【251】子兎巳亥

物事ははっきりと発言したい。
しかし滑舌という問題が
伴うため
俗に言う噛んだりすると
相手に伝わらなかったりする。

学生時代に
とても滑舌に悪い先生が存在した。
授業などでも
聞き取りづらく
個性的と言えば
そうなってしまう
かわいそうな方であったが
その先生の口癖がまさかの
「お前耳悪いな!」
であった。

精密検査で
自分の聴力を
調べたことがなく
リズム的な安易な
聴力検査しか
したことがないため
実際に自身の耳が
悪かったら申し訳ないが
おそらくそこまで
耳が悪くないと自負しているため
その口癖を
聞く度に
理不尽な思いをしたことは
忘れられない思い出だ。

物事はハッキリと
伝えなさいという
師からのメッセージ
だったのかもしれない。

そんなハッキリと
しなければいけない
現世において
干支というジャンルは
ハッキリしていない。

それが本テーマである
子兎巳亥だ。

ねずみ=ね
うさぎ=う
へび=み
いのしし=い

となるのだが
私は唱えたい。

「2、3文字ぐらい
省略せずにハッキリ言えば?」

十二支において
この4匹だけ
十二支を順番に言おう的なやつで
省略的な扱いを受けている。

こんな差別が
常態化されてよいのだろうか?

覚える上で
結局省略化されているため
今から十二支を
覚えるような幼児は
この謎の2、3文字の
省略によって
省略前の名前も
覚えることになり
非常に二度手間だ。

また、巳においては
もはや原型がなくなった
音読みバージョンで
お送りされている。

このような不手際を
そのまま放置している
十二支関係者の方々は
早急にこの問題に
着手していただきたい。

子兎巳亥について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。

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