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あなたの伝統工芸に対するイメージを変える。現役大学生、匠宅のモダンな取り組み。

デントウコウゲイ?
確かに授業で習った気はするけど、あまりイメージがわかないなぁ。。。
そんな若者が増えています。
(書いている自分たちも若者だけど、笑)

今回のnoteの主人公はそんな現状を打破すべく活動されている匠宅(たくたく)さん。
匠宅(たくたく)は静岡の大学生四人で運営されており、今回は、代表の天坂さんが取材に応じてくださいました。

着眼点はヒトとヒトのつながり

富山県出身の天坂さん。
私達:この活動を始めようと思ったキッカケってなんですか?

MIRUIプロジェクトと天坂さん

天坂さん:なにかやりたいな、となったときに最初に仲介、間に入るということをやろうと思って、世の中の繋がってない部分って何だろう?って考えたんです。
例えば、飲食店とお客さんって今Uber Eatsとかで繋がってるじゃないですか。でも、職人さんと今の私達の繋がりって薄くて。そこ、繋げたいなって思ったんです。自分が伝統工芸の有名な県に生まれたから、というのもキッカケの一つですね。

私達:富山の工房などに行かれたりもするんですか?
天坂さん:何人か知っている職人さんがいて、この名刺入れとかは高岡の漆器でできてます、、!

天坂さんが使用する、高岡漆器(富山)の名刺入れ

若者ならではの工夫と戦略

私達:学生として活動を始める中でどういった部分が大変でしたか?

天坂さん:やっぱり、学生という立場で経験とか知識とかも十分ではなくてずっと自分は職人さんのために何ができるのかって考え続けていましたね、そこは苦労したかなと。

若者の視点から伝統工芸を広めている匠宅さん。大学生という立場の次元を超えた行動力で、埋もれてしまっている工芸の魅力を発信しています。

photo…https://logos-brand.com/tiktok-logo/
corage…intersection

匠宅さんが取り組んでいる活動

・ネットショップ (ECサイト)
・職人の方の代わりに百貨店での店頭販売を行う
・SNSでの広報活動
instagram、Facebookだけでなく今はTikTokにも進出しているそう!

匠宅さんから若者へメッセージ

私達:伝統工芸に関して、二十代の天坂さんから同世代や、十代の方に何かメッセージとかありますか?

取材させていただいた時の一コマ
(左 intersection、右 天坂さん)

天坂さん:そうですね。。まず、若い人って工芸について知らないと思うんですよね。。。
別に伝統工芸が嫌いならそれでいいと思うんですよ。
ダサいとか、渋いとかって思うのは自由だし、それは人それぞれ違った感性があるので仕方がないかと。
でも、知らなくて興味を持たずに終わるのはもったいないと思うんですよ。

例えば、自分のこの漆器の名刺入れとかも結構みんなかっこいいって言ってくれたりとかして。
やっぱり手作りの魅力っていうのはずっとあると思ってて、手作りだと一つ一つの模様が違ったりもしているので。ぜひそういったものに触れてもらえたらなと思います。

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以上が匠宅さんとの取材でした。
みなさんの伝統工芸への関心が高まると同時に、匠宅さんの行動力を見て、皆さんの人生へのモチベが上がったらなぁと思います!

今日も読者の皆さん読んでくれてありがとう!

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[More information]
・匠宅さん インスタ→ https://www.instagram.com/takutaku.shokunin/

[About us]
・Intersection インスタ→ https://www.instagram.com/intersection2022/
・Intersection twitter→ https://mobile.twitter.com/interse37511872

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