昨日あたり友人とラスアス２をクリアしたのであーだこーだを言い合ってた

良い所もあり悪い所もあったのでまとめておく

アビー編について

最初はエリーの誕生日編とか短編みたいにすぐ終わると思っていた。しかし違った。シアトル１日目とかドラッグとかサバイバルマニュアルなどのアビーを成長させるチュートリアルが出てきた瞬間に

あ、これ長いぞ？

と身構えてしまったと同時にすべての展開がだいたい予想できてしまった点。

アビー編の直前でエリーの基地（劇場）にアビーが侵入してトミーを殺そうとしてたシーンでおわる。ということはあそこまでアビーを操作しないといけないという事が一気にやる気をなくなせた。

さらにプレイヤー側はアビーは復讐の対象者であり筋肉ムキムキのゴリラ女ぐらいの認識でしかない。ゴリラ女操作したくない。

さらに双方の視点を書く物語の手法をラスアス２がとったという所も微妙。ストーリーが絶賛されてた作品においてそんなベタな事する？という印象。操作したくないキャラを操作しないといけないという相性が最悪だった。

ジョエルは殺すな

殺しても良いけども、衝撃を与えたかったのかもしれないがジョエルとエリーを中心とした物語はいくらでも書けたと思う。親子じゃないけど親子みたいになっていった感じはエモの極み。拙者そういうのスコスコ侍。２の序盤の町でジョエルがエリーにギターを教えるというシーン。不器用な親父がなんとか娘の機嫌を直してもらう感じいい。その後のジョエルの家で楽譜が置いてあって練習した痕跡があるのも良い。

しかしながらこんな平和な時間は続かないのはプレイヤーも分かっていた。

復讐の物語となんども煽っていたのでまぁジョエル死ぬんだろうなぐらいには思っていた。ジョエルを代償にして変わりにアビーが出てきても全然補えなかったどころかマイナスだった。

エリーがブレてる

作中に相手を殺した事による罪悪みたいなシーンがあった。あたし拷問しちゃったよおおお！感触が消えなくて手プルプルみたいな。あと妊婦殺しちゃったおお！みたいな。いや散々殺してきて今更なにを言っているという矛盾がすごい。ジョエルであれば目的の為ならばすべてを殺すは分かる。

ゲームの進行上も不殺という選択はなく殺すしかない。だからシステムともマッチしてる。しかしプレイヤーは感染者だけでなく何度も人間達を殺してきてるので今更感が凄かった。もしかしてプレイ中で殺してた相手は殺した数に入っていなかったのか？

とて、青い麻酔武器なんか出してみろ。首絞めや格闘で気絶という概念を出してしまったら完全にメタルギアソリッドじゃねーか！とか何度言われてた事か。

最後らへんの罠で吊るされたあとに煽った敵をクリッカーに食べさせ尋問して殺すあたりとか価値観どうなってんだ。悪い事してる感じのオッサンは殺していいのか。すさんでるからどうでも良くなってるのか。

大麻レズエッチ

もう初っ端からディーナとカッポーになってるから置いてけぼり感がすごい。そこに至るまでのストーリーとかあれば良かったんだけど街に来て結構な年数が立った設定なのですっ飛ばされてる。前作のDLCでそういうシーンはあったけどDLCの物であってそれが重要ならラスアス１の本作に入れておけとは思う。DLCみんながプレイした前提でやってるもんだから認識の乖離がすごかった。

主要キャラの突然死

ワニなのか？そういう死の儚さとか実際なくて人はすぐ死ぬ。仲間でもすぐ死ぬ。という事を伝えたかったのか。なにか今作は登場人物が多いのにも関わらずバンバンしんでいく。キャラの殺し方が下手というかもうちょっと花を持たせて処理をしてほしい。

突然の人種のぶっこみアピール

ポリコレだのなんだの言われてたけどノイズでしかなかった。中華街！とかデカデカと看板が出てきたた後にスカーのすごい中国人顔の人が出てきてさすがに笑った。そんな無理にいれなくてもとは思った。

あとは個人的に良い所かいてこ！

馬乗って廃墟探索

あそこの探索で一番楽しかった。お？今作は探索してもしなくても良いみたいなそういう雰囲気なのか？と可能性を示してくれる所だった。サブクエじゃないけど地図にも記しが増えていって能動的に探索をしたくなる感じで楽しかった。ああいうビル群の廃墟の感じとか現実ではお目にかかれないので好き。ニーアとかアイアムレジェンドとかも好きだった。

でもデカいフィールドの探索はあそこが最初で最後だったので残念。やっぱり無理だ！ってなってやめたのかな。

戦闘の幅が広がってた

１は割と隠れてハサミ爆弾つくったりハサミでクリッカーの攻撃防いだりとかハサミ祭りで隠れて移動する事が多かったが。回避と近接戦闘という概念が出てきたお陰てガンガン攻めれたのが良かった。ただ資材があまりガチで制作物多いけど全部を上手く使うみたいな事が無かった。火炎瓶投げておけばええやろ的な。最終的なプレイスタイルは出口まで走って行ってそのまま逃げ切ってた。

場所によってはそのまま逃げれたし出口のドアを開けるのに５秒以上かかる場所はしっかり敵を駆逐しないといけないようになっていた。

アビー編単体でみれば悪くない

アビー自体はプレイの流れで復讐の対象であったが、アビーは仲間思いでエリーに比べると好感を持てる行動が多かった。犬のアリスかわいがる。マニーが飯割り込んだりしたら怒ったり恥ずかしがったり、敵助けたり介護したり最終的にオネショタ展開ありがとうございます。敵助けにいく流れは本当に分け分からなかったけども。大事な作戦の直前で限られてた時間の中でバックレた仲間を引き戻すんじゃなかったのか。

兄弟が首つってる悪夢でそこまでやる事なのか。

「本当なにやってるんだろ私。どうかしてる。」とか言いながら助けに行っちゃうアビゲイル。不倫セックスはよくない。

文明崩壊後の生活

最初の町やアビーたちが住んでたスポーツスタジオ的な所が生活できるように家畜を飼ったり家や洗濯などの生活感が出てるのが良かった。グラフィックが素晴らしいのは言うまでもなくかなり細かく作らているのでカメラぐるぐる回しながら見てた。それなのにイベント用の通過するぐらいのフィールドで贅沢な作り方をしてるなと感じた。普通のゲームだったらクエスト発生させて１，２時間ぐらいは時間を潰させてたはず。

以上！書きたい事だいたい書いたのでサヨナラ！