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旅人の心得・お家編

人に冷たくあたる夢をみて目を覚ました。
それはたしかにわたしの中にある本心のひとつで、でもそういう以前なら見たくなかった自分の裏の一部分のようなものも、わたしはもうぜんぜん平気なのだった。

ひんやりとよい寝覚め。どんちゃんはおっぱいを飲んでそのままふや~とふたたび寝ていったので、今だ今だと起き出した7:00すぎ。
今日からの4日間の旅程の前に、キッチン担当にはやらねばならぬことがたくさんある。

帰ってきたときに、冷蔵庫の中で何かが傷んだり腐ったりしていてはげんなりするので、そういったものを全部加工なり冷凍なりする作業。
その前に、朝ごはん兼旅のおやつにスコーンを焼く。
スコーンみたいに粉の味がよくわかる、素朴なほそほそとした焼き菓子がいちばん好き。

日本でもクロテッドクリームがもっと安く買えるようになりますように!

勢いつけて、なすとささげのカレー、紫蘇のジェノベーゼソース、茄子のオイル漬け、おからのそぼろなどじゃんじゃか作っては冷まして保存。

あいまに、洗濯と、掃除機かけと、荷造りもする。
秋の空の下汗がにじむ。
家に帰ってきたときに何かが嫌なにおいを発していたり、埃が舞っていたりするのはとても残念なきもちになるから、ここは念入りに。
道中は、何かあっても楽しいから、なんでも大丈夫なのだ。

神戸~大阪が妙に混んで、結局夜柏原に着いた。
ここから井内は無理だということになり、急遽一泊させていただくことに。

どんちゃんは、柏原のおじいとおばあに興味津々なんだけど、まだ不安もあるようで笑ってみたりそっとタッチしてみたり、かと思ったら大泣きしたりと、刺激たっぷりの一日となった。
おとうさんおかあさんのどんちゃんを見るまなざしはどこまでも優しい。
ずっと元気でいてください、またすぐに会いに来ます。

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