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自己像を積み上げる🧱

~はじめに~

皆さん、今回は少し真面目で少し暗いテーマなので、
読む人にとってみたら少し読みづらいかもしれない。

けど、私の経験を共有することで、過去の私と同じような
悩みに苦しむ人の未来が少しでも明るくなったらと思って
お話させていただきます。

どうしたら自信ってつくだろう

本屋さんに行くと皆さんの悩みが飛び込んでくる気がする。

病気のこと、仕事のこと、職場の人間関係だったり恋愛のことだったり、はたまたお金のことだったり。
悩みに尽きません。疲れてしまいますね。

「人間生きてれば誰だって悩んだりするよ」「なんとかなるよ、大丈夫」

人の善意から発せられた本来、暖かいはずのこんな言葉達が
何故か冷たく感じられたり。

「誰からも理解されるはずなんてない」

人の温かいはずの言葉とは裏腹に、心の内で、
こんな冷たい言葉を自分自身がつぶやいてしまったりして。

「自信は日々の積み重ねでしかつくものじゃないよ」

よく耳にする言葉
けど、自信がないとそもそも、適切にゴールを設定できなかったり、
思考出来なかったり、動けない。

まずは私のお話

考えること動くことが苦しい・つらい、体力気力が湧かない

かつて私は、病院にこそ行きませんでしたが、
抑うつとした気分に苛まれ、寝ても2時間で起き、食事も喉を通らず、
3ヶ月で10キロほど体重が減少し、
家の中に籠城し続けていました。

あってはならない考えに
苛まれることもありましたが、
その考えのための勇気も気力も湧かず、
じっとしている、
そんな日々を送っていました。

きっかけは、人生初めて実った恋愛で失恋を経験したことです。
今となっては「どうしてそんなことで」と心の隅ではそんな声が聞こえます。

ですが、初めてのことで、彼女との関係以外の交友関係を
全て排除してしまったりと、彼女に依存しきってしまって、
自分自身を保つことができていませんでした。

そんな彼女に振られてしまったので、
自分の土台が崩れ落ちて、自分のアイデンティティすらよく分からなくなりました。
それが上に書いたような状態の原因でした。

どうしたら這い上がれる?

物をなくしてしまったとき、
なくしてしまった物を探すことで頭がいっぱいになってしまうように、

失恋した後も多くの人が自分がなくしてしまった大切だった人のことを
考えたくないのに考えてしまうと思います。

「今あなたは何を大切にしていますか?」

上に書いたときの自分はこの問いに全く応えることができませんでした。
大切だったものはあるけれど、今大切なものなんてないと。

実際は視えていない、感じることができていないだけで大切なものは存在するはずなんです。

昔仲良かった人にはどんな人がいただろう?
昔どんなことが得意でどんなことで褒めてもらったことがあるだろう?
何に夢中になっていただろう?
昔どんな人に年賀状を書いていただろうか?
どんな映画、音楽、小説、エッセー等に触れて自分はどんなように感じてどう考えていたのだろう?
今全く連絡をとることができる人はいないのだろうか?
自分の心の内を話すことはむずかしくても、話した場合に話を聞いてくれない人ばかりなのだろうか?
今どんな仕事をしているのか。
どんな得意なことがあるのか。
その仕事や得意なことは周囲の人の心をどのように動かすことができうる仕事なのか。

自分以外で満たしていた考えだったり趣味だったり、自分自身のアイデンティティを一つずつ、どんなことからでもいいので、
一個ずつ、自分自身がどんな人なのか、
亡くしてしまったものではなくて、今あること、これまでの経験を
しっかり頭の中で焼き固めて、
レンガみたいに確認しながら積み重ねていきましょう。

焼き固める上で、私は、
「お墓参り」に行って、誰にも話すことのできないようなことを
お墓に向かって心の中で相談するようにしてみたことがあります。

端から見たら完全に不審者かもしれませんけど、
お墓に入っているのは自分の祖父や曾祖母、曾祖父で、
きっと自分を応援してくれる気がしたからです。

「あなた方の紡いできた血脈を絶やさず、
これから先も発展させるために私はどうしたらいいのでしょう?」

自分自身をきちんと形作るには?

