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本格的にコーチングを学び仕事で活かす学習日記。「フィードバック」 ~VOL.18~

こんにちは!

今回VOL.18では「フィードバック」について触れていこうと思います。


某IT企業にて、事業推進責任者&カスタマーサクセス責任者をしています。日々当たり前のように多くの人と接していく中で「コーチング」の手法はとても役にたっています。生涯学習していきたいと思うほどの領域だと感じているので、学習したことをブログとして記録しています。

コーチングをなぜ学ぼうと思ったのかは、VOL.1「想い」に記載していますので、もし良ければ是非ご覧ください。
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フィードバックとは

コーチングにおいてのフィードバックとは「クライアントが目標に向かう過程で、コーチが気づいたことを伝える」です。要するに、フィードバックされたことにより、クライアントが気づきを得て、新たな行動にうつっていくことが良いフィードバックと言えます。

皆さんもビジネスの現場では、当たり前のように上司が部下に対してフィードバックをしている方が多いでしょう。相手の行動に対して改善点を伝えて、軌道修正を促す。要するに、フィードバックを通じて部下の成長を立て直し促進させることが狙いです。

コーチングおいては「対等であること」が重要なので、上司部下の関係と少し違いますが「気づきから新しい行動へ」という部分は共通と言えます。

フィードバック方法

ベターなフィードバック方法を2点ご紹介します。ひとつめは「客観的な事実を伝える」ことです。例えば以下です。

・〇〇の話をした時に表情が明るくなりましたね。
・〇〇というワードを3回ほど繰り返し発言していましたね。など

ふたつめは「主観的な事実を伝える」ことです。例えば以下です。

・〇〇の話を聞いて、素晴らしい行動だと感じました。
・〇〇の話をされている時、苦しそうに聞こえてきました。など

要するに、コーチは常にニュートラルでいることが求められているからこそ、客観的にも主観的にも物事を伝えることができます。

印象に残ったフィードバック

営業として日々奮闘していた20代半ば頃、先輩に営業同行をしてもらった際、商談終わりの帰り道に先輩から言われたエピソードです。

「加藤は、しっかりと相手の話を聞いて、幾多にあるサービスメリットから、相手の困っていることを解決するメリットを的確に選び紹介している。これはすごく重要なことで素晴らしい。ただひとつ気になったことは、話が切れない。読点「、」が多い。話をもっと端的に「。」を意識すると相手はより聞きやすく、理解しやすいと思うが、加藤はどう思う?」

今思い返すと、客観的な事実のフィードバックをしてくれています。かつ、先輩社員の考えを押し付けるのではなくて、私がそれを聞いてどう思うかを確認する対話に繋げている。まさにコーチング手法を使ったフィードバックだなと改めて感じました。

フィードバックのメリット

メリットはいくつかありますが、上記エピソードの流れから2点に絞り記載します。

①自分の状態について理解できる
②関係性が深まる

私が先輩社員に言われたことにより、①に該当する、自分では気づけなかった話の癖を知ることができました。また、それを自身でも今後は意識して改善していきたいと腑に落ちているからこそ、先輩社員との関係性もより深まりました。まさに②に該当することです。

フィードバックをする時に大事なのは「鏡になること」です。相手の言動や行動が自分という鏡にどのように映ったのかを、率直に相手に伝えること。決して相手を評価したり、操作したりすることではありません。

以上。「フィードバック」でした。

さて、息子はなにをしているでしょう?
ちょっとした水たまりがある場所に「おたまじゃくし」が多数いて、テンション爆上がりで手ですくっている時の1枚です。
ここに30分はいたかもしれない。それほど好きなことに我を忘れるくらい集中できる息子に対して感心しているパパでした。

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