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そうだ 組合、作ろう。

まずはこちらのYouTubeチャンネルをご覧ください。

JR東海が1993年から実施しているキャンペーンの公式チャンネルである。
誰もが一度は聴いたことあるテーマ曲は『My Favorite Things』。
ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中曲でありながら、我が国においては本家よりも「そうだ 京都、行こう」を思い浮かべる人の方が多いのではないか。
JR東海が30年近く続けている洗脳であり、これこそがまさに電通案件であるのだが、今回書きたいこととは全くもって関係がない。
ただの前置きである。

それにしても新型コロナ感染拡大に伴う混乱が続いている。
終わる気配が全く見えない。
緊急事態宣言の期間とされている5月6日までで本当に終わるのか。
現状を見ていると、それはかなり楽観的な気がする。
楽観的とは言え、自粛ムードが始まって二ヶ月以上、どこもそろそろ限界だ。
私自身も限界だ。
もう一ヶ月これが続くなら終わる。
終わっちゃう。
とは言え人命がかかっていることである。
まずは終息に向け、社会として自粛を徹底しなければいけない。

自粛は続けます。
一日でも早い終息を願いながら自粛は続けます。
続けますが・・・キツイ!!

休業補償??
協力金??
給付金??
特別融資??

早くルールを決めてくれ。
とにかく早くルールを決めてくれ。
情報が遅い上にわかりにくいからみんな混乱するのです。
安倍さんも小池さんも各自治体のトップも、今はともかく「簡単に早く」が必要です。


それではここで一曲お聴きください。

銀杏BOYZで『ナイトライダー』

やんなっちゃうな
しょっぱくなっちゃうな
スーサイドしちゃいそだな
(銀杏BOYZ『ナイトライダー』歌詞より一部引用)


どんなにやんなっちゃっても、しょっぱくなっちゃっても、生きましょうね。
とりあえず生きましょうね。
知らない誰かの命を守るために自粛したのに、自分が死んじゃったら何の意味もないですからね。

そして本題なのですが、タイトルにも書いた通り“組合”を作るべきだと改めて確信した訳です。
日本は各企業毎の組合はあれど、産業毎(業種毎)の組合がほとんどない。
そして地域毎の集まりも弱い。
今もあるにはあるけど、大手だけで活動している形だけのものだったり、資格や認定を与えるものだけになったりしている。
もし仮に東京都の個人店が集まった『東京都飲食店組合』なるものがしっかりと機能していれば東京都も国も対応が違ったはず。
これは他の業種でも同じ。
なぜなら政治家は【ヒトかカネ】が集まるところにすり寄って来るから。
すり寄ってきた政治家は選挙のために支持が欲しい。
支持を得るためにはその人たちの声を聞き政治を動かさないといけない。
それができないと支持がなくなり落選、ただのヒトになってしまいます。
政治家はこれが一番困る。
だからこそ、この混乱期の今も【ヒトかカネ】が集まっているところへの支援を考える。
お魚券とかお肉券とかね。
全ては選挙のためなのです。

だからこそ、これからは全ての産業が各企業毎ではなく、それぞれの産業、業種毎の横の繋がりを作っていかないと、危機が起きる度に置き去りにされる産業が出てくる。
アメリカを見れば、もちろん“組合”も完璧ではない。
完璧ではないけど、個人事業主や中小企業がどれだけ声をあげても限界がある。
事が起きてから署名活動を始めてるのでは遅い。
「組合員全員の声です!」といち早く政治に届けるシステムを作らないと、何か起きた時にまた同じことを繰り返すだけになっちゃいます。

今こそ個人事業主や中小企業は集まって“横の繋がり”の組合を作りましょう。
政治に声を届けるシステムを作りましょう。
私は小規模飲食店としてまずは近くの同業仲間から声をかけていきますが、各産業でこの動きが広がれば必ず政治は変わります。
政治は直接本丸に攻め込まなくても、一番身近な外堀を埋めていけば自然と本丸は崩れます。
今こそ組合作りましょ。

2020-04-16 16.04のイメージ


熱く書いちゃったよ。
それぐらいヒマだったんだ・・・。

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