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2022年度、わたしを振り返る

2022年度。大きく環境が変わった大学1年生を、文章で、ゆっくり振り返ってみようと思う。


【自分で私の世界を広げることができた】
演劇がしたい。関わりたい。でも頼る、相談する人もいない。そんな状況に置かれていた1年前の私は、新歓公演に行ったり説明会に行って、ある団体に所属を決めた。その団体には大きな人脈を持った人が偶然いて、今私を夢中にさせている仕事と出会うことになった。

最近気が付いたのだが、基本私はイエスマンだ。誘いには8割方乗っていると思う。「やっぱりやめておけばよかった」には必ずと言っていいほど小さな「ラッキー」が付随している。その時には気が付かないことが多いけれど。

よくしてもらっている先輩に、「あなたを育てようと思う。」と言われた。やる気があるからだそうだ。認めてもらいたい、その一心で走ってきた。現場ではあまり疲れたと言わなかったし(滲み出ていたかもしれない)できるだけ笑顔でいるようにした。おこがましいけど、雰囲気にいい影響が与えられるように。


先日、令和4年度最後の現場を終えた。あまり余裕のある現場でなかったのに、できる時とできない時の振れ幅がある私に1人で受付を任せてくださった。私が1番その人と仕事をしているからかもしれないけれど、信頼されているようでうれしかった。ひとえに目の前のことに一生懸命取り組んできてよかったと感じた瞬間だった。
それだけでも嬉しかったのに、手計算の会計でトラブルなく、差額が二回公演とも0だったのだ。要領のいいひとはさらっとやってのけるかもしれないが、不器用な私にとって本当に自信になった。先輩が一緒に成長を喜んでくれて、心がじわっと暖かくなった。忘れたくない。


この文章を書いている今、起こった嬉しいことも記しておこう。
私は昨年度、2つのオーディションを受けた。一つは役者、もう一つはスタッフ。自分のフィールドを広げたかったし、自分の実力を試したかった。ほんの出来心(と言いつつも、ちゃんと準備して緊張して、ちゃんと落ち込んで泣いた)。結果は2つとも落ちてしまった。受かったときのためにスケジュール調整もしていて余計悲しかった。

役者の方は、主宰の方と関わる機会があり、手ごたえがあった旨を伝えられた。(だから?という話なんだけど、ちょっと嬉しくなっちゃった。)
で、スタッフの方はお祈りメールの語尾にあった、またご縁があればお手伝いくださいを信じて待っていたら、今日お誘いが来た。それ抜きでも見に行きたい、予約しなきゃと思っていたので嬉しすぎて噛みしめています。


2つとも、それで終わるのではなく、次につながっているのが誇らしいし嬉しい。恵まれている。今年度はすでにやりたいことがあるのでオーディションを受けるか分からないけど、関わりたい!と思う劇団や方はいらっしゃるので、適宜想いを伝えてみようと思う。


今年は、濃い、濃すぎる1年になりそう。頑張るかあ。




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