながら思ったのでした。
お散歩を終えると
もう一度家族で話し合ってからご連絡しますと、お伝えし家に帰りました。
改めて息子の意思を確認すると、やはり飼いたいというので、
「わかった!じゃあ、おじいちゃんとおばあちゃんにもちゃんと自分からお願いしなさい。」と言うと
息子は正座をし、たまちゃんを家族に迎え入れたいとお願いしました。
すると、
「◯君(息子の名前)がちゃんとお世話できるならいいよ。」と言ってくれました。
じつは、
一緒に住んでいるおじいちゃん(義父)はパーキンソン病、おばあちゃん(義母)は動物嫌いということもありどうかな。。と思ったので、私もホッとしました。
家族全員からOKをもらい
いよいよ保健所にたまちゃんを正式に迎えに行く日がやってきました。
つづく
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