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クラファン成功の裏技…?!「新しいこと」を始めるときに「過去の人脈」に頼るか否か

ずっと一緒に戦ってきたパートナーと別れることもあるとおもいます。もしくはチームや会社から独立したり

仮にそれが自分が創った世界であったとしても、譲ったり潰れたり潰したり封印したり

要するに「新しいことを始める」「新しいことが始まる」

今日は、そのときに「これまで培った人脈に頼るか否か」っていうお話
※現在、まったく人脈がない!って方が一番参考になるかも

僕はもともとゲームクリエイターなので3か月から半年で開発して、そのチームは解散の繰り返し

ゲームだけではなく(業界関係なく)いろいろなプロジェクトを立ち上げたり、参加したり

つまりは毎回「新しいことを始める」ことばかりだったのです

で、うまくいったり、その前のプロジェクトよりさらスゴいものになったのは、たまたまなのかもしれないですが「前の人脈に頼らなかったとき」だったのです

理由はなんでもいいんですけど、前の人脈が使えないときがあったんですよ

そういうとき、つまりは「前のヒトモノカネ」を使えなかったときの方がドカーンと、前よりもスゴい作品が創れた

なんでだろう…?って考えたんですよ
そしたら、その方が「その作品が本当に価値があるのか」ハッキリするってことなんですよね

前の作品の評価や信頼で「売ってもらった」「売ってあげる」では、その新作の本当のチカラがみえない

なにより、本当に価値があるモノでなくても、なんとかなってしまうってことなんです

その作品が、ちゃんと戦えるように創り切ってない、育ててあげていない、要するに過保護な状態になりがち

例えば「セカウマ=世界一うまい牡蠣を創ろう!プロジェクト」(そういえば、この連載は「セカウマのつくり方」でした)

2014年までに会員数16000人以上の日本オイスター協会や弟子300名超のオイスターマイスターという徒弟制度を創り上げていました

セカウマは同じ牡蠣のプロジェクトなので、そのままの地盤でやればいいですよね

そのときはFacebookアカウントも4000人を超えるトモダチがいました

でもなんとまずはそのFacebookアカウントを封印…アカウント自体を削除してしまったんです

手始めにcampfireさんでクラウドファンディングを立ち上げていたので、その担当さんにはドン引きされました

基本的にまずは「親戚受注」をやたらと斡旋されるので…たしかにそれが成功への大きな第一歩なのもよくわかります…が…って感じでした

さらには、その協会の100万人を超えるメールアドレス(震災時にはそのメーリングリストで3億円集まった)も封印

会員数は16000人なんですけど、それは会費を払ってくれたヒトたちで、そうでないメールだけの人はもっともっといたんです

ここでは割愛しますが…なにより肝心要の300人超の弟子たちは「ほぼ敵」状態🤣

特に生産者に至っては、みんな「殺しに来る」始末

はてさて、そんな状況で創り進めていったのが「セカウマ」です

でも不思議ですね、それまでウダウダしていたいろんな牡蠣のプロジェクトよりも、すべてを捨ててゼロ(マイナス?)から臨んだセカウマの方が圧倒的に上になったんです

まずはそのクラウドファンディングは「500万円を突破」しました。現在ではなく、まだクラファンが詐欺だと言われたり、成功したとしても有名人だけ…とか言われていた時代でした

①その当時よりもズバ抜けた生産者が誕生した
②その当時よりも海を護る活動が具体的
③結局、新しいアカウントのFacebookのトモダチ数も同等
などなど

まぁ、なによりわかりやすいのは、現在一緒になにかしている繋がりはすべて、2015年のセカウマ以降に繋がったって人たちってことなんです

そして、2014年以前の人脈(スジ)や、なにより僕を殺そうと足掻いていた方々も、またひとりまたひとりと向こうから連絡してくるようになる…

①前の人脈(スジ)に頼らず、まったく新しい人脈(スジ)を創ろうとすることで「新作が本当に価値あるものになる」

②前の人脈に頼らない!ってだけ「スジ違いをしない」で済む…それはホントにスゴいヒト…勝てるヒトが味方してくれることに繋がります

③アンチ…前の人脈や揉めた相手が「悪口」を言ったり「邪魔」してくれることが、いまの時代、なんと一番「宣伝」「営業」になる

④勝ってしまえば、前の人脈の方からまた連絡をくれて総どりになる

⑤なによりそれで勝つ方がカッコいい!

などなどあげればキリがないほど「弱気に過去に頼る」よりメリットがある

そして地味に「③」がデカい
敵やアンチの方が、味方より僕やプロジェクトのことを詳しいんですよ

殺そうとしたら調べ尽くすしかないってことです

それに人類は総じて「良い話」より「悪い話」「不幸な話」や「ゴシップ」の方が好きなもんなのです

「環境をよくしましょう!」とか演説してても立ち止まらいですけど「ケンカ」してたら立ち止まってみちゃいますよね?

だからって前の人脈とケンカ別れしろ!とはいってないですけど

アンチの方が多ければ多いほどに新作を誰より話題にしてくれます

マジで過去の師匠やパートナーが間違ってる!おかしい!ってなら、それ以上の作品を、まったく違う人脈で創り上げることが、なによりの相手が間違ってた証明ぢゃないですかね

とはいえ、不安ですよね…怖いですよね…もったいないとか思いますよね…過去の栄光をすべて捨てるのって…そういうときに断捨離するにはどうしたらいいのか…「ダンシャリズム」としてまたカキますね

というわけでまた牡蠣の人オンラインラボでお逢いしませう!セカウマックス!


こちらの記事は2021年9月14日にこちらのセカウマックス倶楽部の特典のひとつである「あの牡蠣の人のオンラインラボ」にて投稿されたものです。ほぼ毎日リアルタイムでその実験や研究の成果を投稿しております。またこちらの貝費は【海護る月額募金】として活用されております。こういった一連の活動を応援いただけたらうれしいです☟


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