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誰のためのダッシュボード?

DomoのKaiです。

かっこいい見やすいダッシュボードってどうやって作るんだろう。
と悩んだことはないでしょうか。

同じデータを使って可視化をしても、華やかで毎日見たくなるダッシュボードを作る人もいるし、グラフばかりで何を伝えたいのかよくわからないダッシュボードになる方もいらっしゃいます。

私はDomoに入る前、データ分析は分析する切り口と加工/可視化するスキルが必要だと思っていたのですが、他の人のダッシュボードを見ていくと、それだけでなくデザインも重要なのではないかと考えるようになりました。

毎日もしくは一日に何回も見てビジネスの状況を把握し意思決定するためには、作ったから見て、ではなく見たくなるような分かりやすさや綺麗さが必要なのではないかと。

そこで絵心なし/美術苦手な私は、かっこいいデザインってどうやって作るのかを勉強するために、初心者用のデザイン本を購入しました。(本屋で雑誌/ビジネスエリア等ではなく美術エリアに行くのは初で場違い感がありましたが)

すると、既に知っている方は当たり前でしょの内容だとは思いますが、個人的には学びでした。

フォント/色/配置等のノウハウやサンプルデザインを期待していたのですが(もちろんそれは記載されています)、まず最初にすることは、誰に?何を?伝えたいのかを整理することでした。

え、、、これってダッシュボード作成と同じプロセスではないか、、、

デザインはセンス、データ分析は論理的思考と思っていたのですが、根っこに共通する部分があったことは大きな気づきでした。

いや、うちの会社は経営者向け、営業担当者向けの誰向けかとKPIは決まっているので既に反映されている方も、より深堀りすると新たな発見も出てくると思います。

例えば営業向けというざっくりではなく、より具体化させることで足りない部分が見えてくることがあります。

・営業統括の佐藤さん
・あまりPC操作が得意でない
・他チームの状況を気にしている
・拠点の見回りの前に電車の中でデータを見たそう

そういえばこんなこと知りたそうという内容や、フィルターたくさんあるけど使えないんじゃないか、あのプロ野球チーム好きだからこの背景色はまずいんじゃないか等が出てきて、自社独自のダッシュボードになるのではと思います。

たくさんカード(帳票)を作ったけど混沌としたダッシュボードになっている方は、個人やチームで実際に運用して使う人の人物像、抱えている不便/不満、使う場面等をリアルに想像してはいかがでしょうか。

リアル、リアル、、、に想像。

お忙しい中、読んでいただきありがとうございました。
皆様のデータ活用に少しでも貢献できれば幸いです。

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