言葉にすると物事の輪郭がはっきりします

私は、コンビニで新しく1冊のノートを購入しました。
頭の中がバケツ絵の具のように混濁して何もみえない状態になっていたので、
自分の頭の中の声をそのまま紙に書き出してあげる作業をしていきました。

時間がかかってもいい。
できたら書き心地の良いペンがいいかもしれません。
書くことが楽しく感じてくるので。

そうすると少しずつ、頭の中の考えがはっきりしてくることがあります。
でも一つ注意点があります。

人間は不安や恐怖、トラウマの記憶が脳に残りやすいらしいが?

皆さん、昔あった嫌なことと楽しかったこと、どちらが頭に記憶として残っていますか?

一般論としてなのですが、危険だったこと、不安に思ったこと、不快だったことの方が、人間が生存するにあたって、重要な情報となるため記憶に残りやすいということが言われているようです。
なので、-なことを沢山かいてしまうと、帰って気持ちが滅入ってしまうので、-なことがあったとしても、-な評価は書かずに純粋な事実だけを書き出すことにしていました。

「+(プラス)」の記憶を定着させるには?

一方で+なことはなかなか頭に定着しませんし、
無意識に結構すごいことをしていても、いやいや、そんなにすごくないからって自分自身で否定してしまっていることが多々あります。

そこで、私は、+な事実を書き出した後に少しオーバーでもいいので、
その事実がいかに+なのか、しっかり評価を書いてそのときの感情の高ぶりをしっかりメモに残すようにしました。

聞いた話によれば、人間は感情昂ぶったエピソードも記憶に残りやすいようなので、それを逆手に取れないかと思ったからです。

誰にも見せることはできませんけど、
自分がどんな人間だったか、一つずつ、
過去にあった事実を積み重ね、+な評価や過去のエピソード、
そのときの心情等をしっかり書き留めて、
自分自身のイメージをできる限り+に形作る作業をしていました。

自分の長所の発見と展開

長所を自分で発見することは難しい、、

皆さんは、自分の長所を聞かれてすぐに答えられますか?

元々自信のある人は、簡単に答えられるかもしれません。
ですけど、きっとこの記事を読んでくださっている皆さんは、
答えることが難しいと感じることも多いのではないかと思っています。

他者を褒めることが自分の長所の発見と成長に繋がるお話

人の良いところに気付いてその方に伝えてあげると
嫌な顔されることよりも、嬉しいと感じて貰えることがきっと
多いと思います。

最初は下心があるように思われてしまうこともあるかもしれませんけど、
普段からいろんな人を褒めまくっているうちに、
あまり下心があるとは思われなくなりますし、
人の良いところを見つけることができた自分も
相手も良い気分になることができます。

そして、自分が見つけた人の良いところというのは、
自分が普段から意識していることの裏返しだったりもするので、
どんなところを良いと自分は感じたのかを見つめ直してみると、
自分の長所だったり、自分が成長したいと思っている方向性が
明らかになるかもしれません。

自分の長所を使って他者にどのように+な影響を与えられるかを構想する

人を褒めたり、自分がノートに書き出したエピソード等からどんな長所が自分にはありましたでしょうか。

その長所を存分に発揮しつくすと、周りにどんな+な影響を与えることができるでしょうか。

このことも紙に書いていきましょう。
最初は抽象的な長所から、具体例を沢山かいている内に、
具体的なイメージとやりたいこと、生きがいにできそうなことも
思い出すことができるように成ってくるはずです。

長所を発揮するにはおそらく「工夫」が必要(考える体力があったらで良いです)

長所を具体的にどのように発揮すればよいのか、書き出すことができたとして、それを行動に出すためには更なるハードルがあると思います。

時間、体力気力、お金等など、、。
考える体力があるときでもいいので、
やることを具体的にしてみてみましょう。

きっと具体的に絞ったとき、どこからともなく、
心に力がみなぎって、きっとポジティブに気力がわいて、
行動することがしやすくなるかもしれません。

最後に

上に沢山かかせていただきましたし、
少し気力が必要なことも沢山あります。
なので、決して無理はして欲しくないのですが、
これらの作業は一人で行わなくても、
心を許すことができる人がいるならば(家族でもいいとおもいます)
その方と話しながらメモを書き進めて見て欲しいです。

貴方の将来が少しでも明るくなっていくことができたら幸いです。

皆さんのお話をコメントとかで知ることができたらとても嬉しいです。

長文駄文、お読みいただき本当にありがとうございます(*'-'*)



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