【320】電話番号

誰からも来ない。
連絡が誰からも来ない。
私の学生時代は
今でいうガラケー全盛期だったが
高校の頃
チキンレースとして
携帯電話使用不可の
学校にてマナーモードを
解除して1日過ごすという
陰の人間たちが行う
イベントが存在した。

6限という
科目が行われる間
当時はメールの
着信音に怯えながら
1日を過ごしてきた。

しかしながら
陰の人間たちで
行っている
チキンレースのため
このエピソードにおいて
誰も着信音が鳴らず
トークとして
全くとして成立しなかった
末路となってしまったのが
今では消したい過去の1つである。

そんな中
たまたまマナーモード忘れで
着信音が鳴ってしまった
陽の当たる人間には
携帯が没収される瞬間
かわいそうという感情よりも
羨ましいという
感情が勝ったことが
今でも鮮明に覚えている。

そんな携帯電話を
所持している人が
100%といっても
過言でもない昨今きて
一台の携帯電話には
必ず電話番号というのが存在する

主に携帯電話ならば
「090」から始まるものなのだが
この「090」に対して
違和感を持つのは
私だけなのだろうか?

その違和感とは

なんの因果で「090」なの?
ということだ。

3桁という
設定を守るならば
数字界の初期である
「000」でも良いわけなのに
なぜ「090」という
世界観を展開してきたのだろうか?

気になったため
色々調べてみると
国際電話は「010」
IP電話という謎のものは「050」
始まりということが分かった。

だが
それならば
「000」と入力が
安易なものを採用れば
よかったのではないだろうか?

わざわざ
コマンド入力のように
「090」と自然体で
やっているが
そもそも
「000」ならばそんな
無駄な労力を使わなくて済む。

電話番号という
欠かせない媒体において
根底から変えていかなければ
電話番号の未来は乏しい世界になると
私は思う。

電話番号について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしいや。

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