Rameau on Curtis Berak’s Harpsichord #1

Curtis Berakによるフレミッシュラヴァルマンタイプのチェンバロで、ラモーを弾いてみました。新クラヴサン組曲からクーラントです。このチェンバロはLA在住のビルダーによるものですが、鍵盤に思わず「触りたくなる」魅力を持っています。恐らくLAのコンサートホールの事情に合わせて、弦を弾く爪を固めに調整してあり、大きな音が出ていますが、繊細な要求にもよく反応してくれる楽器です。爪はプラスチックではなく、グースを使っているそうです。アンドレアス・シュタイアーもスカルラッティのコンサートに使ったとのことで、魂が込められている感じがします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?