【239】自動体外式除細動器

この世は訳の分からないもので
溢れかえっている。
安楽死という言葉があるが
実際に死んだ人間に
アンケートをとったわけではないので
本当に安楽死だったのかは
分からないものである。

そんな訳の分からない死亡を
しないためにも
急な発作などに対応できるために
生み出され
様々な場所に点在している
ものといえば
「自動体外式除細動器」である。

なんだその
訳の分からないものは!
と思った方も
多いことだろう。

この「自動体外式除細動器」は
いわゆる「AED」である。

AEDを
模擬で使った方も
いるかもしれないが
AEDは
急に倒れた人などに
用いる救急箱すごい版のようなものだ。

最近では
各所に点在し
AEDを知らない人は
いないと言ってもよいだろう。

そんなAEDの設置場所には
AEDここにあるよー!
とお知らせしてくれている
看板が掲示されている。

その看板には
大きい文字で
AEDと表記されており
とても分かりやすいものと
なっている。

しかし!
その表記の下に
本テーマである
謎の文字が羅列されているのだ。

それが
「自動体外式除細動器」
という言葉だ。

この言葉に対して私は意を唱えたい。

いらんやろ。

AEDが普及している今
わざわざAEDの
日本語バージョンを
掲示する理由など
ないだろう。

それなのに
「自動体外式除細動器」と
書かれても
逆にそれは何?
と言ってもおかしくはない。

つまりこの言葉に関しては
Hello「こんにちは」
のように
子供でも分かるものに対して
無駄な説明書を
添えているようなものだ。

AEDという
メジャーなものに
「自動体外式除細動器」という
私賢いでしょ!
と自慢気に日本語訳を
載せることは
イライラの元なので
そのスペースを
使うぐらいなら
AEDの表記を
もっと大きくしてほしい。

自動体外式除細動器について
正当化し
論破できる方は
かかってきてほしい。

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